2004/10/23 - 2004/10/24
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morino296さん
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JR高山線全通70周年記念で開催された「秋の高山祭屋台特別曳き揃え」を見に行きました。
直前の台風23号で大きな被害を受けたため、開催が危ぶまれましたが、何とか決行されました。
高山祭は、春の山王祭(4月14、15日:屋台12台)と
秋の八幡祭(10月9、10日:屋台11台)の総称で、日本三大美祭・山車祭(京都祇園祭、高山祭、秩父夜祭)の一つとして知られています。
解説によれば、高山祭の屋台は動く陽明門といわれ、荘厳で華麗、絢爛で豪華、伝統美と工芸美が一如になったもので、記録では享保3年(1718)に遡り、江戸の天下祭と云われた赤坂山王、神田明神祭を模したものだそうです。
江戸では享保6年に屋台が禁止されましたが、高山では笠鉾、山車が消えて屋台のみが残ったそうです。
その後、上方からカラクリ人形を移入し、江戸形の単層から重層となり、文政紀(1804〜30)に高山独特の屋台となったとのこと。
このように高山祭の屋台が美しいのは、高山の町衆の経済力と飛騨の匠の技が相まってできたものと云われます。
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高山は、小京都ともいわれますが、大名の金森長近(1524〜1608)が、宮川を京の賀茂川に、錦山を京の東山になぞらえて街を整備したのだそうです。
市内の中心を流れる宮川に掛かる中橋。
水位は下がったものの、まだ濁流でした。 -
今回は桜山八幡宮の秋祭の屋台が曳き揃えされました。
布袋台(ほていたい)のからくり実演が、
23日(土)11時、13時、15時の3回、場所:下一之町通り
24日(日)11時、13時の2回、場所:櫻山八幡宮境内
で行われました。 -
まず、13時のからくり実演を見物。
始まる前に、英語と日本語で解説があり、「9人がかりで操るもので高度な技術が必要なため上手くいっても、いかなくても大きな拍手をお願いします」とのことでした。
途中で上手く動かず、黒子が登場する場面もありました。 -
からくり実演を見学後(13時半過ぎに)、昼食の店を探したのですが、ランチの時間を過ぎたこともあり
観光客向けの店で頂くことになりました。
寿々やの朴葉味噌ステーキ定食、少し味噌がからいかも。 -
金鳳台(きんぽうたい):下一之町中組
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鳩峯車(きゅうほうしゃ):下二之町上組
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仙人台(せんにんたい):下三之町上組
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神馬台(しんまたい):下二之町中組
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大八台(だいはちたい):下一之町下組
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行神台(ぎょうじんたい):下三之町中組
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鳳凰台(ほおおうたい):大新町一・二・三丁目
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高山では、屋台を回転させるために5つ目の車輪「戻し車」を使います。
梃子で屋台を浮かせて「戻し車」を出します。
各地で山車の回し方は、それぞれ違いますが、さすがに飛騨の匠の技。
(佐原は力ずく、川越ではジャッキアップ、京都では割った竹を敷いて回転させます。) -
「戻し車」で後輪が浮くので、容易に回転できます。
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18時から20時30分まで、夜の屋台曳き廻しが行われました。
下二之町から安川通りに出て一時駐台、その後下一之町を通り引き別れました。
提灯が点り雰囲気は最高でした。
この時、新潟中越地震が起きていました。
偶然、隣にいた人が小千谷出身で携帯電話で実家の被害状況を確認されており、大地震を知りましたが、これほど大きな被害とは思いませんでした。 -
神馬台(しんまたい)
提灯が飾り付けられ、昼とはまったく違った屋台に見えます。 -
金鳳台(きんぽうたい)
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行神台(ぎょうじんたい)
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仙人台(せんにんたい)
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今回の宿泊は、ペンション飛騨の森
(高山駅からタクシーで約10分)
26年経つそうですがとても綺麗でした。
ペンションの吹き抜けのラウンジでは、夜は寒くなるので、薪ストーブに火が入っていました。
ペンションオーナーの話では、中国からの椎茸が増えて椎茸栽培が減り、椎の材木が手に入りやすくなったとのこと。薪割りも自分でやるそうです。 -
24日9時にチェックアウト。
ペンションオーナーに高山駅まで車で送ってもらい、まず、高山陣屋の朝市へ。 -
朝採れの大きな松茸は100g3千円。
覗き込む客は多いのですがなかなか売れません。
この後は、市内散策の続き。 -
原田酒造場の酒林(杉玉)と絵馬
「古い町並み」で有名な上三之町にある蔵元、清酒「山車」を造っています。
創業は江戸時代末期の安政2年で、約400年の歴史があります。
酒林を掲げる風習の起源は、定かではないのですが、
2説あるそうです。
1つは、酒神を祀る奈良県三輪山麓の大神神社の御神体が杉の木だったことに起因。造り酒屋が、神社の杉の葉や枝をいただいて酒林を作り、神様が宿るものとして、よい酒ができるように祈った説。
もう1つは、搾りの段階で、もろみを入れた袋が破れた時の応急処置に、杉の葉で穴をふさいだことから、酒造りの最終工程「搾り」が終わったことを、広く知らせるために酒林を掲げたという説だそうです。 -
11時に桜山八幡宮で行われた布袋台のからくり実演を見物。
今回は失敗もなく、見事な操りでした。(大拍手〜) -
布袋台のからくりは、唐子と呼ばれる2つの人形が、
5つのブランコをわたり、布袋の肩に飛び移る離れ業です。糸で操る唐子がどうして飛び移れるのか不思議ですね。
現在、演技をするのは、春祭の三番叟、龍神台、石橋台の3台と計4台だけです。他の屋台は、人形が残っていても休演しています。 -
宮川の鍛冶橋の欄干に建つ銅像、「手長」と「足長」
伝説によると高い木の実や魚を採るために手や足が長くなった山海の神とのこと。 -
こちらは「足長」
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飛騨国分寺 本堂
高山市内の中心部にあり、室町時代建立の本堂と江戸時代の塔があります。 -
飛騨国分寺 樹齢1200年の大銀杏と三重塔
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軒先に下がる干し柿(高山市郷土館にて)
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高山市内の散策も終わり、帰りの電車までの時間調整もあり、偶然見つけた銭湯「梅乃湯」で一風呂浴びました。
風呂上りに牛乳を飲み、番台のおばあちゃんと暫しの語らいを楽しみました。
高山17:42発のひだ18号に乗車、名古屋20:24発の新幹線に乗換、新横浜21:46着。
台風の被害が相次ぎ、新潟県中越地震が発生、やはり地球が変ですね(?)
この年の夏の暑さは、関東大震災が発生した年と同じだったと聞きましたが、本当に大地震が起きてしまいました。
また、春と秋の祭りにも訪れたいものです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- トラッキー☆さん 2009/06/19 22:15:50
- からくり
- morino296さん、こんばんは☆
高山祭というのは聞いたことがあるのですが、これほど豪華だとは知りませんでした。
教えてくれて、ありがとうございました♪
からくり人形も、どんな動きをするのか実物を見てみたいものです。。
夜のライトアップもキレイですね!!
トラッキー☆
- morino296さん からの返信 2009/06/19 22:46:45
- RE: からくり
- トラッキー☆さん
こんばんは!
高山祭、ご覧いただき有難うございます。
春と秋と別の山車ですが、どちらも素晴らしいので両方見たくなりますよ。
機会がありましたら、是非からくり人形の実物をご覧になってください。
お薦めします!
morino296
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- ralphinさん 2008/02/16 23:20:49
- 高山祭!
- こんばんは。
ついにアップされたのですね、高山祭。
やっぱ山車も大きいし、装飾も凝っていますよね。
これは絶対見に行きたい!
最近も旦那と高山行きたいよね、と話していたところです。
あの古い町並みも好きだし、食事も美味しいし、朝市大好き!
また行く日を夢見るralphinでした。
- morino296さん からの返信 2008/02/16 23:46:12
- RE: 高山祭!
- ralphinさん
いつも有難うございます。
蔵出しの旅行記で済みません。
きょうは、出掛けなかったので、古い旅行記を沢山UPしちゃいました。
(まだまだ、ストックがあるのですが)
高山は何度か行きましたが、春のお祭りは絶対お薦めです。
今年は桜の開花も遅くなるのではないかと思いますが、
高山祭りのころに咲き始めるのではないでしょうか。
町並みも良いですし、是非、お出掛けください。
morino296
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