也門紀行６～Shahara?

2007/12/30 - 2007/12/31

Huthを過ぎると舗装道路を離れてWadi（枯れた川底）とも道ともつかない悪路を進むこと30分。

Huthから乗り込んで来た、護衛役というよりはガイドのような地元のおぢさんが突然山の上を指差して「Shahara」と呟く。

「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ！あそこ～っ？」
目を凝らすと遥か山頂付近に建物のような凹凸が見えた。

オスマントルコ軍も攻め落とせなかったという伝説の秘境への道は生半可ではないのだ。

埃まみれ悪路ドライブ地獄の後は、山麓で部族民の運転するPick-up Truckに乗換えて、途中の絶景を写真に収めつつ最大傾斜度30度と言われる山道を1.5h。すっかり暗くなった頃ようやくShaharaに辿り着いたのだった。

教訓１：Huth通過は１時頃を目標にすべし。
教訓２：中古4WDの場合（Amin氏Tourに参加する場合）、荷物や上着を埃から防ぐには大きなゴミ袋を持参して中に入れておくべし。
教訓３：Shaharaの夜は真っ暗。ライトを持参すべし。

エリア シャハラ(イエメン)

「悪路バティック」なテクニックで凹凸道を進みます。なかなか写真では臨場感を伝えられないのが残念。

写真中央上の雲の下に見える凹凸がShaharaです。一堂目が点に。

Pick-up Truckの乗換え地点にて。Sana'aからの運転手はここで一夜を明かすとか。部族のドライバーに一人あたりYR2000を払っていたようでした。貴重な現金収入なのでしょう。

人も荷物も荷台に乗ります。

カメラ目線の子、将来いい男になりそう。

遥か山頂を目指します。

ところどころで今も工事中。

一瞬Shaharaの橋が見えました。

元気いいなぁ。

近づいて来ました。

早めに到着しておけば綺麗なSunsetが見れたのに。
残念。