エクストリームの荒原、デス・バレー国立公園（１日目）

2007/12 - 2007/12

エクストリームの荒原、デス・バレー国立公園
サンライズ、サンセット撮影の旅

…と題して、デスバレー4日間の旅。

撮影スケジュールは班長さんが立てているので、私はその隙間に、BighornSheep、Roadrunner、Pupfishの3つをリクエストしてみました。

珍しく(?!)1ヶ所滞在&最終日を予備日としたゆったりめのスケジュール。
何もない景色に飽きたら早めにラスベガスに戻って遊べるかも…なーんてとんでもなかった！

何もないって素晴らしい！
デスバレー！とりこになりました。

1日目、意味がわかんない！
2日目、人生最高の日
3日目、いろいろあるね…
4日目、結局いつもと同じ？

Death Valley

エリア デス・バレー(アメリカ)

今回の宿はネバダ州のBeatty。
毎朝デスバレーへ片道約1時間の出勤です。

１日目。
５時半出発。

だんだん空が明るく赤くなると焦ります。。。

山を越えて…というよりは、どんどん下っていく感じ？
バレーが見渡せる坂に来て、もうここでいい!!って思いました。朝焼けも綺麗で感動的な景色。

もちろん、もうここでいいわけもなく…そしてそして…さらにすごい景色が待ってました。

Death Valley
Sand Dunes

まずは朝の砂丘へ。

遠くから見たら小さく見えたけど、近づくと広そうだ。

奥へと歩き始めます。

Death Valley
Sand Dunes

この穴はKangaroo Ratのおうちのようです。
いっぱいありました。

デスバレーの生き物たちは、殆どがシャイで夜行性なんだって。

夜行性の生き物が多いのは、日中の気候が過酷すぎるからだとか。。。

Death Valley
Sand Dunes

太陽が見えてきました。

…しかし寒い。

Death Valley
Sand Dunes

向こうの山が赤く染まってます。

Death Valley
Sand Dunes

人がいなくって、
とってもいい！

Death Valley
Sand Dunes

あぁあぁあぁぁぁぁぁ。。。
なんでしょう、これゎ〜

Death Valley
Sand Dunes

なんだかおいしそうです♪

Death Valley
Sand Dunes

Death Valley
Sand Dunes

Death Valley
Sand Dunes

この景色、もう意味がわかりません!!!

Death Valley
Sand Dunes

ずいぶんと歩いて来たね。。。

ちょっとのつもりが、１時間も奥へ来てしまいました。
もう車も見えません。

ぼちぼち引き返します。

肝心な時にGPSが無いのでした。。。

Death Valley
Sand Dunes

おぉ!!虫を発見!!

他に生き物を見かけないので大人気。
私たちに囲まれます。

Death Valley
Sand Dunes

帰りは足あとを探しながら歩きます。

けっこうたくさんの足あとが･･･

これはなにかおっきい鳥。

Death Valley
Devil’s Cornfield

たっぷり２時間のハイキングで、初日の朝からスケジュールがおしているようです。

悪魔のコーン畑を通り過ぎます。

Arrowweedという植物だそうです。

Death Valley
Salt Creek

遠くに砂煙が見え、あの車ガタガタ道を走ってるね〜なんて話してたら、自分たちも同じ行き先でした。。。

砂漠のオアシスです。

砂丘で足腰鍛えてきたので、ボードウォークは楽勝。

Death Valley
Salt Creek

しょっぱい川です。

Pupfishいないなぁ…


Pupfish は水温が40度、水の塩濃度が海水の5倍のところでも生きていけるそうです。冬季、水温の低い時は底の泥の中に隠れているんだって。

Death Valley
Salt Creek

一万年前、デスバレーには氷河か溶けてできた湖が点在していましたが、その後気候がどんどん乾燥してきて干上がっていきました。Pupfishはそのころから存在しているそうです。

Death Valley
Salt Creek

豆みたい〜♪

Pickleweed

Death Valley
Harmony Borax Works

1882年、William t.Colemanという人によって造られたホウ酸精製所です。

Death Valley
Harmony Borax Works

最盛期には中国人を含む40人以上の労働者をかかえ、一日3トンのホウ酸を精製していたそうです。

Death Valley
Furnace Creek Visitor Center

師匠は撮影場所の情報の聞き込みです。
私はピンバッチ＆スタンプをゲット！

Death Valley
Furnace Creek Visitor Center

到着日にBeattyの街でロバを見かけたので、ロバがとっても気になります。

Death Valley
Furnace Creek Visitor Center

Death Valley

郵便局が好きなのでパチリ☆

今思えばDeath Valleyって消印のお手紙ほしかったなぁ。。。

Death Valley
BoraxMuseum

Death Valley
BoraxMuseum

Death Valley
BoraxMuseum

かわいい♪ロバ。

Death Valley
BoraxMuseum

あは♪こっちもロバ。

20-Mule Teamという、ホウ酸を250キロ先の鉄道の駅のある街、Mojaveまで運ぶ馬車(?)です。

往復で30日かかったそうですよ。

Death Valley
BoraxMuseum

これは先頭のロバが付けるベル。

あ、もちろんここは、ロバ以外のこともお勉強できます。。。

Death Valley
FireStation

Death Valley
Furnace Creek Golf Course

ロードランナー目撃情報があったので寄ってみました。

ロードランナーいないなぁ…

Death Valley

ここでランチ。
場所はともかくとして…

今日のメニューは、硬い小豆の赤飯、硬い具の五目ごはん、硬い春雨のスープ

…お赤飯がサクサクいうよぉ〜

とっても思い出深いランチになりました(?!)

Death Valley

きのこ岩。

きのこと聞いたら行かないわけにはいきません!!
でもあんまりきのこっぽくないなぁ〜

Death Valley

きのこ岩と車。


今回の車はかわいいです。

Death Valley
Devils’s Golf Course

ガタガタ道を走って悪魔のゴルフコースへ。

2000年前に干上がった湖の跡だそうです。
水と風によって浸食された塩の岩が見渡す限り広がっています。

Death Valley
Devils’s Golf Course

夏場、ここで耳をすますと、温度の変化によって塩の岩がはじける音が聞こえるそうですよ。
どんな音でしょうね〜♪

Death Valley
Natural Bridge Canyon Trail
(1.6km, Easy)

見どころはいろいろあるようなのですが、サンセットの時間も気にしつつ…歩いてみましょう。

Death Valley
Natural Bridge Canyon Trail

帰ってきてからの復習によると…
たまに起こる嵐によって洪水となり、何千年もの年月をかけて、それらの洪水がキャニオンを削ってナチュラルブリッジのような地形を形成します。
…だそうです。

うーむ。。。

Death Valley
Natural Bridge Canyon Trail

これは昔滝だったそうです。

Death Valley
Artist’s Palette

まっすぐ行けば間に合ったのですが、やっぱり寄り道をしてしまい、着いた時には日がかげってきてしまいました。。。

Death Valley
Artist’s Palette

赤、ピンク、黄色はIron Salt(塩化鉄????）、緑は腐ったマイカと呼ばれる鉱物(雲母、ケイ酸塩鉱物）、紫はマグネシア(酸化マグネシウム）だって。

かげった写真じゃ色もわからないし…

訳わかりません!!

Death Valley
Badwater Basin

赤く染まる塩を見て、本日は終了!!

この旅行記へのコメント （8）

• tm-sukeさん 2008/01/05 11:33:45

  ロバ

  etsu さん、こんにちは。
  遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。
  
  デスバレー旅行記も興味シンシンだったのですが・・年末の慌しさと
  年始の食っちゃ寝生活のため、ようやくじっくり見始めているところ
  です。m(__)m
  
  デスバレーは本当に日本人が思っている「砂漠」の景色なんですね。
  面白い模様だけど、私はコンタクトレンズなので風があったらたぶん
  目を開けていられません・・砂が目にはいると、そりゃもうタイヘン。
  悶絶しようなくらい、はたから見ると女々しく泣いているようにしか
  見えないのもツライところです。;_;
  
  ところで「Beattyの街でロバを見かけた」そうですが、野生ですか？
  グランドキャニオンそば（？）のオートマンでは、町中を野生のロバ
  が闊歩しているそうなので、一度野生のロバに会いたいなぁと思って
  いたところなので・・いつかロバににんじんをあげに行きたいなぁ。
  
  tm-suke

  etsuさん からの返信 2008/01/07 01:52:12

  RE: ロバ

  tm-sukeさん
  
  あけましておめでとうございます！
  今年もどうぞよろしくお願いします。
  
  ロバは、暗くて目を疑いましたが、「ロバ注意」みたいな道路標識もあったので、やっぱり野生のロバなんじゃないかなぁ〜と思ってます。
  
  砂漠で風が吹いたら、砂嵐になるので、コンタクトじゃなくても目が開けられなさそうですよ。。。
  
  etsu

• kaz-ykさん 2007/12/21 22:08:28

  始ままして

  etsuさん　今晩は
  
  小生のブログにお越し願い有難う御座いました。
  
  足跡を辿り、ディスバレーに、お邪魔しました。
  
  写真を撮ご苦労が良く解りました。
  
  企画、執念、体力、センス,腕ですか、とても真似出来ません。脱帽です。

  etsuさん からの返信 2007/12/22 16:36:52

  RE: 始ままして

  kaz-ykさん
  
  どうもありがとうございます。
  
  写真って、なかなか撮る苦労まではわかってもらえないので、そう言ってもらえるととても嬉しいです。
  
  ましてや、誉められるのはカメラだったりするので^_^;
  
  kaz-ykさんの言葉を励みに、これからもがんばります♪
  
  etsu

• Tedさん 2007/12/12 17:39:14

  早起きは三文＊２の徳

  etsuさん、こんにちは
  
  夕焼けに赤く染まったBadwaterステキです♪
  
  いつも行くときは時間が取れなくて、こんなにゆっくりSandDuneを歩いたことありませんでした。たて構図の写真、切り取りがとても良いですね。
  
  やはり、写真は光が遊んでくれる、早朝、日没直後が一番のようですね。
  MuffinさんのMonumentVelleyでもそう思いました。
  
  早起きは三文＊２の徳ですね(^-^)
  
  Ted
  

  etsuさん からの返信 2007/12/13 00:37:14

  RE: 早起きは三文＊２の徳

  Tedさん
  
  朝は、早起きさえすれば、時間の都合がつくのでいいのですが、
  夕方はどうしてもスケジュールがおしてしまい、この日も車を降りてからカメラを持って走ってました。。。
  
  砂丘は、かなり歩きましたが、ずーっと砂丘でした。
  いくら見ていても飽きない景色の中で、砂まみれになりながら遊びましたよ♪
  
  etsu

• Muffinさん 2007/12/12 01:52:57

  デスバレーがもう１っ個

  etsuさん、こんにちは
  
  デスバレーを待っていました。１日目の朝からため息連続の写真ばかりで、全く知らないところを初めて見せていただいたような気分です。
  サンドデューンは通ったけどetsuさんの目で見るとこんなに綺麗だったんだー、ともう一度確かめに行きたくなっています。
  
  私もアーティストパレットで足踏みしてしまってザブリスキーに30分遅かった！デスバレーは見どころが多くてオセオセのスケジュールになってしまいますね。
  行きたい！
  
  Muffin

  etsuさん からの返信 2007/12/12 06:34:42

  RE: デスバレーがもう１っ個

  Muffinさん
  
  今回は、砂と岩にヤラレテしまいました。。。
  ずっと見ていても飽きることがなく、どこを見ても感動してました。
  
  ガイドブックやみなさんの旅行記を見ていてもイマイチ意味がわからなかったのですが、実際に行ってみると更に不思議だらけで、それが魅力なんですねー
  
  この時期は日が短いので思っていた以上に忙しくなってしまいました。。。
  ４日間もいたのに、時間が足りなく感じましたよ〜
  
  etsu