2008/01/18 - 2008/01/20
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TRAVAIRさん
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3月に廃止となる急行銀河号に乗って、関西へ行ってきました。関西へは青春18切符とかで行くことが多かったのですが、今回は「スルッと関西」の2日間パスを使ってみました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急 私鉄
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急行銀河は22時23分に品川から今日の牽引機と共に回送されてきました。操車係が停止位置合図を掲げて止まり、直ぐに切り離されて神田方に引き上げていきます。
ブルトレ全盛期には東京駅ではこんな風景は一日に何回も見られたのですが・・・ -
今日はA寝台を奮発。
開放型と呼ばれるこのA寝台は「銀河」と「日本海」、「きたぐに」の3列車だけで乗れるのですが、「銀河」の廃止で、残るのは「日本海」と「きたぐに」だけに
A寝台に乗るのは3度目。初めては、仙台からの急行「新星」で20系でした。
その次が「さくら」、そして今回。 -
「銀河」が発車する10番線は、続いて青春18切符ご用達の「ムーンライトながら」
まだ大垣行きと呼ばれていた頃、東京駅で待っている間に出発していく寝台列車を眺めては、羨ましく思ったのですが・・・
「ながら」もそのうち廃止になってしまうのかな? -
指定されたのは12番下段です。
すでに寝台がセットされています。B寝台に比べれば広いですが、寝台料金が高すぎますね。
同じ値段で、そこそこ良いホテルに泊まれる値段ですからねぇ〜利用者が減る訳だ。
発車前に車掌さんが「寝台券を拝見しまーす」とやってきました。
それにしても車内をウロチョロするマニアが多いこと。
隣の寝台は親子連れのようで、上段寝台ではしゃいでいる。そうそう子供時ってなんか上段寝台に憧れていたなぁ -
東京駅を定刻に発車して、品川と横浜に停車します。横浜を出ると車内も静かになります。
今日はお別れ乗車?の乗客でA、B寝台とも満席です。でもこれが平時は乗車率30%程度と言うのだから・・・
もう寝台列車の時代は終わりですね。大阪までのぞみで3時間切るし、九州だって飛行機の方が夜遅くまであるのだから、寝台列車にテコ入れしたところで一時的には増えるかも知れないけど、先が見えている訳で
「古きよき時代」は終わりってことです -
大阪には定刻7時18分に到着します。「銀河」が到着すると反対側に停車していた青森からの「日本海2号」が回送で発車します。
ほんの一瞬だけ、同じホームに寝台列車が並んで止まる珍しい風景が見られます。
7時25分「銀河」は回送列車となって宮原操車場へ向かいます。
ここでJRの旅は終了です。大阪市内行きの乗車券を改札口に通して、阪神梅田駅に向かいます。
今回は「スルッとKANSAI2日間パス」を使って京阪神の旅をします。
地下街にあったマックで朝食を取って、姫路行きの直通特急に乗り込みます。
車両は山陽鉄道の車両で転換クロスシートでした。梅田発車時は空いていましたが、神戸が近くになるにつれて混んできました。 -
新開地駅で下車して、まず最初の目的地「朝日温泉」へ向かいます。
駅からJR線に向かって5分ほどを近いのが嬉しい!
神戸地区は意外と温泉の名所?でもあって、結構良質な温泉が多いのです。
殆どが銭湯として営業しているので、この朝日温泉も大人380円と安い(その代わりシャンプーなどないけど)
それに朝早くから営業していて、夜行列車の疲れを癒すには最適です。
早速、朝日温泉自慢の源泉風呂(掛け流し!)につかって温泉を満喫します
温泉レポートは⇒http://www.travair.jp/hotspring/kinki/asahiyu.html -
温泉でさっぱりした後は、神戸電鉄に乗って三木へ向かいます。新開地の駅に行くとちょうど粟生行き電車が発車するところで、飛び乗りました。
カーブと勾配が多い路線で、直ぐに山間に入っていきローカル線の雰囲気が立ち込めます。
新開地から40分で三木駅に到着。ここから三木鉄道の三木駅まで歩いて向かいます。
事前に地図を見ていたわりには、道を間違えて遠回りしてしまった。ちゃんと印刷しとけばよかった。
三木駅に到着すると、ちょうど厄神からの列車が到着したところで、マニアさんが多い。
自分も駅舎の写真を撮って駅舎に入ると、窓口で硬券入場券を売っていると書いてあったので、記念に買い求めます。 -
厄神から到着した列車に乗り込みます。
三木鉄道は今年の3月末をもって廃止となります。国鉄から第三セクターに移行したものの利用者が減り前回の三木市長選では、この三木鉄道の廃止を公約した現市長が当選し、廃止へのレールが曳かれました。
三木市も市町村合併で大きくなり、鉄道沿線外の住民が鉄道を続けるだけの税負担を強いられることに理解されない状況はここだけではありません。
三木鉄道はバス転換されますが、そのバスもいつまで走り続けられるか?
バス転換後も厳しいでしょうね。既に三宮とかまでバスが走っているのに、バスに乗ってさらに乗り換えてなんて誰がするでしょうか?
もう地方交通のトータル的なコーディネイトをしないといけない時期でしょう。
三木鉄道、全長6.6kmの短い第三セクター鉄道。乗客の9割はお別れ乗車をするマニア。
11:37定刻に三木を発車して、11:52定刻に厄神に到着 -
厄神からJR加古川線で粟生まで移動します。電化された加古川線は103系改造車のワンマン運転。
粟生駅で降りるときに運賃を運賃箱に入れてホームに降りると、北条鉄道のレールバスが止まっていました。
粟生から北条町まで約13kmを走り、三木鉄道と同じ第三セクター鉄道であるが、こちらは生き残りをかけてあれこれ施策して頑張っている。
終点の北条町まで田園風景の中を走っていき、「法華口」「長」など個性的な名前の駅もある。
北条町駅では、硬券入場券なんかも売っていたのですが、係員がホームに出払っていて、後でと思っていたら思いっきり買い忘れてしまった。 -
北条町から次の目的地吉川までは、高速バスで移動します。
中国自動車道が駅から歩いて10分程のところに通っていて、北条バス停があるのです。大阪から津山を結ぶバスが1時間に2便ほど止まるのです。
ちょうど昼時なので、コンビにで何か買ってと思いながら駅からバス停に向かうのですが、コンビニが無い!。
ついにバス停に着いてしまいました。あー腹減ったぁ〜
バス停で待つこと20分、大阪行きのJRバスが到着。整理券を取って乗り込むとガラガラでした。
中国道を走り約20分で吉川ICバス停に到着。ここで下車、運賃は640円でした。
バス停はICの料金所手前にUターンするような形で設置されていて、へぇこういう構造になっているんだぁとちょと感心。 -
バス停から東へ10分程あるいて行くと目的地吉川温泉「よかたん」があります。
最初はココは駅からも遠くバス便も限られるのであきらめていたのですが、良く調べてみるとちょうど上手い具合に、高速バスを使えば、容易に訪問できることが判り、急遽訪問決定とあいなったわけです。
なんせココの売りが「炭酸含有量日本一」と言うのですから。 -
温泉に入る前にお腹がとっても減っていたので、隣接するレストランで昼食です。
うーむ公営のわりには良いお値段。950円でカツカレーなら、1380円のココお勧めの定食にしようと頼みます。
うん、確かにおいしい。美味しいけど何か物足りないなぁ・・・ -
さあて、お腹にも入ったことだし、お目当ての温泉に入りましょう。
入場券(600円)を買って下足鍵と一緒に券を渡すとロッカーと変えてくれます。
まずは内湯の源泉風呂から・・・あれーそんなに泡つきしないぞぉ
しかし露天の源泉風呂に入ったら体中泡だらけになって「炭酸ガス」でむせてしまいました。
詳しくは⇒http://www.travair.jp/hotspring/kinki/yokatan.htmlで
さてバスの時間は15:28なので、1時間程温泉を楽しんだ後は再び、歩いてバス停へ。
さすがにバス&歩いてくる人は少ないみたいだ。
バス停に着くと直ぐに大阪行きバスが来た。危ないもうすこし遅かった乗り損なうところでした。
バスで10分、西宮北ICバス停で下車です。ここから神戸電鉄田尾寺駅まで歩いて10分程なので、テクテクと歩いて駅へ向かいます。 -
神戸電鉄に乗り谷上駅で北神急行電鉄に乗り換えます。2日間パスなので運賃に気にせず乗れるのは有難い。なんせこの電鉄運賃が高いからなぁ・・・
三宮で阪急に乗換えます。特急で梅田に着いたのは17時近くでした。
今日の宿である「ラマダホテル」へ御堂筋線に乗って次の中津で降りれば目の前がホテルです。
早めに予約したのでシングル1泊7900円と安かったのです。チェックインの際に1500円アップで部屋のグレードアップは如何ですか?と言われたけど、「温泉」があるわけでも無いので断りました。(それにしても最近、マクドナルドのポテト如何ですか?戦略をするホテルが増えてきたなぁ)
一休みした後、再び地下鉄で梅田に戻り、阪急三番街にある洋食屋「RON」で夕食。 -
朝6時過ぎに起きて、バスで淀川鉄橋に向かいます。ホテルから歩いても15分位なのですが、せっかくパスがあるのですからバスで・・・
土手に着くとまだ日が昇らないので薄暗い状態なので露出がちょっと心配です。
7時過ぎよやく明るくなってきますが生憎の曇り空。勝ったばかりのデジカメで準備しますが、やはりISO感度を800位に上げないと撮影は厳しそうです。
「銀河」の前にやってくる「日本海」を試しにISO感度を下げてみましたが、やはりシャッタースピードが遅くて流れてしまいました。
「銀河」は画質が悪くなるけどISO800で撮影することに。 -
淀川鉄橋からホテルに戻り、用意をしてチェックアウトします。
地下鉄で難波まで乗り、南海へ乗り換えます。今日は高野山に行ってみます。せっかくの2dayパスですから費用対効果が大きい所へと思って(笑)
難波駅で9時発の特急「こうや」号の指定券を買います。極楽橋までの指定券は760円です
南海の「ラピート」には一度乗ったことがありますが、「こうや」は初めてです。
4両編成なのにはちょっとビックリ。
9時、定刻に発車すると新今宮までは同時発の「ラピート」と併走します。
大阪の街を抜けて県境を越えて橋本を過ぎると高野山への勾配区間に入ります。
結構カーブも多くスピードも出ず、ゆっくりした足取りで極楽橋へ向かいます。 -
極楽橋に10:21に到着。
ホームで高野山行きのケーブルが27分に発車しますと案内している。
ここまで乗ってきた乗客の殆どがケーブルカーに乗り込んでいきます。
高低差326mあって最大勾配は56%と結構な急勾配を登っていきます。 -
およそ5分で終点の高野山駅に到着です。
さあて、これからの行動があまり考えていなかったので、人の流れに沿ってバス乗り場へ進みます。
殆どの人が「奥の院」行きバスに乗り込むので自分のそのバスに乗り込みます。
高野山周辺の南海バスは2DAYパスで乗れるのこれまた便利です。 -
駅前から「バス専用道」を通って高野山の街の中へ入り、およそ15分程で終点の奥の院に到着します。
ここから本堂までは歩いて10分程だそうで、道しるべに従って歩いていきますが、天気予報通り?雪が降ってきました。
まあパラパラ程度なので良いですが、「寒い!」 -
お墓が立ち並ぶ参道を歩いていくと、江戸時代の大名の墓やらちょっと聞いたことがある歴史上の人物のお墓なんかもあって、なんかすごい所です。
あとで知りましたが、本来は一の橋と呼ばれる場所から参拝するのが正統な流れで、バス停の奥の院から入る中の橋から入るのは邪道?なんだそうです。
奥の院の本堂は写真撮影が禁止されていました。
せっかく参拝したのですから、お守りを買っておきました。 -
奥の院の参拝を済ませた後、バスで高野山真言宗の総本山「金剛峰寺」に行きます。
こちらは中の拝観には拝観料500円が必要ですが、2DAYパスの特典でクーポン券を利用すると100円引きで利用できます。
途中でお茶の接待もありと、まあ悪くありません。
どこぞかの世界遺産は結構なお金を取りますからねぇ〜
庭なんか綺麗に整備されているし、心が清やかになります。
ココで豊臣秀次が自刃したんですねぇ・・・ -
金剛峰寺を見学した後、バスで再び高野山駅に戻ります。駅前には小さな食堂が一軒あるだけで何も無く、売店でお土産の「ごま豆腐」と昼食用に「柿の葉寿司」を買ってケーブルカーで高野山を降りることに。
極楽橋から橋本行きの普通電車に乗り込みます。高野線の専用車両らしく、転換クロスシートのワンマンで車内で昼食にします。
極楽橋から約30分程で「学文路」駅に到着。ここで途中下車をします。
記念入場券を買ってこの駅に来ると「すべり止めの砂」を呉れるというのです。
折 -
学文路駅で途中下車した後は、橋本で難波行急行に乗り換えて河内長野へ向かいます。
ココで今度は近鉄長野線に乗り換えです。準急の阿部野橋行きに乗って藤井寺で各駅停車にのり恵我之荘駅で降ります。
ここからバスで5分程のところにある「華の湯」を訪れます。
東京へ帰る前に〆の温泉と言うことで、南大阪で評判の良かったのがココなのです。
いやー評判通りいい温泉でした。それにしてもこれで600円とはとても安い!
再びバスで恵我之荘駅まで戻り、阿部野橋駅に着いたのは5時半過ぎでした。 -
阿部野橋にある近鉄デパートの惣菜売り場で夕食を買い込んで、JRで新今宮まで乗ります。時間があれば地下鉄で行ったのですが・・・
新今宮で南海特急「サザン」の指定券を買います。さっき買った弁当を車内で食べようと言う魂胆なのです。
窓口で泉佐野までの指定券を求めると、端末機で空いてる座席を指定して発券してくれます。なるほど係員が座席を割り付けるのか・・・
お茶を買って特急に乗り込み、お弁当を広げます。
ハハハ2食連続車中弁だ。
泉佐野で後続の関西空港行に乗換えて、空港には18時40分に到着です。
帰りはスターフライヤーでひとっ飛びです。
就航記念で片道9000円ですからね。
満席のA320は10分遅れで関空を離陸。羽田まであっと言う間に着いてしまいます。 -
スルッとKANSAI2日間パスは3800円で京阪神地区の私鉄、バス、地下鉄に乗り放題の優れものです。
今回の行程を普通に買って乗ったら8000円は越えてました。特に神戸電鉄とか北神急行なんかは運賃が高いですからね -
「学問(文)の路に通じる」というわけで、受験生に人気がある駅です。5枚の入場券は「ご(5)枚入り 入場券 学文路駅」、それぞれ最初の文字を取ると「ご入学」になることから来ている。
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