大分県　別府・湯布院旅行記

2007/12/08 - 2007/12/09

長いこと別府の地獄めぐりをしてみたいと思っていましたが、
とうとう行ってきました。
別府地獄めぐりとは別府温泉にあると思ってましたが
別府八湯の一つである鉄輪温泉のまわりに地獄が点在しているようです。

せっかく九州まで行くのにほかに見所がないものかと
調べましたら　湯布院まで車でほんの１時間足らずらしい。
それでは　別府・由布院の温泉三昧
関サバ・関アジも食べる　豪華九州の旅へ
出かけたのでした。

エリア 大分

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

7：50発ＡＮＡにて羽田を出発。大分空港でレンタカーを借りてまず別府市内を目指します。カーナビがあるから安心と地図もろくに見ないでいたら、途中高速を降りてしまった。じゃあ　まず地獄めぐり最初は血の池地獄に向かうことにしましょう。
広い無料駐車場に車を停めて　チケット売り場で「地獄めぐりセット券」を購入します。８箇所ある地獄を全部めぐるならセット券が断然お得です。

写真では見た事ありますが　ホントに血の色。湯気が立ち込めて幻想的です。不思議〜

お次は血の池地獄のとなり竜巻地獄。歩いていきます。ここは約３０分おきに　吹き上がるそうで　かなり待ちました。待った甲斐があり　すごい勢いで吹き上げる場面を見ることができます。

別府の駅に近いところの「いけす割烹平家」で昼食をとりました。
関アジ会席、関サバ会席ともに一匹丸々さばくので二名様からだそうで　関アジを選択。
昼の関アジ会席は　焼き蟹が　渡り蟹の味噌汁になっていましたが　値段はリーズナブル。ドライアイスの演出もまずまず、たのしめます。
プリプリした食感がたまらない。ただ　醤油が甘いのにはちょっといただけない。普通の醤油が欲しい！

鉄輪温泉ちかくにある別府八湯の一つである、ひょうたん温泉に立ち寄りました。日帰り温泉施設です。
靴箱の鍵を受付で渡すとロッカーの鍵を渡されます。貴重品も安心です。
男女別なので　あまりお風呂には期待していませんでしたが　そんなことありません。すばらしい！ひょうたん温泉の名物打たせ湯はとても気持ちいいです。内湯は５つくらい浴槽があり（女湯）目移りします。
露天はお湯が滝になっていて　なかなかすばらしいです。なんといっても　蒸し風呂。まさに蒸されているお風呂です。とても熱いけど。

おにやまホテルにチェックインしてすぐ　歩いて残りの地獄めぐりに出かけました。
まず、坊主地獄。どろどろの泥がボコッ、ボコッ、っと涌いています。

次に坊主地獄のとなりにある海地獄。
とても幻想的なブルーの地獄。地獄を覗いてみるとなんと透明なお湯。不思議〜。

大きなお土産ショップはここ海地獄と地の池地獄だけです。お土産はこの二店でさがしましょう。

海地獄に売っている「地獄蒸しプリン」
甘さ抑え目　カラメルは苦くてとてもおいしい。

かまど地獄は一丁目から六丁目まで様々な種類の地獄を見ることができます。
地獄内写真を撮ってくれて売りつけるおばちゃんがなんだか温泉街の独特の親しさで近付いてきます。
団体客は狙われています。

白池地獄の手前でうっている
地獄蒸し（卵とかさつまいもとかとうもろこし）と一緒に売っていた。肉まん。
手作りっぽい生地で肉はジューシーっていうか　べちょべちょ。コショウききすぎです。

店員にコンビニの場所を聞きました。
坂を降りた左側にあるそうです。もっと　お土産やさんがたくさんあると思ったら　まったくありません。全国的に別府地獄は有名だとはおもいますが　とてもひっそりとした場所にあるもんだ。

白池地獄はおにやまホテルの裏口の横にあります。
この順番に廻ると帰りはすぐホテルに入ることができます。
殆どの人がここまではこないのか　とてもひっそりとした地獄です。それがまた不気味でもある。

おにやまホテルには二箇所お風呂があります。
写真は天空の風呂。字の如く　屋上にあります。少し遠くてビルなどに多少遮られてはいますが　別府湾が見えます。（女湯）夜は夜景がきれいなんだろうと　寒さをこらえて　行ってみましたが　遠く大分市内と思われるところの夜景はすばらしかったです。別府はあまり・・・。とにかく寒かった。

おにやまホテル夕食
地獄蒸し、すき焼き、刺身、牛たたきサラダ、天ぷら。釜飯まであります。おなかいっぱい！
ただ、最後お茶ください。と言って　やっとお吸い物がでてきた。もうちょっと気が利く従業員いないんですかね。

別府八湯のひとつ　明礬温泉
入り口建物は小学校の昇降口のよう。決して新しくありません。入湯料を払うと温泉への行きかたの説明をしてくれます。一度建物を出てもう一度建物に入り　スリッパを脱ぐと　そこは休憩室？係りのおばさんがチケットを受け取ります。そこにあるコインロッカーに貴重品を預けて　そこから男女に分かれて　脱衣所があります。脱衣所でてすぐのちょっと濁っているお風呂でなるべく体をあたためてから泥湯に行きなさいと　親切な？係りの人が教えてくれます。
あたたまったらいよいよ　内湯の泥湯へ　おばあさんが二人静かにつかっています。一歩入って、にゅる。足の指の間から泥がでる。これだよ！
しかし　温い。こんなところ　長く入っていたら風邪引きそう。papaと露天で待ち合わせてるからさっさと上がろうとしたら「ちょっとあなた！おしりが泥だらけよ。お湯の中でちゃんとしゃぱしゃぱしてからあがらなきゃ駄目よ」と　お叱りを受けてしまいました。泥の成分がとても滑ってあぶないそうです。は、はぁ〜〜。失礼いたしました。
ちゃんとしゃぱしゃぱして　シャワーしていざ外へ。囲われている箇所で屈んで壁の下をすり抜けると　そこはよくパンフレットで見かける　巨大露天風呂だった。お〜泥の池に入ってるよ〜〜。しかし、ここは内湯の比ではない程の泥の量。所々膝まで埋まってしまうほどの箇所があり　とても滑って危険です。外の混浴も一応男と女の境目があります。
美白になるらしい成分ということで顔にたっぷり泥を塗りましょう！

湯布院への道。狭霧台展望台からみた由布岳。
そうか　由布岳は木がなくて草に覆われているから夏の写真は青々していたのか。冬の今は黄色だよ〜
この展望台からは由布院の街並みも一望できます。

駅前通りのコインパーキングにレンタカーを停めて湯布院を散策しました
由布院で大人気のロールケーキ屋さん。
Ｐ−Ｓｐｅａｋ
いつも行列していてなかなか買えないそうなので
予約しました。
プレーンは卵たっぷりのふわっふわっの生地で　ちょっと少ないんじゃないと見た目思ったクリームが　非常にマッチしていた　おいしい。
チョコも然り。
やっぱり大人気はうなずけるおいしさです。

角柱本店　豊後牛ステーキ丼
お店は食べ物やと思えない重厚な雰囲気の建物。蔵？美術館みたい。
ステーキ丼のみ一日５０食限定。
具がたくさん入った味噌汁と漬物付き。￥2700は高いのか安いのかよくわかりませんが
やわらかくて　とてもおしいです。

湯布院は原宿の竹下通りかと思う程の混雑。狭いのに観光バスとかバンバン通ります。
金賞コロッケなるものがありましたので食べてみました。
あげたて　熱々。中はクリームコロッケのようなトロミ。ポテトコロッケをイメージしていたので
・・・

山のホテル夢想園
駐車場に車をとめて　茶店のようなところで入湯料を払います。家族風呂が開いていたら　入ってもいいということで　一目散に家族風呂へ。
一つ目は入浴中の札が下がっていて　がっかり。
二つ目。空いてます。やったー！
充分な広さ。由布岳も見えます。なんて贅沢な。
すばらしい！

次はパンフなどでよく見かけた　巨大露天風呂へ。さすが山のホテル　脱衣所にはドライヤーもそなえつけてあり、ロッカーも鍵付です。
露天風呂はこりゃまた　すばらしい！最高です。シャワーにはシャンプーなどの備え付けまでしてあります。いつまでも入っていたいよ〜。

高速道路　別府ＳＡにて　山くじら
ホルモンだとおもいますが　すごい噛みごたえがありあます。おつまみに最高〜
おいしいんだけど　顎がはずれそうだよ。

18：30発ＪＡＬにて大分発。

一泊二日だったけど　とても充実した旅行でした。
おいしいものもたくさん食べたし、お風呂もたくさん入った。こんなに色々な温泉はいったら効能は・・・