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福岡―釜山―北九州旅行記 釜山の部

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2007/11/13 - 2007/11/17

6971位(同エリア7435件中)

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kimitakeさん

(基礎データ)
釜山広域市  人口364万人、765㎢(2006年) (東京23区は852万人(2007年7月)、621㎢。横浜市は363万人(2007年11月)、437㎢。大阪市は264万人(2007年10月)、222㎢。福岡市は143万人(2007年11月)、341㎢。北九州市は99万人(2007年11月)、488㎢)。

釜山港 2005年に、世界5位のコンテナ取扱量(1,184 Twenty-Foot equivalent units、20フィートコンテナ換算)、日本トップの東京港(359TEU、世界で22位)の3.3倍。ちなみに1位はシンガポール(2,319 TEU)、2位香港(2,243TEU)、3位上海(1,808 TEU)、4位深圳(1,620 TEU)。(出所:通商白書平成19年版)
なお、中国の報道だと、2006年の1位は上海らしい。日本の2位は横浜(287 TEU)。

1円は8.8ウォン、1ウォンは0.11円

(釜山旅行総論)
・ 釜山に行ってよかったと思う。道を聞いた回数は多くないが、老人から子供まで親切に教えてくれた。後述するように、コーヒーのおかわりのサービスがあった(これは私だけ特別だったわけではないと思うが)。
・ ホテル、観光案内所など、日本語が通じる場合が多い。カフェ店員さえ、片言ならわかるほど。地下鉄なら、日本語放送さえある。さすがに道に日本語表示は無い。バスはハングル表記だけでわかりにくい。タクシーには一度も乗らなかった。
・ ほぼ日本に近い物価水準だと感じた。交通費はやや安い。
・ 外国人相手の客引きは見かけなかった。釣り銭をごまかすこともない。もっとも、屋台など問題のありそうなところには行かなかった。
・ 残念なのはソフトがまだ不十分なこと。洋書はほとんどなく、思想的に統制があるのか、まだ需要が無いのか、あるいはその両方か?公的な博物館にさえ、輸入書が無い。なお、日本語の本ばかり扱っている本屋を2店見つけたので、思想統制とまではいっていないと思う。どちらかと言えば、需要の問題だろう。もっとも、釜山最大の書店の「教保文庫」には行きそびれた。なお、私の泊まった3〜4つ星のホテルでは、英語のテレビ番組は無し。日本語放送はNHKの BSがあった。
・ コンビニでは英字新聞を売っていないが、地下鉄の駅の売店では「Korea Herald」を700ウォンで売っている。

07/11/13(火)

8時台に、タクシーで博多港まで行く。2,060円。
運転手に何時の便かを聞かれ、10時台だと答える。2時間近く前なので十分余裕あり。中洲の客の一部は、空港まで12分で行けというので困るという。景気は5年前よりはいいが、それほどでもない。中洲にタクシーは多いが、客は少ないという。東京の景気を聞かれるので、2年前よりはずっといい、と答えた。東京の商用ビルの賃料が大阪の3倍近くだ、との話をした(日経の最近の記事の受け売り)ら驚いていた。ただ、米国サブプライムローン問題の影響が出つつあるように思う、と答えた。
タクシー運転手は釜山に行ったことが無いという。東京にも行ったことが無いという。後で考えたが、修学旅行でも東京に行かなかったのだろうか?

9時前に着いたので、出発までには大分時間がある。売店で菓子パンと飲み物、スポーツ新聞を買う。待合室には高齢者が多く、グループかパック旅行のようだ。
博多港10:15発の高速船(ジェットフォイル)Beetleに乗る。ターミナル利用券500円。他に燃料調整費1000円を払う。この時期、原油は1バレル90ドル台。わずか2時間55分で釜山に着く。時差は無い(天神のJTB社員は1時間時差があると言っていた。行ったことがないのだろうか?)。
まだ空腹感があったこととどんな弁当かとの好奇心から、そぼろ弁当を買う。500円。小さめで、朝食にはちょうどいい量。結構、おいしい。
乗客は結構いて、乗船率は7割ぐらいか。

釜山港に13:10定刻に着く。
港のPusan Bankで5,000円分だけ両替した。40,700ウォン。つまり、1ウォン=0.123円、1円=8.14ウォン。

(滞在期間を通じて)空気は日本よりは良くないが、中国よりはずっといい。旅行期間は、快晴とはいかない日もあったが、ずっと晴れ。気温は高すぎず、低すぎず。昼は暑い日もあったが、夕方はやや寒い。

ホテルに行く途中に、日本行きの歴史的な地図がある。彦根も載っていたような?ホテルまでは歩いて15分ぐらい。Lexusのショールームを途中で見かけた。

釜山港に近い、釜山観光ホテル(Busan Tourist Hotel、600-022,12,2-Ga,Dongkwang-dong,Busan, Tel.(051)241-4301)に泊まる。11/12(月)に、福岡のJTBで2泊分予約していた。1泊1万円。去年、ソウルの空港近くで泊まったときが1万2000円程度だったので、1万円程度かな、と思って探してもらった。「地球の歩き方」では4つ星、14万5200ウォンとなっているので、随分安く押さえられた。季節外れなのと、JTBの交渉力の影響かと思う。
ホテルの受付は、かなりの日本語会話力。英字新聞の“The Korea Times”がロビーにある。日本語の新聞は無し。NHKのBS1、BS2が日本語で見られる。時代劇の放送だった。広く清潔ではあるが、古い。バスタブはある。

ホテルでエレベーターに乗って閉まりそうなとき、50〜60歳代の恰幅の良い男性が韓国語で何かいう。開けてくれ、だと思うので開けた。私が何も話さないから日本人だと察し、日本語で「大阪ですか」と聞かれる。私の場合、元大阪市民だから間違いとは言えないが、説明する時間はなく、東京です、と答えた。彼は、大広間があると思われる下の階で降りた。多分、何かのパーティー出席者?政治家にも実業家にも見えた。在日韓国人を含めて大阪から来る人が多いからそう聞いたのかと思った。

2時ぐらいに昼食に行く。ムドウサン うなぎ定食15,000ウォン、ビール4,000ウォン。キムチ他、大量の小皿。量が多く、食べきれない。店のおばさんは、片言の日本語はわかる。客は私だけ。

大通り(大庁路)にきれいな書店がある。中に入って見ると、キリスト教関連ばかり。本、CD、DVDなど。

国際市場で靴下を買う。1足1000ウォン。数字も英語で言えないようで、書いてもらう。パンツ(下着)は売っていない(後日、コンビニで買った)。その近くのハーゲンダッツでカフェラテを注文。4,000ウォン。店員の女性は、片言の日本語ができる。

ミュージック・ショップに入る。Velvet Underground/White Light White Heatがあった。後日、The Doors/Bright Midnightを買った。

屋台で「たこ焼」を売っている。日本語でも書いてある。
出店でCDを売っている。日本の演歌がかなりある。やはり、関係が深いのだろうか?

3階建ての本屋がある。中はきれいだが、外の看板にはビートルズの古びた写真を使っている。ハングルの本ばかり。翻訳の日本のマンガは大量にある。翻訳のハリーポッターはある。洋書はTimeなどの雑誌だけ。

どこかからか、Miles DavisのSummertimeが聴こえる。DiArtという喫茶店の店外のスピーカーからである。引き寄せられて入る。絵を飾っており、個展と思われる。その説明パンフレットがテーブル上に置いてあり、もらった。美しいカップがショーケース内に飾られている。店内は広く、美しい。
Double ToastとAmericano Coffeeがセットで6500ウォン。水には、1つコーヒー豆を浮かべている。4枚切りぐらいの厚切りトーストが、今まで食べたことがないほど、とてもうまい。焼き方がうまいのか?ブルーベリーとクリームが添えられている。白地に紺の絵のカップも美しい。イングランド製。
しかも、パソコンが1台置いてあり、無料で使える。計4日通うことになるが、私の他に借りる人はいない。
勘定を払うときに、ここのトーストはとってもうまい、とマスターと思われる人に伝えた。あまり英語はわからなそうだが、様子から伝わったと思う。
私はホテルや銀座のコーヒー店を何度か利用したことがあるが、それを大きく上回る満足度。私はここ程素晴らしい喫茶店に行ったことが無い。まあ、銀座の地価と釜山の地価の差を考えれば、銀座に不平等だが。

夜の暇つぶし用に、読みかけのイザベラ・バードの「日本奥地紀行」を持ってきたが、韓国で日本についての本を読むのは不毛だと思い、読まないことにする。代わりに「地球の歩き方」や新聞を読む。テレビは、NHKのニュースと中国の少数民族の少女?のドキュメンタリーの第一話を観た。以前、ベトナムに行った時も、NHKが観られたことを思い出した。

07/11/14(水)

大庁路にStandard Charterdがあるので、カードで金を引き出す。近くの韓国の銀行にはマスターカードのマークがなかったし、試してもだめだった。なお、私は利用しなかったが、地下鉄にもカード用ATMがあった。

朝食は、国際市場近くのマクドナルドに行く。ポーク、卵、バンズ、コーヒーのセット。4,200ウォン。冷めていてまずい。塩こしょうは無く、店員に頼むと、調理用の塩をカップに入れてくれた。フォークとナイフを忘れていて、頼まないと出さない。

釜山港の観光案内所に、15、16日のホテルの予約を頼むために行く。流暢な日本語で説明する。いくつかのホテルを紹介してくれたうち、チャガルチ駅近くのHotel Pheonixを選ぶ。

釜山近代歴史館に行く。無料。日本語の解説が一部ある。英語の方が多い。特段の強い反日表現は無く、淡々と事実を書いている感じ。

鎖国時代の密貿易についての記述があった。
“Besides the permitted trade routes, smuggling has conducted secretly at night outside of the permitted areas.”

日本の侵略については、
“And also Japan continued to lay necessary foundation works for a colonial rule and plunder such as road, railway maintenance, port reclamation and wharf construction, etc., around the Japanese settlement”
“dragged many women into the comfort girls units for soldiers”

私の他は、韓国人と思われる女性4人だけ。1階に図書室がある。但し、韓国語文献のみ。インターネットは無料で使えた。

地下鉄プラットフォームでは、日本語、英語放送あり。車内でも英語表示あり。日本のJRのように、車内で広告放映あり。博物館とUN記念公園に近い、大淵駅まで行く。出てから方向が分かりにくい。しばらく逆方向に歩いてしまった。

釜山博物館 私の他は小学生のグループだけ。インターナショナルスクールらしく、白人女性が英語で説明。日本語のパンフレットがあるが、展示は韓英のみ。

UN記念公園は博物館に隣接している。入り口で軍人に敬礼される。私もボーイスカウト以来初めて敬礼をする。しかし、兵士がこんなに亡くなって埋葬されているとは(現在は2300名が埋葬されている。かつては1万人以上埋葬されていた)。すごい広さで、美しく手入れされている。入り口近くには、ビデオ説明する建物があった。出るときにも敬礼する。私が日本人と分かるらしく(話さなくて韓国人に似ていれば、日本人と思って当たり前)、「サヨナラ」と挨拶される。
出口にインフォメーションセンターがある。英語の出来る職員がいた。さすがに国連関連の墓地だと、英語を話す訪問者が多いのだろう。釜山港近辺に行くというと、バスを勧められたのでそうする。地下鉄と異なりハングルだけなので、外の様子を見ながら行く。時々、地下鉄のマークと駅名が見えるので見当はつく。

「トラベルストーリー」というガイドブックに掲載されていた「釜山炭火カルビ」という店で焼き肉を食べる。まずまずの味。本音を言えば、日本の方がうまい。例によってキムチなどのたくさんの小皿付き。ところで、韓国と日本のキムチの味の差は、特に感じなかった。

日本の本(少なくとも片方の店は、新刊と古本の両方を扱っている)を専門に扱う本屋を、東光洞2街で2軒も見つけた。うち一方の店には入っていた。「浅草博徒一代記」があった他、ヤクザ関連の本があった。人気があるのだろうか?値段は付いていないので知らない。買う気がないので、尋ねもしなかった。

前日行ってとても気に入ったDiArtにまた行く。9:00近くで客は7割の入り。今日は夕食後なのでカフェラテだけ。5,000ウォン。インターネットに夢中になって、1時間は長居しただろうか?アメリカンコーヒーはどうか?と勧められる。コーヒー1杯でねばられては商売に差し支えるだろうと思い、OKする。帰りに、勘定を支払おうとしたら、なんと、アメリカンはサービスだそうだ!

07/11/15(木)

朝食はホテルのバイキング。まあ、うまいね。

前日に予約していた、Hotel Phoenixに移る。釜山ホテルから歩いて行ける。途中に、Standard Charterdによって金を引き出す。朝11:00だが、客がいない。

暑い日で、20度は超えているだろう。上着を着るかどうか悩むが、持って行動する。行く途中の道で寺を見つけた。木魚の音がする。

このホテルはジャガルチ駅の近くで便利。3つ星で1泊60,000ウォン。地球の歩き方によると1泊10.5万ウォン。今回もどうやら割安に押さえられたらしい。部屋はやや広めだが、老朽化している。
ここには、毎日新聞が1日遅れ、スポーツ報知がたまに置いてある。毎日だと思うが、西鉄の稲尾さんの追悼記事が載っていた。元新聞記者の寄稿で、稲尾さんはその元記者を同期だね、といって親しくしてくれたとの内容。実は1学年下だが、稲尾さんは、それに気付いてからも話を合わせていたらしいとのこと。他は船場吉兆の偽装の話の続報を読んだ。
インターネットは、ロビーで無料で使えた。

13:00 スターバックスに行く。TallかGrandeだけで、Shortが無い。Tallが3800ウォン。袋入りの砂糖が置いていないし、水は用意してあるのにカップが無い!かなり広い店で、2階〜4階?まである。50席ぐらいありそうな3階の客は私だけ。「エリーゼのために」や賛美歌と思われる曲がかかっている。


地下鉄に乗って、現代美術が多いという、釜山市立美術館に行くことにする。ナム・ジュン・パイクの作品があるそうだ。地下鉄車内で、ベルトの行商をする男がいる。スーツにネクタイをした50歳ぐらいの男。地下鉄車内で、30歳前ぐらいの男が50〜60歳ぐらいの女に席を譲る。女は礼も言わない。

美術館の最寄り駅は、そのものズバリの「市立美術館駅」。美術館は勿論近いのだが、その手前に体育館があって、わかりにくい。
フランス人の造形作家の特別展示があった。鉄骨を使う人。悪くはない。客は非常に少なく、全フロア合わせて10人ぐらいだと思う。
ただ、常設の韓国人作家たちの作品の方が私の好み。最も気に入ったのは、たくさんの角ばった、つむじのように密集した屋根の間のわずかな隙間でタバコを吸っている男の、夕刻らしい暗い青い絵。牛の絵、ボールを投げる男の、彩色木彫りの現代的な像も気に入った。
3階建てで、2階か3階に広い図書室があった。私の他の閲覧者は女性1人だけ。アサヒカメラと美術手帖(但し、ともに1998年頃まで)が置いてあった。新しいアメリカの雑誌もあった。但し、本はハングルばかり。
ナム・ジュン・パイクの作品は帰りがけにやっと気付いた(途中、学芸員に尋ねたが無いと言っていた。私の発音が悪い可能性はある)。これらの作品が気に入ったので図録を買おうとするが、売り切れ。
地下で、若手芸術家グループの展覧会があった。見学客は私だけ。木で作ったネクタイが気に入った。一方、実在しそうな人を的にした射撃を模した作品があり、不快。そういえば、韓国には一般人向けの射撃場があり、ガイドブックでも紹介されていた。
このグループのメンバーの女性2人、男性1人の芸術家が会場にいて、多分3人とも20歳代。英語はうまくないが、親切で、コーヒーをくれた。かけていた音楽はStevie Wonderで、”Ribbon in the Sky”など。絵の入った名刺ももらった。

西面に夕食をとるつもりで行く。ガイドブックの地図が分かりにくい上に、道の表示が不足。やめて戻る。

「トラベルストーリー」に掲載されていたピサボルでチーズビビンバを食べる。5,500ウォン。ビールは3,000ウォン。おかずはセルフサービスで選べる。日本のビビンバより安いが、ほとんどチーズは無く、うまくない。

19:00に、龍頭山公園にようやく上る。さらに釜山タワーにも上る。高さは約100メートル。客は10人程度。カップルか、高校生ぐらいの女の子2人連れ。展望台に、世界各地のタワーの写真がある。東京タワー、エッフェル塔、シアトルのスペースニードル、トロントの CNタワー、インドネシアのタワーなど。通天閣は失礼にも無かった。下に降りると、世界の様々な歴史的建造物の精巧な模型があった。ベルサイユ宮殿、ピサの斜塔、パルテノン神殿、ストーンヘンジ、金閣寺、昌徳宮、ピラミッド、アンコールワット、万里の長城、パルシラ遺跡群(シリア)など。世界各国の人口の表もある。日本は10位、韓国は25位。地図もある。日本海はEast Seaとなっている。世界遺産もこの地図に掲載されている。

食べ足りないのでDiArtにまた行って、トーストをまた注文する。

夜、ホテルの部屋でJ.B.ルノアーの”Korea Blues”, ”I’m in Korea”と韓国のサヌリムの音楽をiPodで聴く。

07/11/16(金)

朝はスターバックス。クッキーを一枚買っておいた。

Nopo-dongまで地下鉄で行く。ここから慶州行きバスが出ている。

バスの切符を買う。「地球の歩き方」の勧めに従い、窓口の女性に、行き先を書いたメモを渡す。20歳代と思われる女性が窓口だったが、流暢な英語で対応する。そういえば、2年前、中国の瀋陽で大連行きの電車の切符を買ったときも、メモを渡した。

Nopo-dongの慶州(キョンジュ)行きバス乗り場で、スウェーデン人Oscarと知り合う。見るからに西洋人なので、私が英語で話しかけた。Istanbulという本を読んでいた(スウェーデン語訳)。作者オルハン・パムクは、2006年のノーベル賞受賞者だそう(帰国後調べたら、確かにその通り)。23歳のトラック運転手。

慶州バスターミナル前では、タクシー運転手の勧誘にあうが断る。Oscarは私についてゆくよ、という。ガイドブック(Lonely Planet)は高いので、買っておらず、いつも現地の観光案内所で尋ねる、という。私は「地球の歩き方」を持っていて、これは役立った。仏国寺(プルグッサ)と石窟庵(ソックラム)は世界遺産なので、これらを最優先とし、時間があったら博物館に行こうと決めていた。観光案内所でバス乗り場を教わる(日本語)。仏国寺に行くバスに乗る(1000ウォン、10番か11番)。英語放送があるが聞き取りにくいので、運転手に知らせてくれと私が頼む。ターミナルから30分ぐらいで仏国寺バス停についたと思う。

仏国寺前で、70歳ぐらいの老人に日本語で仏国寺への道を聞く。日本語ですか・・・といいながら、発音はかなり正確に教えてくれる。

仏国寺への客は、修学旅行と思われる学生を含め、多数。行くための道には出店と土産物屋が多数。仏国寺は緑中心のカラフルな寺だとの印象。

仏国寺・石窟庵(ソックラム)は751年頃創建された。その間は有料バスで結ばれている。

ソックラムの石仏は薄い黄色で美しい(花崗岩)。ガラスで保護されている。別の建物の前で、人の記名入り瓦を見つける。寄付するとメッセージが書ける。欧州は勿論、アフリカの国名もあった。日本人もある。

ソックラムの駐車場の脇に大衆レストランがある。ハングル表示しか無い上に犬を飼っていて不潔な感じがしたので、やめる。大して空腹でもない。別の土産物屋でアイスクリームを買い、その後、自動販売機でホットコーヒーを飲む。

時間がまだあるので、次に、国立慶州博物館に行くことにする。10番か11番のバスで途中下車すれば良いのだが(バスの種類が違うのか、1500ウォン)、話し込んでいて気付かず、慶州駅(鉄道)まで行ってしまった。ただ、地図を見ると、歩いていけそうな距離。レンタサイクルをガイドブックが勧めているので借りようと思ったが、駅近くの店は閉まっていたので、歩くことにする。昼飯の時間を過ぎているのだが、やはりさほど空腹にならない。途中でOscarが饅頭の店を見つけ(彼は名物だという。ユースホステルで知り合った人が言っていたとのこと)、そこで各自2つずつ食べた。後でガイドブックを見たら載っていた。「皇南パン」という名である。

途中、饅頭店で休憩をしたが、通算30分程歩いて(表示が少ないので結構ややこしく、少し迷った)、博物館に着いた。3時ぐらいだったろうか?やや肌寒い。たくさん陶器、金属工芸品があった気がするが、細かいことは忘れた。門を入ってすぐにロッカーがあったこと、外にトイレがあったこと、自動販売機でホットコーヒーを飲んだこと、建物が多く、うち一つは植物の写真展だったことは憶えている。

4時過ぎだったろうか?少し暗くなって来た。バスターミナルに戻る途中にあるはずの大陵苑(テヌンウォン)に向かおうとする。その途中の鶏林(ケリム)を通過。原っぱみたいだな。道に迷って、通りがかりの人に聞くが(英語)、よくわからない。地図に駐車場が載っているので、それは?と聞くと教えてくれた。さらにその後、大きく土が盛り上がったところがあったから、それが大陵苑だったのだろう。その後、中学生、交番の警官に聞いて(片言の英語で説明してくれた)、なんとかバスターミナルにたどり着いた。Oscarはパックのすしを買った。私は釜山に戻ってから食べることにする。Oscarは、割り箸をうまく使って食べる。上手だね、というと、でも韓国の鉄の箸は滑りやすくて困るんだ、といった。私は朝買ったビスケットを食べた。

Oscarとの話
・オスカー?アカデミー賞の像だね、というと笑う。
・ 日本の最近の首相交代を知っている。さすがに名前は覚えていない。なぜ交代したのかと尋ねられたので、米軍への給油の延長問題が主因、建前上は安倍の健康問題、と私は答えた。新首相をどう思うか、と尋ねるので、就任したばかりなので分からない、と答えた。
・ 日本に軍隊があるのか?と聞くので、正式な軍隊は無い、近いものはあるけど、と答えた。
・ 私がロックが好きだというと、日本でも、Hives Cardigansが人気があるそうだね、と言う。
・国際政治を将来、大学で専攻したいという。
・スウェーデンは高学歴で、トラック運転手になりたがる人は少ない。そのため、賃金は高いのでやっているとのこと。大学の学費は無料とのこと。
・日本の人口は1.4億人ぐらいか、と尋ねる。1.2億人だと答えた(実際は1.28億人)。ほぼ正しい答えであり、驚いた。GDPは2位だよね?と聞くが、正解である。(相対比較のために、自分がどの程度ヨーロッパの国の人口を知っているかを後日考えた。ドイツはGDP世界3位、1億人はいない、なら7000万人?フランスはGDPでドイツより小さい。なら6000万人?、英国は6000万人弱?←帰国後確かめると、正解は、独8200万人、仏6400万人、英6000万人。ドイツは外したが、いいせんいってるな)
・50ヶ国訪問したことがある。アフリカはパック旅行で2ヶ月かけて旅した。
USSBに6ヶ月いた。授業詰め込み過ぎだったようで、半年でキックアウト。
・スペイン語はかなり、ドイツ語が少しできる。
・韓国にくる前にロシアを経由したが、国民はUnfriendly.モスクワの物価は韓国より高い。貧富の差が大きい。ロシアの人口は1億人程度だね(1.4億人が正確な値)、と私がいうと、そうだね、ロシアには100万人いる都市が10程度だね(後日調べると正確には13だが、概ね正しい)、と答えた。
・北京に留学中のスウェーデン人の友人(交換留学生、スウェーデン企業が奨学金を出している)がいて、そこにしばらく滞在した。
・日本の宗教を尋ねるので、仏教かな、でも信仰心は薄いけど、と答える。スウェーデンも宗教心が薄いとのこと。
・韓国人の修学旅行と思われる学生に、Helloと何度も声をかけられる。Handsome Manとも。本人は辟易している。日本では、まあ、ないだろうと答える。外国人が珍しい田舎に行かない限りは。なお、スウェーデンにも修学旅行はある。
・柿が珍しく、仏国寺で写真を撮る。ニコンのカメラを持っている。
・日本と中国、韓国との関係を聞かれる。中国人、韓国人は国としての日本は嫌いだが、日本人個々人に対する悪意はないと思う、と答える。ヨーロッパでは、イスラム中心に反発心が強い。
・私に、時間があったらどこの国に行きたいか、と尋ねるので、ブラジル、しかもブラジリア、と答える。彼は、ブラジルに行ったことがある、しかしブラジリアは無い、と答える。彼自身は、次はオーストラリアに行きたいという。

ソックラム前バス待ちの間。
・自動販売機のコーヒーを飲む。スウェーデン人の1人当たりコーヒー消費量は世界一とのこと。日本には、スターバックスの他、ベローチェ、ドトールのような安くてうまいコーヒーチェーンがあるよ、と答える。
・ 日本の小説は読んだことが無い。翻訳だと価値が落ちるとも。映画は見たことがあるが、タイトルは覚えていない。推薦する小説を挙げろと言うので、「金閣寺」を推奨した。僧が、金で覆われた寺に放火する話だと説明。
・ 持って来た本は6冊。主に夜に読んでいる。荷物が60kgと重く、読み終わり次第捨てる。
・旅行は2月まで続ける。日本にも明日行く。私の乗船時間を尋ねるので答えたが、当日は出会わなかった。船で福岡に着いた後、一気に鉄道で札幌まで行き、それから南に下るとのこと。日本は外国人向け鉄道チケットで旅行する。日本の見所を聞くので、東京の浅草と秋葉原(Old Town & New Town)、大阪の民族学博物館と通天閣、京都、奈良、神戸を勧めた。
・米国についてどう思うかと聞くので、音楽は大好きだが、国としてはそうではない、Too Arrogantだから、と答える。映画もPsychoとViolenceばかりで好きではない、と答える。ヨーロッパ人も米国のスタンスは好きではないという。また、米国人はよその国のことを知らない、とも。
・ 父はギリシャ人。スウェーデンにわたるギリシャ人は多い。ギリシャの地下鉄の駅は、路線を掘る際に出土したものを展示している。スウェーデン人はタイでバカンスを過ごす人が多く、タイ人女性との結婚は多い。
・ Hundaiは、ホンダイと発音する。

・国立慶州博物館で、花の写真の展示があった。アルファベット表記があるので、写真家の名前だろうか?と言った。Oscarは、いや、これは花の学名だ、ラテン語なんだ、発見者の名前が学名に組み込まれているから、人の名前のように見えるんだ、と答えた。私は、ポール・マッカートニーが高校でラテン語を学んだと言っていたのを思い出した、と答えた。

地下鉄内で握手して別れる。日本に行ったら、メールを送る、と言っていた。

「トラベルストーリー」に掲載されていた韓国風中華料理の店の四海坊(サへバン)で海鮮麺を食べる。普通の味。

夜はDiArtに行く。4日連続である。また、アメリカンのおかわりをただでくれた。日本に明日戻るので、今日で、私が来るのは最後だと伝える。

07/11/17(土)
朝、ホテルのパソコンを使って じゃらんやhotelclubなどのウェブサイトで予約しようとするが、空室無し。あきらめて、福岡に着いてから手配することにする。まあ、寝台車でも遠くのホテルでもいいさ。

9時15分のスターバックス。水のカップが置いてないので店員に頼む。そういえば福岡にもなかったな(東京にも水やカップが無い店があることに、戻ってから気付いた)。店員はアンニョンハセヨと挨拶し、感じはいい。店内はガラガラ。1フロアに客1人?音楽はほとんど知らないが、ジャズ。うち一曲はグリーンスリーブス。これは悪くない。もう一つはハッピークリスマスでつまらぬ出来。

出発までに時間があるので、チャガルチ市場に行く。新しい立派な建物で、5階建てに見える。1階は市場、2階は食堂になっている。朝食を食べた後で食欲は無く、「サシミ」と日本語で勧められるが断る。食べる気もないのに長居するのも失礼なので退散し、海側に出る。海は濁った緑。ゴミはあまりない。魚が泳いでいる。カモメが飛んでいる。

チャガルチ駅の近くに地上4階、地下1階の本屋がある。TOEIC、TOEFLの参考書を除く英語の本無し!日本語の本もその類だけ。訳書ではアガサ・クリスティのものが20種ほどある。背表紙に英語表記があったのでわかった。他はハングルなのでわからない。中2階は、大量の地球儀のフロアになっていた。

地下鉄の駅のホーム上に、本の自動販売機がある。ウォーレン・バフェット、ビル・ゲイツといった有名米国ビジネスマンの本の他(多分、ビジネス指南書?)、Lee Ka Shingという私の知らない人の本、「星の王子様」、「IQ200」などが入っていた。少なくともバフェット、ゲイツの本の値段は2000ウォン。他も同じだった気がする。
駅のコインロッカーは1000ウォン。100Wを10個入れるのだが、札しか持ち合わせが無い。どうしようかと思ったら、近くに両替機があった。

(滞在期間を通じて)一見して、私が日本人だと思われることは無く、英語で答えるのでそれと気付かれる。

11:30~12:00 豚の腸詰めの(4500ウォン)+ビール3000ウォン。店の他の客は、制服を着た女子高校生8人(この時間に学校は?)と男1人。

12:10? 地下鉄車内で客として乗車している軍人を2人見かける。20歳代前半に見える。UN公園以外で軍人を見かけたのは初めて。

釜山―対馬路線があることに、港で気付いた。
13:30 Beetle乗り場。乗客は、日本人、韓国人ばかりと思われる。白人、黒人はゼロ。
ウーンとエンジンがうなりをあげる。ジェット機のよう。乗船率は低く、2Fで2割程度。船内のテレビ放送は日本語。

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