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追憶・・・・重慶と上海の変貌

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2007/11/13 - 2007/11/13

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早島 潮

早島 潮さん

 産経新聞に上海と重慶の変貌についての記事が掲載された。想い出を繙いてみると平成14年に三峡下りの時重慶と上海は訪問している。
 その時にも経済発展で大変貌を遂げつつある様子を書きとめている。この時よりも更に変貌しているのであろう。今に社会的な矛盾が不満となって噴出し大混乱がおこるのではないかという予感がする。

以下は当時の紀行記からの抜き書きである。

平成14年3月17日(日)
 朝6時にホテルを出発して朝天門埠頭へと急いだ。重慶は嘉陵江と長江に囲まれた丘陵地帯に開けた街である。そして朝天門埠頭は嘉陵江と長江が合流する地帯に突き出た地点にある。

 昨夜ホテル到着が遅かったので初めて見る重慶の市街は起伏の多い街で長江は遥か下方を流れている。大きな幅広の電車風のエスカレーターに乗って岸辺まで降りてから高速船に乗り込んだ。

 埠頭には多くの人々が屯しており、担ってきた野菜や果物を並べて商っている者もいる。我々の目を最も驚かせたのは手に手に天秤棒と縄を携えた「棒棒群」と呼ばれる労働者の群れである。船に乗り降りする乗客の手荷物を運搬して料金を貰うのであるが,その数が非常に多いのである。我々のグループも彼等にスーツケースをバスから船まで運んで貰ったが、天秤棒の両端にスーツケースを二個宛吊るして計四個の荷物を肩に担って運搬するのである。昔日本でも大きな鉄道駅にはいた赤帽さんのようなものだと思えば判り易い。約70〜80kgの荷物を急坂を登り降りするのは大変な労作量であろうが、もっとも手っとり早い就業チャンスなのである。荷物一個につき2元から3元(日本円換算35円〜50円程度)であるという。

平成14年3月19日(火)
 朝7時20分に宣昌のホテルを出発して武漢の市街まで4時間半ほどの長丁場のバスドライブである。武漢では黄鶴楼を見学した。武漢は三国史の時代から争奪の的となった地味豊かで物なりも豊富な交通の要衝であり、現在の中国の重工業地帯でもある。

 黄鶴楼の楼上から武漢市内を展望した後、友誼商店でのショッピングとなった。これをエスケープして1927年の武漢蜂起の現場となった建物を見学に行った。現在は軍関係の施設として使用されているようだが、要人の来訪があるらしく若い男女の兵士達が多数門前に整列していた。その前には孫文の立像が立っていた。

 この後武漢空港から上海空港へと移動した。上海では夜のバンドの光景を見学してホテルに入った。黄浦港の対岸には数年前にはなかったテレビ塔が建設され近代的なオフィスビルも建ち並んで一大金融街に変貌していたのは驚きであった。中国の著しい発展振りをここでも感じさせられた。
 ホテルからは高速道路のインターチェンジが眼下に見下ろせた。

http://4travel.jp/traveler/u-hayashima/album/10059467/

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