2007/12/16 - 2007/12/16
711位(同エリア943件中)
もろずみさん
全国の紅葉情報を検索してみると、他県の紅葉はあらかた散ってしまいましたが、わずかに東京だけに見頃サインがついています。
中でももっとも遅いと思われるのが芝公園の紅葉谷です。「紅葉回廊」の最後はここしかありません。
芝公園は江戸時代は広大な増上寺の寺域でした。今でも増上寺は東京を代表する大寺です。
「三縁山広度院増上寺」は浄土宗七大本山の一つで、徳川家康の帰依を受けて以来、将軍家の菩提寺としても有名です。
戦災で焼けてしまいましたが、昭和の時代まで歴代将軍の墓所や霊廟が建ち並んでいました。
徳川家の霊廟の内、2代将軍秀忠公の霊廟については、夏に訪れた「狭山不動尊」に一部が移されています。
東京タワーの真下の渓谷美を表現した不思議なスポットが紅葉谷。大層な名前がついていますが、確かにそう命名するしかない場所です。
小さいながらも滝もあったりして紅葉の写真を撮るにはなかなか良い場所です。
これで今シーズンの紅葉はお終いにします。
- 交通手段
- 徒歩
-
『芝で生まれて神田で育ち、今じゃ火消しのアノ纏持ち』
と端唄にあるように、トラディショナルな江戸っ子の聖地とも言える芝大門です。 -
路上ギャラリーには昔の芝の風景が描かれています。
この絵は二代・広重です。
やはり増上寺の門前という雰囲気ですね。 -
大門内には今でも増上寺の支院が軒を連ねています。
周りはビルばかりになってますが、こんな築地塀があったりして少しは面影が残っています。 -
江戸でも屈指の大寺である増上寺。
どこのお寺に行っても奈良や京都みたいに圧倒されることは少ないですが、この三解脱門(三門)だけは別です。
さすがは徳川将軍家の菩提寺ですね。 -
都内最古の建物で、東日本では最大級。もちろん国の重文指定。
元和8年(1622年)に幕府大工頭・中井正清によって建立されました。 -
三門の南には方丈門(黒門)が建っています。
その名の通り増上寺方丈への入口で、精巧な彫刻の施された四脚門です。 -
まだ新しい慈雲閣。平成元年(1989年)に再建された開山堂です。
増上寺は主要な堂宇が戦災であらかた焼けてしまったので、戦後に次々と再建された建物が多いです。 -
黒門の脇から本堂の大屋根を望みます。
手前に紅葉、後ろに東京タワーという増上寺ならではの構図です。 -
境内に入ってまずは水盤舎から。
元は清揚院殿つまり甲府宰相・綱重公の霊廟にあったものだそうです。
いかにも霊廟の建物という風格があります。 -
境内の紅葉はそろそろ終わり。
この境内に紅葉はそんなに多くなく枝垂桜の頃が一番ですね。 -
鐘楼堂と有名な大梵鐘。
江戸三大名鐘の一つと言われる梵鐘は東日本最大級です。
『今鳴るは芝(増上寺)か上野(寛永寺)か浅草(浅草寺)か』
という川柳もあるくらい。 -
正面には本堂(大殿)。
昭和49年(1974年)に再建されたものですが、30年を経て風格が出てきました。
浄土宗大本山の根本道場となっており、ご本尊は阿弥陀如来です。 -
本堂の隣りは安国殿です。
恵心僧都の作と伝えられる黒本尊が祀られています。
黒本尊とは徳川家康が戦勝を祈願したといわれる阿弥陀如来でもちろん秘仏。 -
安国殿の脇にずらりと並んだ千体地蔵。
それぞれが風車を持っていて増上寺の名物スポットになっています。
それだけにカメラマンも大勢。 -
お地蔵さんに囲まれるように西向観音堂。
小さなお堂ですが、江戸三十三観音札所の第21番霊場になっています。 -
本堂裏手の墓地へと登っていきましょう。
墓地の入口には大納骨堂(舎利殿)が聳えます。 -
墓地の傍ら、というか半分近くの広さがある徳川将軍家墓所。
入口にあたるのが「鋳抜門」です。
中には2代秀忠公、6代家宣公、7代家継公、9代家重公、12代家慶公、14代家茂公と6人の将軍が眠っていました。
かつてはもっと広大な廟所だったのですが、戦災で焼かれてまとめられたという感じです。 -
増上寺はまだまだ見るべきお堂がありますし、霊廟御門なども残っていますが、これくらいで・・・。
東京タワーに向かうと紅葉谷に出ます。
都会の中のミニ渓谷という風情。紅葉がテーマですので今日のメインはこちら。 -
さすがにちょっと遅かったかなという具合ですね。
午後ですので光の方向も良くなかったかも。
それでも山紅葉の雰囲気はあります。 -
見上げてみれば陽を浴びた紅葉が鮮やか。
いずれも希にみる大木ですので、これはこれで見事。
東京タワーの場所は江戸の昔から「もみじ山」だったそうで、ここはその名残。 -
芝公園の一画ですが、人工的にせよちゃんと渓谷美を表現しています。
都心のオアシス的な場所です。 -
小さいながらも滝があります。
広さは石神井公園の記念庭園くらい。
写真の練習には格好の紅葉スポットです。 -
見上げると巨大なタワーが目の前。
押上の新しいタワーができたら取り壊されるのかなぁ?
それまでにせっせと東京タワーを撮っておきましょう。 -
写真を撮りに来ている人、スケッチに来ている人など、皆さん近場の風光明媚な場所をよくご存じ。
結構良い色付きでした。 -
わざわざ来る感じでなくても、こういうスポットを知っていると何かと便利。
増上寺でなく、東京タワーとのセットというのもありかな。 -
通りを渡ると宝珠院。ここも隠れた紅葉の名所。
確か港区の麻布七福神の弁財天があったはずです。 -
すぐ隣りに交通量の激しい桜田通りが通っているのにこの風景。
ここもやや遅かった感じですけど、池と紅葉の取り合わせは絶妙です。 -
色づきもかなり良いですね。
これで見納めの今年も紅葉と言うわけです。 -
お寺と紅葉というテーマで探した「紅葉回廊」でしたが、それなりに成功したかな?
やはり紅葉だけでは物足りないけど、お寺巡りと組み合わせれば楽しみの幅も広がりましたね。
この続きはまた来シーズンに持ち越しです。 -
最後は赤羽橋に出て東京タワーの全景を撮っておきましょう。
以上、冬晴れの都内の紅葉巡りでした。
12月も半ばになってもまだ紅葉を追いかけているなんて、地球温暖化も深刻ですねぇ。
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