バリ島旅行記2007 バンコクからサヌールへ

2007/07/12 - 2007/07/20

バンコク・シンガポール経由デンパサール行きの航空券を利用して、バンコクで飛行機を乗り継いでバリ島に行ってきました。

インドネシアのローカル言語のバリ語と東南アジア山間部のラオス語は似ているのか、現地でバリ語を教わりながら考えてみようというのです。

そしていくつかの宿に泊まって、バリ島のよさを味わおうとしたのでした。

エリア バリ島(インドネシア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: シンガポール航空

バンコクで泊まったのは、ペッブリ通りのサムランプレイスホテルのスタンダードルーム。
ツーリスト向けのホテルですが、建物はまだ新しくてきれいでした。

ペッブリ通りに面していることと隣の敷地で建築中というので、騒音を懸念しました。
しかし、一番奥の部屋だったこともあり、自動車の走行音や工事の音は全く気になりませんでした。

片廊下式の通路には冷房はなくて、近くの高層ホテルやアパートメントがよく見えました。

廊下の物音はドアの隙間からよく聞こえますが、すぐ静かになります。

部屋はベランダ付きで一人旅には十分な広さです。

ベランダからの眺めはバンコクの下町そのものでした。

バリ島に到着してタクシーで向かったのはサヌールのロスメン、カフェカユマニス。
ほの暗いカフェでウエルカムドリンクをいただきながらチェックイン。
エアコンホットシャワー付きのツインルームですが、乾季の今はシャワーを浴びると寒いほどでした。

頭にものを乗せて運ぶのは、八丈島でもラオスでも同じ。アジア共通の習俗のようです。

カユマニスの前の通りで。

バリ語の先生は朝から宿まで来てくれました。
一回目の時間は行き違いで連絡が取れなかったのです。
パサール(市場)の近くで行事の準備でしょうか。

サヌールに泊まったからには海岸の景色を見たいもの。
パンテーシンドゥー(シンドゥービーチ)に出てみました。天気がよくて快適です。

いかにもバリらしい光景ですが、ヌサドゥアと比べると浜辺が狭く感じます。

反対方向、パンテーシンドゥーから北の海岸です。

そしてル・マイヨール美術館へ。

２０世紀初め、バリに来島した西洋人の中には、この地のエキゾチックな魅力に惹かれた芸術家たちがいました。

サヌールにやってきたル・マイヨールもそのひとりです。
中庭の石像の奥に、マイヨールと彼の妻の胸像がありました。

バリらしい石像。

インドネシアの国語、インドネシア語はマレー語に近い言語です。もともと西ジャワの海岸部、バタビア(今のジャカルタ)地方で使われていた言葉です。

バリ島にはイスラム以前のヒンズー文化が残りますから、言葉もインドネシア語と別にバリ語があります。

インドネシア語とバリ語を併記した地名標。

行事の予行練習なのか、ブラスバンドの一団に出会いました。