北京・冬の街角

2008/02 - 2008/02

仕事の合間に、中国に駐在している友人と北京で落ち合って会うことになった。
冬のシーズンオフの北京。
ベストシーズンではないが、寒さも楽しんでしまおうと思いつつ初めての中国へ旅立った。

中国旅行の前に、胡同の理髪師という映画の試写会に行った。
開発に伴い急激に壊されていく下町胡同（フートン）。
映画の影響もあり、今回はその胡同にある小さいが趣味のいいホテルに滞在しつつ、胡同を散策した。
オリンピックが近くなるにつれ、様子が変わっていくことは容易に想像がつく。
胡同も保護されて観光スポットとなったところと、そうでないところがあった。
観光ポイントは他の方が紹介してくれているので、
ここでは胡同の街角で垣間見た風景をのせることにしよう。

エリア 北京(中国)

巨人学校とはどんな意味なのか。
これを見て笑うのは多分日本人だけ。
警察署付近に貼られていた。

おじさんの一人は自転車修理業をここで営んでいるようで、壊れた自転車を運ぶお客が頻繁に来ていた。

これだけのビール、きっと重いだろうな。

今回滞在した侶松園賓館。
胡同の中にあり、タクシーでなければアクセスはよくな
い。
胡同を散策するには最適。

内装はシノワ調というか、非常に小洒落ている。
四合院建築を模しているとのことで、建物も備品も趣味がいい。
何より清潔であり英語が通じるので快適だった。

ここのホテルの電話は見た限り全てこの形をしていた。

この門の中に、小さな家が無数に？ひしめいている。

猫はどこにいてもかわいい。

門の上部にある杭のようなものの数で、その家の階級がわかるそう。二つは庶民で、数が増えるごとに階級が上がっていくとのこと。

春節が終わった頃の旅行ということで、いたるところにこんな飾りが。
ねずみ年だからか、ミッキーマウスっぽいデザインがたくさん見られた。

あるお店の窓越しに見つけたレトロなお人形。
どれくらいここに置かれ、これからどれだけの間、ここにいるのだろう。

石炭がたくさん。

これは大通り沿いにあったラーメン屋。
浦安という微妙な地名に驚く。

揚げパンのようなものを売っていた。
北京では最近物価が上がって、値上げをしたそうだ。

鐘楼から見る北京の街並み。
手前が胡同。その奥には新しく開発された、高層ビル群が見える。

胡同の中でも、この一角には小さいがお洒落なお店が並び、多くの観光客が歩いていた。

鐘楼の中にて。一定時間ごとに太鼓を叩くのが見える。

中央の人は最後に一瞬だけ叩く。

胡同散策を終え、夕飯を食べるために大通りをウロウロ。
定番北京ダックを食べることにした。
ここはチェーン店らしいが、観光向けでなく、中国人にも評判がいいお店と聞いた。

夕方早い時間に行ったためか、店内では夕礼？中であった。

個人的にはこの人が誰なのかが気になった。

こうして目の前で丁寧に切り分けてくれる。
やっぱり定番。美味しかったですよ。

この旅行記へのコメント （2）

• SUR SHANGHAIさん 2008/06/24 07:07:53

  お久しぶりです。

  春前の北京にお越しになったんですね。(*^。^*)
  
  北京もどんどん様変わりして、もうじきオリンピック開幕。
  市内にはまだこんな町角も残っているのを見ると、そのギャップに驚かされますねえ。
  タイム・トリップしているような気分になります。
  

  Celestial-travelerさん からの返信 2008/08/13 22:29:44

  RE: お久しぶりです。

  お久しぶりです。
  返信が遅くなり申し訳ありません。しばらくログインしてませんでした。
  
  胡同も、観光地化されているところは小さくてお洒落なお店がありましたが、昔ながらの裏路地は本当に静かでした。これから、もし観光地としてしかあのエリアが残れないのであれば、寂しい話です。
  またいつか北京に行ったときに、また静かに胡同を散策ができたら嬉しいですね。