フィンランド　帰国日　機内からのオーロラ

2008/01/05 - 2008/01/06

八日目　１月５日

とうとう帰る時間が迫ってきてしまった。

10時にチェックアウト。最後なので会社の鉄道マニア向けにヘルシンキ中央駅の写真を撮ってから空港バスに乗り込む。20分間隔で中央駅とヴァンター空港を往復する空港バスは自分一人の貸切状態だった。

11時に空港に着き、KLMのカウンターでチェックイン。空港内のショップを眺めたり、待機中の飛行機を眺めたりして時間を過ごす。もうお土産スペースはないので特に何も購入せず。

現地時間16：00頃、アムステルダム・スキポール空港に到着した。フィンランドとオランダでは時差が１時間あることを認識する。

アムステルダムからのフライトは、JALのマイレージを使ってビジネスクラスにアップグレード。このため、スキポール空港では、サクララウンジが利用できる。早速サクララウンジに向かうと、16：45からオープンとのことであった。ラウンジ近くの椅子に腰掛けて時間が来るのを待つ。16：45になってすぐにサクララウンジに向かうと、一番乗りだった。

ここはインターネット接続が無料でできる。さっき、ラウンジの外からネット接続しようとしたら、無線LAN接続は有料だったから、ラウンジがオープンするのを待っていて正解だった。無料で使用できるのは、有線LANが3ライン。

予想通り、JAL B777機内はほぼ満席のようだ。
席は要望通り、２-３-２配置の一番左側。つまりずっと北側が見える窓側席。ここを選んだのは、機内からオーロラが見えるかもしれないから。

機内食が終了するとかなり眠くなってしまい、寝ぼけつつも、外の風景をチェックする。と、突然、オーロラが現れた。無理だろうとは思いつつもコンパクトデジカメの長時間露出で撮影してみる。機内の明かりなどが写りこんでしまったり、手ぶれ(飛行機ぶれ？)などであまりよい写真は撮れないが、それでもオーロラの光を写しこむことができた。 やっぱりオーロラ観測には、雲の上を通る機内からが最も確率がいいのかもしれない。

しかし、ビジネスクラスに乗っている人で、オーロラの出現に気付いている、あるいは気にしている人は自分だけのようだ。時折、キャビンを歩いているCAが自分の席近くで立ち止まったりしている。 ほかの乗客が寝静まっている中、一人窓に顔をべったり張り付くようにして外を見ているので、異様に映ったのかもしれない。

一時間以上も観察してしまった。そうこうしているうちに東側の空が明るくなってきた。

疲れて爆睡し、２食目は往路と同様パス。

成田空港は混んでいた。

しかし、成果はともかく、ノーザンライツ観測にこだわった旅だった。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

ヘルシンキ・ヴァンター空港へ発つ前、中央駅の写真を撮ってきました。会社の鉄道マニア向けです。

ヘルシンキでの宿、Holiday Inn Helsinki City Center。手前のバスターミナルからヴァンター空港行きの空港バスが20分間隔で出発します。

ヘルシンキ・ヴァンター空港からアムステルダム・スキポール空港へは、KLM航空利用。
乗ったのは、B737のヴァスコ・ダ・ガマ号。

スキポール空港ではサクララウンジが利用できました。#51がサクララウンジ。
オープンする16：45に行くと、一番乗りでした。

左の窓側席をゲット。理由はオーロラが見られるかもしれないから。
機内食後、オーロラが現れました。
無理だろうとは思いながら、コンパクトデジカメで撮影してみると、やっぱり、機内の明かりが写ってしまいました。

ちょっと色んなものが写ってしまい、きたないですが、証拠写真にはなります。

しかし、ほかの乗客が寝静まっている中、一人窓にへばりついている姿は異様だったかもしれません。

夢中で見ていたら、東の空が明るくなってしまいました。