2008/01/31 - 2008/01/31
294位(同エリア433件中)
まみさん
自然の造型と人造物。
どちらに白旗を掲げましょうか。
花の少ないこの時期に、葛西臨海公園でスイセンまつりをやっていると聞いて飛びつきました。
最寄の駅から1分で、スイセンがあるところは入口に近い───というアクセスの良さも拍車をかけました。
そしてまず目を奪われたのは、大観覧車の方でした。
もともと大観覧車は、スイセンと一緒に撮りたいと思ってはいました。
けれど、観覧車だけで思った以上にたくさんシャッターを切ってしまいました。
スイセンは、背が低く1つ1つの花が小さいので、ぱっと見たところ、スイセン畑は葉の緑と土色が目立ちました。
44,000の球根と約15万本の花があってもこんなもの?───とはじめは拍子抜けしました。
芝桜のようなグラウンドフラワーではないので、ぎっしりというわけにはいかないようです。
しかし、しゃがんで目線をできるだけ花と合わせると、白と黄色の可憐な世界が目の前に広がりました。
といっても、すぐに思い通りの写真が撮れたわけではなく。
花が密集しているところをファインダーに収めても、これぞという雰囲気の写真にはなりません。
それに、たくさんのスイセンの花は、「チューして!」と突き出された唇がずらりと並んでいるようなグロさがあったりして(笑)。
花畑の写真ってホント難易度が高いなぁとぼやきながら、ときどき観覧車を見上げて「現実逃避」しつつ、あきらめずに花をファィンダーに収めてみると───。
あらあら不思議、時間と枚数が重なるにつれて、なんとなく、こういうのが撮りたかったのよね、という写真になっていくではないですか。
いやいや、たくさんのスイセンの花と久しぶりの太陽の光、適度に白曇が散らばった青空、そして平日の午後の人の少なさの独占状態───これだけの好材料がそろっていて、気に入る写真が撮れなければウソですね。
途中で日が翳ったので、せっかくだから、と大観覧車に乗って、空からの写真も撮りました。
というわけで、午後2時に着いたせいもあって、公園の目玉の水族園や鳥類園には行きそびれました。
公園へ行こう!───葛西臨海公園の概要
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index026.html
葛西臨海公園のスイセンまつりのお知らせ
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/info026.html
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最寄りの葛西臨海公園駅前のオブジェ
葛西臨海公園のスイセンまつりは半月前から楽しみにしていました。
しかしいざ向かうときになると、軽いブルーに襲われます。
楽しみにしつつ、何も行動を起こさないときが一番気楽ですからね。
マリッジブルーみたいなもん?(違うぜ!)
ちなみに、新木場駅からJR京葉線に乗ったとき、葛西臨海公園駅には快速が止まらないと気付かずに飛び乗って、お隣の舞浜駅まで行ってしまいました。
舞浜駅で各駅の戻りの列車を待っているときに、この幸せな気分のまま時が止まってもいいかも、とチラッと思ったりしましたっけ。 -
駅前の噴水と大観覧車
観覧車なんていまどき珍しくないけれど、そうはいっても日常生活の中に存在するものではないです。
ワクワクしてきました。 -
松の雪吊りと大観覧車
スイセンを撮りにきたはずだけれど、いろんな姿、アングルの観覧車の写真を撮るのもいいかもしれない、と、この2枚で思いました。
松の雪吊り、駐車場のそばだったので、気に入るアングルを得るのには少し苦労しました。 -
蓮池のそばの松と大観覧車
都立公園なので、公園自体には無料で入れました。
いやぁ、人がいないこと、いないこと!
混雑を避けて平日を狙いましたが、多少は人がいないとちょっと寂しいし、気分が盛り上がりにくいかな。 -
大観覧車のゴンドラ2つ
人造物だけれど、造形美ですねぇ。
青空に恵まれたのも、やたらシャッターを切りたくなる理由です。 -
お目当てのスイセンたち
花はやや下向きに咲いているので、地面に座ってしまうくらいでないと、花を覗き込めません。
だからこそ、背景が青空で本当に良かったです。 -
スイセン───逆光の背後から
花は太陽の方を向いているので、後ろから見ると光が透けていて、これもなかなかいいムードです。
というか、畑は当然柵で囲まれて中に入れませんから、最初はなかなか、正面からいいアングルで撮れるコツがつかめなかったのです@ -
スイセン───大観覧車を背景に
やっぱり当初のねらいどおり、大観覧車と一緒のところも撮りたいです。
でも、これも這いつくばるように下から覗きこまないと、なかなか一緒にファインダーに入ってくれませんでした。
しかも、大観覧車だよ、とコメントに書かないと、背景のものが観覧車かどうか分かりにくいですねぇ。 -
スイセン───青空を背景に
背景に山のような影が見えるので、まるで高山で撮ったように見えませんかしら。
あれは実は、東屋の屋根です@ -
スイセン───ひと房にいっぱい兄弟が@
スイセンってたいてい1本に1つの花しか見ていなかった気がします。
(それとも単に私の観察力が悪かっただけでしょうか。)
まるでスズランのように鈴なりでびっくりです。 -
青空いっぱいの大観覧車
這いつくばって撮る姿勢がつらくなったら、空を見上げてみましょう。 -
挨拶しているように見えるスイセンたち
スイセン畑は大観覧車の周りに4つ5つと分かれていました。
木立を背景にすると、絵になりませんか。 -
たくさんのスイセンを背景に従えて
立ったままで上から見ると少ないのですが、目線を下げると、たくさん!
その様子をファインダーに収めたいです。 -
スイセン───我ここにあり
近付いて撮りさえすればよいというわけでもないみたいですね。
少し離れて撮ると、背景のスイセンが見やすくなって、スイセン畑らしさが出たように思います。 -
スイセン───林に囲まれて
天気が良いと、ピント合わせがラクですね。
気をつけなくてはいけないのは、私自身の影です。 -
スイセン───逆三角形
同じ房にまだまだつぼみがありますが、咲いている花は、今が美しい盛りです。 -
スイセン───スズランのように
これもひと房にたくさんの花が咲いています。
周りの花と合わせて、欲張って撮っちゃいました@ -
スイセン───こっち向いてよ
この花の正面に周ると、私の影が花にかかってしまうのです。
まあ、横向きもイイかんじかな。 -
木立を背景にしたスイセン畑
ここらで立ち上がった視点でスイセン畑の全体像を撮っておきましょう。
そうですね、6分咲きくらいかな。
スイセンまつりはあと半月以上───今年(2008年)は2月17日までやっています。
満開になれば、もしかしたらきれいな白い絨毯になるのかもしれませんね。 -
東屋を背景にしたスイセン畑
いくつか分かれたスイセン畑ですが、東屋を背景にした畑が一番たくさん花をつけていました。
日当たりの関係かな。 -
スイセン───彼方を見つめて
横向きでしか撮れなかった花ですが、横向きにも惹かれるようになりました。 -
スイセン───冬の柔らかな光を受けて
逆光で光る花も撮りたくなりました。 -
八重咲きスイセン
はじめ、中心の花びらがくしゃくしゃになっているのかと思いました。
これって八重咲きですよね? -
スイセン───画面いっぱいに
たくさん咲いている様子をファィンダーに入れるコツがなんとなくつかめてきました、ルンッ@ -
スイセン───再び八重咲きを求めて
花の中に花があるみたいですねぇ。 -
白一色のスイセン
はじめは、ピークが過ぎて黄色い部分がとれちゃったのかと思いました@ -
スイセン───まるで水辺に咲いているよう
画面の中で緑の葉の割合をどうするかが難しいですね。
ちょっと曇ってきました。 -
スイセン───画面いっぱいにしっとりと
曇り空の下の花の写真も良いもんです。
とはいえ、さっきまでの晴れ空でも、スイセンは花びらの影が自分にかからないので撮りやすかったのですが。 -
スイセン、スイセン、スイセン
背景の木立との画面構成を考えるのが楽しくなってきました。 -
森を抜けたところにスイセン畑
といいたくなるけれど、本当は公園です。
でも常緑樹が密集しているので、ちょっと目には森に見えません?
いや、やっぱりせいぜい林かしら。 -
スイセンで、しっとりした画面を
曇ってしまいましたからねぇ。 -
観覧車を見上げて
スイセンの写真はもう十分に撮ったので、観覧車に乗ることにしました。
一人で乗るのは虚しいけれど、写真のためならへいちゃらさ@
料金は一般700円。
一周するのに約17分です。 -
観覧車から───JR京葉線
青い車両はきっとこの最寄駅にも停車する各駅ですね。
プロミスの看板がちょいとくどいけれど……まあいいか。 -
観覧車から───荒川にかかる橋
窓にもたれないでください、とゴンドラには注意書きが書かれてあります。
でも私のようにあっちこっち動き回るのは大丈夫なのかしら。
なんか揺れてる気がするよ? -
観覧車から───人造物の造型美と東京湾
鉄のパイプが重なっているだけなのに、なんでこうも惹かれるのでしょう。 -
観覧車から───まるで夜明けの東京湾
思いっきり逆光ですからねっ@
でも空が明るいから、昼間って分かっちゃうか。 -
観覧車から───となりのゴンドラ
空いてます。空いてます。空のゴンドラがたくさん@
もうすぐ一番高いところに到着します。 -
観覧車から───東京湾にかかる渚橋
行く前は、あのあたりまで足を伸ばそうかなぁと考えたのですが。
片道だけでも園内を走るバスに乗れれば行けそうですが、本数が少ないのでタイミングが合いませんでした。 -
観覧車から───駅周辺の高層ビル群
高層ビル群には見慣れてはいるものの、改めて眺めると意外に被写体にしたくなるものです。
こんな上からの視点ではそうめったにお目にかかれないですからね。 -
観覧車から───蓮池を見下ろして
太陽の光を受けて水面が美しいブルーに輝いているところに惹かれました。
カモメがたくさん、わちゃわちゃ泳いでいるのが、上から人影に見えてしまいました。
ホントですよ@ -
松の木と大観覧車のシルエット
4時になると、だいぶ日が落ちてきてしまいました。
今度は観覧車のシルエット写真を撮りたくなりました。 -
地上から見た蓮池
蓮池というからには、夏には蓮の花が咲くのでしょうか。 -
ドラマチックな空模様と大観覧車
あたりはまだ明るいのですが、カメラを空に向けると暗くなりますからね。
肉眼で見るより空をドラマチックに演出できました@ -
電灯と大観覧車のシルエット
去りながらも、振り返りつつ、いいなと思ったらシャッターを切ります。 -
ススキの穂と大観覧車のシルエット
1つの画面の中にいろんな組み合わせをトライするのも楽しいです。
きりがないかな@
でも、地上高117m、回転径111m、2001年3月オープン当時は日本最大、世界第2位だったというのもうなづける迫力には、目を奪われます。
もっと暗くなればイルミネーションが始まります。
それこそがこの観覧車が「ダイヤと花の大観覧車」と命名されたゆえんといえるかもしれません。
ただし残念ながら、本日はそこまで待つことはできませんでした。 -
最寄駅前の花壇のスイセン
たくさんではないけれど、バランス良く咲いていて絵になると思いました。
撮りおさめ@
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この旅行記へのコメント (7)
-
- まもちんさん 2009/02/01 02:17:31
- 葛西の水仙
- まみさん、こばわ〜
水族館と水仙でもみてこようかなとおもっていたら、まみさんは、すでにいかれてたんですね! あ、ここには観覧車もあったんだ・・。水仙と組み合わせがステキです(^o^)/
水仙も結構たくさんありそうですね。来週か、再来週あたりいってみようかとおもっているので、楽しみです〜
まもちん
- まみさん からの返信 2009/02/02 00:33:29
- RE: 葛西の水仙
- まもちんさん、こんにちは。コメントありがとうございますー。
葛西は遠かった。。。気軽には行きづらい。
でも、水仙と観覧車の組み合わせは絶妙です。観覧車の下に水仙花壇があるなんて、心にくいです。
水仙もよく見るといくつか種類があって、良かったです。
じっくり見ないと気付かないところがミソ!?
埼玉から行くのはしんどかったので、仕事の谷間を見計らって、午後お休みして出かけました。
だから水族館までは行けなかったんですよね。
でも観覧車は乗りましたよ。
まもちんさんの水仙や水族館の写真、楽しみにしてます。
私はそろそろ、宝登山のロウバイと、森林公園の梅とフクジュソウねらいです@
-
- つーさん 2008/02/05 21:59:51
- 青空の観覧車
- こんにちはつーです。
青空に映える観覧車とっても素敵な旅行記でした。
葛西臨海公園は昔良く訪れました。この時期にスイセンを見る事が
できるなんて知りませんでした。
白と黄色それに空の青が本当に素敵です。
私は水族館が好きなので、臨海公園の水族館も良く行きます。
またしばらくぶりに訪れたくなりました。
今度の3連休は天気が良かったら、こんな素敵な風景を見に行ってみたい
です。観覧車で遠くの山並みまで見えそうです。
とはいえ、私は高所恐怖症なので、観覧車ではいつも固まっていますが...。
それではまた遊びに来させて頂きますね!
素敵な青空と観覧車に一票です。
- まみさん からの返信 2008/02/06 12:31:44
- RE: 青空の観覧車
- つーさん、こんにちは。書き込み&一票、ありがとうございます。
私は先にスイセンまつりから、葛西臨海公園のことを知りました。
そしてフォートラベルで検索してみたら、どなたか水族館のブログを作ってらしていて、スイセンと大観覧車を十分楽しんだら、水族館に行ってもいいなと夢を膨らませていました(笑)。
午後から行ったので全然時間が足らなかったですけどね。
スイセンまつりは2月半ばまでやっているので、まだ見ることができるのではないかと思います。
観覧車は乗ったことがあるんですね。
乗っている最中は再び天気がよくなったので、気持ちが良かったです。
ただ、東京湾と荒川方面は逆光で、遠くまで見えませんでした。
というか、ちゃんと見てませんでした。
あっちこっち動き回って、どこの写真を撮ろうかなぁ!と17分を最大限に生かそうとしてましたから。
また遊びに来てください。
つーさんが葛西臨海公園の写真を撮られたら、ぜひ見に行きます。
- まみさん からの返信 2008/02/06 12:33:20
- RE: RE: 青空の観覧車
- 追伸。
つーさんも水族館の写真をアップされていましたね。
葛西臨海公園、あるいは江戸川区で検索していたので、さっきまで気付きませんでした@
-
- akricaさん 2008/02/03 18:43:14
- 取り合わせに納得!
- まみさん、こんばんは。
水仙、きれいです。
葛西臨海公園には何度も行っていますが、
こんな水仙の花畑があるとは知りませんでした。
水仙の花の群生しているところって、そう言えばあまり記憶がありません。
鮮やかな青空を背景に水仙がくっきりと映えて、とても気持ちのよい風景・写真ですね。
観覧車との組み合わせも、おっしゃる様に人工的な構築物との対比がとても面白く、見て納得です。
いい場所があったら私たちも鉄橋と花、とか遺跡と熱帯植物とか、
何か撮ってみたいと思いました。
先ほど投票と同時に書込みしたのですが、
エラーかなんかですっ飛んでしまったようですので、
書き込み直しました。
りかとあくり
- まみさん からの返信 2008/02/04 19:00:38
- RE: 取り合わせに納得!
- リカとアクリさん、こんにちは。書き込み&投票、ありがとうございます。
葛西臨海公園は何度もいってらっしゃるのですか。
では鳥獣館や水族園はすでに行ってらっしゃいますよね。
私はスイセンと大観覧車だけ。
スイセンは1月末から一ヶ月程度なので、不運にも時期的に遭遇しなかったのかもしれませんね。
スイセンの可憐さ、自然の美しさはもとより、人工物もいいもんですよね。
葛西まで行くのはなかなか大変なので、これからぜひ、リカとアクリさんが紹介される鉄橋やもろもろの花、遺跡、熱帯植物などを楽しみにしたいと思います。
園内の花の写真で、ロウバイも梅もあるらしかったんですが、私は花といえば、スイセンしか探せませんでしたから。
ちなみに投稿ですが、これは自動保存されないんですよね。
私も長いコメントを書いて、きれいに消えて、がっくりしたことがあります。
同じ文面をもう一度書くのはヤになることもしばしば。
なので、文面をときどき全部選択をして、クリップボードに保存しておくことをしたりします。
そうするとブラウザの調子が悪くて書き込みに失敗しても、一応、他のものをコピーしない間はクリップボードに文章が残っています@@
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