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2008年滝初めは黒尾山登山道にある不動滝です。1ヶ月半ほど山に登っておらず、体がなまっているのを自覚していたので、なんとか滝めぐりと登山の機会を伺っていました。正月は寒波襲来で、断念。2008年最初の日曜日にそのチャンスがやってきました。朝起きると雲ひとつない快晴。絶好の登山日和です。急いで準備し出かけました。<br />黒尾山は兵庫県の1000m峰の中で最南端に位置する山です。それも滝初め、初登山に黒尾山を選んだ理由です。<br /><br />黒尾山データ:標高1024.7m(二等三角点、点名:黒尾山)、ふるさと兵庫50山(11座目)

滝めぐりシリーズ45 2008年滝初めは不動滝、初登山は黒尾山 兵庫県宍粟市一宮町

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2008/01/06 - 2008/01/06

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

2008年滝初めは黒尾山登山道にある不動滝です。1ヶ月半ほど山に登っておらず、体がなまっているのを自覚していたので、なんとか滝めぐりと登山の機会を伺っていました。正月は寒波襲来で、断念。2008年最初の日曜日にそのチャンスがやってきました。朝起きると雲ひとつない快晴。絶好の登山日和です。急いで準備し出かけました。
黒尾山は兵庫県の1000m峰の中で最南端に位置する山です。それも滝初め、初登山に黒尾山を選んだ理由です。

黒尾山データ:標高1024.7m(二等三角点、点名:黒尾山)、ふるさと兵庫50山(11座目)

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
  • 黒尾山登山口へと続く林道の入口は、野猪除けのゲートがあり、自分で開閉する必要がありました。林道は未舗装でかなり凹凸があり、走りづらい。やがて4〜5台駐車可能な第3駐車場があり、そこに駐車しました。第1、第2駐車場がこの先あるはずですが、道路状態があまりよくなく、凍結の可能性もあり自重しました。第3駐車場からはしばらく林道歩き。20分ほどで登山口です。先行者は車1台分だけです。登山口にある案内板によると山頂までの登山道は3コースあり、登りは滝のある右コースで、下りは左コースで下山することに決めました。

    黒尾山登山口へと続く林道の入口は、野猪除けのゲートがあり、自分で開閉する必要がありました。林道は未舗装でかなり凹凸があり、走りづらい。やがて4〜5台駐車可能な第3駐車場があり、そこに駐車しました。第1、第2駐車場がこの先あるはずですが、道路状態があまりよくなく、凍結の可能性もあり自重しました。第3駐車場からはしばらく林道歩き。20分ほどで登山口です。先行者は車1台分だけです。登山口にある案内板によると山頂までの登山道は3コースあり、登りは滝のある右コースで、下りは左コースで下山することに決めました。

  • 10分足らずで口滝です。落差は10mほど。水量は全く期待していなかったのでこれだけあれば御の字です。

    10分足らずで口滝です。落差は10mほど。水量は全く期待していなかったのでこれだけあれば御の字です。

  • 口滝の上部。

    口滝の上部。

  • 口滝から20分ほどで不動滝です。ただし途中登山道が不明瞭な箇所がありました。

    口滝から20分ほどで不動滝です。ただし途中登山道が不明瞭な箇所がありました。

  • 凍っているところもあり、もう少し冷え込むと氷瀑が見られるかもしれません。しかしその時はここまで来るのは雪のため一苦労でしょう。

    凍っているところもあり、もう少し冷え込むと氷瀑が見られるかもしれません。しかしその時はここまで来るのは雪のため一苦労でしょう。

  • 不動滝は落差10mほどです。

    不動滝は落差10mほどです。

  • 不動滝のそばには不動尊があります。登山口からここまで745m、ここから山頂まで1410mの案内がありました。

    不動滝のそばには不動尊があります。登山口からここまで745m、ここから山頂まで1410mの案内がありました。

  • 不動滝のすぐ上流にあった落差5mほど(目測)無名滝。

    不動滝のすぐ上流にあった落差5mほど(目測)無名滝。

  • 不動滝からはしばらく沢に沿って進みましたが、沢から離れたあたりから登山道が不明瞭になり苦労しました。どうも時々登山道から離れてしまい、しばらく進むとまた登山道に合流することの繰り返しです。快晴で見通しがいいので問題はなかったですが、視界が悪いとちょっとまずいかもしれません。途中からは積雪があり踏み跡を頼りにしましたが、先行者も迷っている様子が伺えます。先行者の足跡は2人分。ここ数日雪は降っていないはずですので、ほとんど人が入っていない山です。<br />不動滝から30分ほどで尾根に出て、中央コースと合流しました。

    不動滝からはしばらく沢に沿って進みましたが、沢から離れたあたりから登山道が不明瞭になり苦労しました。どうも時々登山道から離れてしまい、しばらく進むとまた登山道に合流することの繰り返しです。快晴で見通しがいいので問題はなかったですが、視界が悪いとちょっとまずいかもしれません。途中からは積雪があり踏み跡を頼りにしましたが、先行者も迷っている様子が伺えます。先行者の足跡は2人分。ここ数日雪は降っていないはずですので、ほとんど人が入っていない山です。
    不動滝から30分ほどで尾根に出て、中央コースと合流しました。

  • さらに10分足らずで虚空蔵尊です。

    さらに10分足らずで虚空蔵尊です。

  • さらに5分ちょっとで行者尊です。黒尾山には珍しい断崖絶壁です。

    さらに5分ちょっとで行者尊です。黒尾山には珍しい断崖絶壁です。

  • 氷の芸術。おお、氷瀑か!?と思いましたが滝とは違うようです。この崖の上からの雪融け水が氷柱となったものですが、自然の造形美はやはりいいものです。写真がうまく撮れなかったのが残念です。

    氷の芸術。おお、氷瀑か!?と思いましたが滝とは違うようです。この崖の上からの雪融け水が氷柱となったものですが、自然の造形美はやはりいいものです。写真がうまく撮れなかったのが残念です。

  • 行者尊からは南東方向の展望が開けています。

    行者尊からは南東方向の展望が開けています。

  • 行者尊からは激登りです。かなり苦労してやっと山頂です。登山開始から1時間45分かかりました。先行者2名が丁度下山されるところでした。

    行者尊からは激登りです。かなり苦労してやっと山頂です。登山開始から1時間45分かかりました。先行者2名が丁度下山されるところでした。

  • 山頂にある展望俯瞰図。これで山の同定ができます。

    山頂にある展望俯瞰図。これで山の同定ができます。

  • 山頂からの展望は良く、西以外は遮るものがありません。これは北の展望で、中央の山塊が兵庫県最高峰の氷ノ山です。すでに登ったことのある三室山や藤無山が見えます。

    山頂からの展望は良く、西以外は遮るものがありません。これは北の展望で、中央の山塊が兵庫県最高峰の氷ノ山です。すでに登ったことのある三室山や藤無山が見えます。

  • 東の展望。

    東の展望。

  • 南の展望。霞がかかっていて見えませんが、瀬戸内海が見える日もあります。

    南の展望。霞がかかっていて見えませんが、瀬戸内海が見える日もあります。

  • 西側は廃墟となった電波塔があります。木があるため展望が利きませんが、気の向こう側に後山があるはずです。富士山のようなシルエットの山が日名倉山です。

    西側は廃墟となった電波塔があります。木があるため展望が利きませんが、気の向こう側に後山があるはずです。富士山のようなシルエットの山が日名倉山です。

  • 廃墟の建物から見た黒尾山山頂です。

    廃墟の建物から見た黒尾山山頂です。

  • 馬酔木かな?この時期にもう蕾となっているんですね。春には白い花が咲くはずです。

    馬酔木かな?この時期にもう蕾となっているんですね。春には白い花が咲くはずです。

  • 30分近く山頂にいました。山頂直下はかなりな急斜面で下山を始めて見上げるとこんな感じです。登りでは写真を撮る余裕がありませんでした。

    30分近く山頂にいました。山頂直下はかなりな急斜面で下山を始めて見上げるとこんな感じです。登りでは写真を撮る余裕がありませんでした。

  • あとはひたすら下山。下山右コース(登山口の案内板では左コースですね)も登山道が不明瞭なところが多くて参りました。登りでもそうでしたが、倒木が登山道を塞いでいるところが何箇所もあり、登山道が不明瞭な部分が多々あることも含め、もう少し何とかならないものかと思います。<br />登山口まであと少しのところに湧き水があります。いつものように空になったペットボトルに湧き水をいれてお土産です。<br />山頂から登山口まで1時間5分、車を停めている第3駐車場までは1時間20分かかりました。

    あとはひたすら下山。下山右コース(登山口の案内板では左コースですね)も登山道が不明瞭なところが多くて参りました。登りでもそうでしたが、倒木が登山道を塞いでいるところが何箇所もあり、登山道が不明瞭な部分が多々あることも含め、もう少し何とかならないものかと思います。
    登山口まであと少しのところに湧き水があります。いつものように空になったペットボトルに湧き水をいれてお土産です。
    山頂から登山口まで1時間5分、車を停めている第3駐車場までは1時間20分かかりました。

  • 林道を過ぎてすぐの集落にある八幡神社。無事下山できたことに感謝し、お参りしました。

    林道を過ぎてすぐの集落にある八幡神社。無事下山できたことに感謝し、お参りしました。

  • 帰宅途中、丁度夕日が山陰に沈むところに遭遇しました。この1分後には夕日は山の陰に隠れて見えなくなりました。

    帰宅途中、丁度夕日が山陰に沈むところに遭遇しました。この1分後には夕日は山の陰に隠れて見えなくなりました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • JOECOOLさん 2008/01/07 22:49:45
    2008年最初の滝は同じく「不動滝」でしたね
    こんばんは。
    黒尾山の不動滝を拝見しました。

    また奇遇ですが、私たちの滝ハジメも(場所は違いますが)「不動滝」だったんです。
    天気予報で12/31〜1/2の間は寒波がやってくるとのことだったので、氷瀑を見に行こうかと一瞬思ったんですが、氷瀑を見るためにはそれなりの準備が必要だろうと考えたので(アイゼンも持っていないので)、近場の滝を選んで行ってみました。

    機会があれば一度氷瀑を見てみたいものです。

    by JOECOOL

    GOTOCHAN

    GOTOCHANさん からの返信 2008/01/08 19:10:13
    RE: 2008年最初の滝は同じく「不動滝」でしたね
    こんばんわ。

    滝はもともと信仰の場となっているところが多いので、不動滝と名付けられた滝は全国に無数にありますね。宍粟市の旧一宮町には不動滝が7つあって、観光案内のチラシにも記載されています。一度一日で全部回ろうかと思ったこともありますが、時間的に厳しそうです。そのうち、「滝めぐりシリーズ○○ 宍粟市一宮町の不動滝めぐり」なんていう旅行記ができるかもしれません。

    兵庫には氷瀑になる滝がいくつかあります。有名どころでは神河町の扁妙の滝でしょうか。昨年は暖冬のためほとんど凍ることがなかったようですが、今年は凍るかもしれません。あと六甲山の滝も凍るようです。私もこの冬のテーマのひとつが氷瀑ですね。今月の中旬から下旬にかけての冷え込みがポイントです。

    GOTOCHAN

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