2007/11/04 - 2007/11/04
84位(同エリア146件中)
たぬぽんさん
前日の夜、なぜか浜松にいまして、
日曜日、時間あったのでぜひ一度行ってみたいと思っていた、
JR東海主催「さわやかウォーキング」に。
思いつきで前日の夜に参加を決めても、
なんの予約もなしに参加できるのがいいところですね。
そんな初体験で参加するのは、
この日限定、「東海道岡部宿にぎわい祭りとつたの細道公園散策」です。
焼津駅に集合、パンフレットをもらい、バスに乗り岡部役場前へ。
そこからひたすら歩きます。
岡部宿は東海道21番目の宿場町。
規模は小さいながらも重要拠点であったそうな。
所要時間約3時間のコース。
楽しみです♪
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
-
8:28焼津駅到着です。
実は前日、ほとんど眠れてなくて
そんな歩けるかどうか心配だったりするんです^^; -
焼津駅南口
パンフとバッヂを配布していたのでそれを頂きます。 -
焼津にも温泉があります。
黒潮温泉。
湯温約50℃の弱アルカリ性カルシウム−ナトリウム塩化物泉だそうです。
海水の半分ほどの塩分を含んでいるとな!
ここ、
この時間ではお湯がなかったんですが、
もしかして昼間は足湯ができたりするのかなぁ。。。
そしてバス乗車口にずらりと並んだ行列に参加し、
揺られ揺られ約20分、 -
岡部役場前バス停到着!
330円でした。
ここからウォーキングスタート!!!
なんとわかりやすい♪
お祭り開催のため非常ににぎやかに感じました。 -
スタート地点は、
岡部宿の京側の端っこのようです。
ここが枡形跡。
枡形は、
わざと道を曲げて敵の侵入を少しでも抑えようとしたもの。
宿場町の端には必ずといっていいほど設けてあります。 -
道なりに進んでいくと、
消防団! -
めちゃめちゃ親切に教えてくれます。
全行程、ちゃんとポイント毎にこの看板があるのでまず迷うことはありません。
わざわざこれを準備してくださるなんて・・・有難し。 -
指示通り
「しばらく道なりに進む」
岡部川、という川沿いを上流へ向かいます。 -
岡部宿の宿場町では、
大旅籠柏屋(かしばや)が資料館として公開されています。
でもここは帰り道に通るようなのでまた後ほど・・・ -
貝立橋を渡る直前、
少し見晴台がありそうなところがあったのでのぼってみると
ちょっと岡部の町並みがのぞけます。
望遠鏡があればよかったんですが。 -
キバナコスモス、
かな。
コスモスがきれいな時期になりました♪
川を鮮やかに彩っています。
ほかにも白やら紫やら・・・ -
歩き始めて約40分、
「専称寺」というお寺にたどり着きました。
「西行座像」があります。
西行法師が旅姿をした像高46cmのスギ白木彫りの像で
江戸時代後期のものだそうです。
「不動尊立像」像高54cmも安置されています。
鎌倉時代前期のものだそうです。
専称寺の本堂はこの門を入るのではなく、少し裏を回ったところにありますがどちらにしてもすぐわかります。
専称寺は
「一ト火灸(ひとひきゅう)」という、灸療所としてもかつてから名のあったところで、
今でも本堂近くの「一ト火灸療所」で治療してもらえるそうです。
小さなお灸をたくさんすえるのではなく、
大きなお灸を一箇所に当てるものがこの一ト火灸。
かつては本堂で行われていたそうです。 -
近くで甘酒をいただきました。
そしてお茶もいただきました。
甘酒はすごくさらりとしていました。
お茶は岡部の玉露玄米茶だそうです。
なかなか香ばしい・・・ -
笠懸の松。
これを見るには少し階段を上ることになります。
みなさん息を切らしてます・・・僕も・・・
歌僧として有名な西行が愛弟子・西住とともに、東くだりをしている途中、
川渡しの場で武士と揉め事に巻き込まれ、師である西行が馬の鞭で叩かれているのを我慢できず、
西住は相手の武士を殴ってしまう。
しかし西行は、仏に仕える者として辱めに耐える大切さを説いた後、西住を破門してしまう。
西住は師を追って跡を追うが、その途中岡部まできて病に倒れ、
最後に体を休めた松の木に
「西へ行く 雨夜の月や あみだ笠 影を岡部の松に残して」
という時勢の句を残した笠を懸け、亡くなった。
東国からの帰途でこの岡部の地についた西行は、宿の庵でこの笠を見つける。
笠はありながら主はない。一方が先立ち、一方が遅れるのは世の習い。
「笠はあり その身はいかに なりぬらむ あはれはかなき 天の下かな」
と。
笠が二人を岡部で出会わせたとはいえ、
はかないものですね。。。 -
さて、
笠懸の松のふもとで、みかんをもらいました。
「岡部みかん」です。
きくところによると
「酸いも甘いも運試しよ」
・・・ん!?!?!?
この岡部の地は山に囲まれているため常に日が当たるような場所ではなく、
他の産地よりもみかんが日に照らされている時間が短いらしい。
つまり、酸っぱくても運が悪かったと思って・・・^^;
なんか食べるのが少し怖くなったので
しばらくこのみかんと共に歩きます。 -
あ、
岡部宿の江戸側の枡形跡です。
と、いうことは、道路を挟んで向こうは・・・ -
岡部宿。
うーん、その雰囲気はあまりないです。
ただ、帰りにこの道は通るようなのでまた後ほど・・・ -
枝豆を干してました。
節分のお豆さんがここで生まれます。
干しているところを初めて見たのでしばらく観察させてもらいました。
すると、
「パチ!パチッ!」
と、豆をいぶっているときの豆の破裂音のような音が聞こえてきます。
これで包まれている豆が顔を出す。
火であぶってるんじゃなく、日光であぶっているものと見たらいいのかな。
でも、なんかおもしろい・・・
しばらくこの音に聞き入ってしまいました。 -
十石坂観音堂です。
この観音堂の中に、二基の厨子が安置されています。 -
澄み切った青空と、
稜線をつくる木々の緑の
なんと鮮やかなこと!!!
・・・というのが携帯写真では限界が・・・(><) -
なぜかクスッとしてしまいました。
ふつう、何かの広告を載せますよね。
公衆電話ですか・・・!!!^^; -
しばらく案内どおりに歩き、
道の駅「宇津ノ谷峠」に到着。
国道沿いの道の駅なので
ウォーカーだけでなく
車やバイクで来られた方々でいっぱい。 -
この道の駅で腹ごしらえ。
桜海老天そば400円。
あ、あまり桜海老の食感は感じられませんでしたが、
香りは十分感じられました。
ちょい衣が桜海老に対して多すぎるんじゃねか^^;
あとしらす天もあるそうです。 -
ということでそれなりに頑張りながらのんべんだらりとウォーキングしてきましたが・・・
ようやく半分。
ここですでにスタート地点から2時間経ってます。
このペースは・・・
ある意味予定通りです。
どおりで、僕のあとをどんどん抜かしていく方が多いわけだ^^;
僕よりも大先輩の方がほとんどなのに・・・!
のんべんだらり、
しすぎかなー(笑) -
国道に分かれ、
つたの細道を歩きます。
駿河国の安倍郡と志太郡の境の鞍部にある峠「宇津ノ谷峠」を抜けるのに、
古くからつたの細道がありました。在原業平が「伊勢物語」でこの細道のことを書いているため、古から広く人に知られているようです。
また、峠越えをする道はこのつたの細道だけでなく
源頼朝以後に開発された東海道本筋があります。
つたの細道を部隊の行進ができないといって鎌倉幕府が廃止し、できたものがこの本筋です。
こちらのほうが後の東海道の道になりました。
しかし現在、整備されているのはつたの細道のほうで、
東海道は道が続いているだけ、という感じ。それはそれで味があっていいんですが。 -
こちら、坂下地蔵堂。
延命地蔵尊、別名・鼻取り地蔵。
ど、どんな地蔵様なんでしょうか・・・!?!?
中を覗いたんですがいまいち内部が見えず
姿かたちが確認できませんでした。
鼻取り・・・ -
左・東海道由比宿へ至る
右・つたの細道
追分みたいな感じで♪
コースはもちろん右を示しているわけですが、
少し興味があるので左にも足を踏み込むことに。 -
ちょうど先ほどの「追分」が
宿場町と宿場町のちょうど中間にあたるようです。
どちらも十八町の距離。
江戸方は由比宿、京方は岡部宿。 -
おぉ!!!
どちらかといえばこっちのほうが行進しにくいでしょう!!^^;
東海道というより、
東海自然歩道です。
ちょっと進むと、
「蘿径記碑跡」があります。
この蘿径記碑は文政13年(1830年)、儒学者でもあった駿府代官の羽倉外記がつたの細道をどうにか残そうと建立したものだそうです。
「蘿」はつたをあらわします。
「跡」なので、今ここにあるわけではありませんが、
すぐ近く、先ほどの坂下地蔵堂に移されています。 -
あまりに「東海自然歩道」だったのですぐつたの細道に戻りました^^;
そして、
今度はこんな渓谷みたいな釣り橋!!
いったいどんなところぞつたの細道!!
驚きの連続です。。。
渓谷というほど渓谷でもなければ、
全然高くない吊り橋です。
しかし、
けっこう揺れます(笑) -
水車のない水車跡。
ちょっと寂しい。 -
気づけばこんなところに。
この周辺が「つたの細道公園」で
今回のコースの折り返し地点です。
ある意味、ここでようやく半分、といったところではないでしょうか・・・ -
五葉松。
なんとも惹かれる形。 -
ようやく折り返し地点。
みなさん座ってお昼ごはんや休憩や。
このまま北へ(川を上流へ)いくこともできますが、
ほんとに山の中に入っていくようだったので私もここで折り返します。
この公園には
これまで宇津ノ谷を訪れた数多くの文人、歌人の詠んだ句が掲げてあります。
こんな山奥ですが、それだけ名所だったんですねー。 -
この石を積んだところ、
文化財に指定されています。(な、名前を忘れたんですーすみません!)
大正元年から約90年間、ずっと保ってきたが、
土砂崩れの影響で崩壊してしまったそうです。
そして内部をコンクリートにして外部を石で積んで復元したものがこれです。 -
なんともきれいな赤と黄。
今日は歩いてて暑いくらいですが、
もう確実に秋は深まりつつありますね。 -
スタートから3時間、だいぶ山を下り岡部の町に戻りつつありますが、
まだあと3キロあるそうです。
全行程10キロで・・・ -
先ほど通った、岡部宿の江戸側の枡形より岡部宿に入り、
しばらく歩いて、さっきは通過した
「大旅籠柏屋」に。
入館料300円ですが、さわやかウォーカーなら200円に。
天保5年(1834年)の大火でで消失しましたが、天保7年に完成したのが現在の建物。
しばらくこの建物は旅籠を営んでいましたが、
後に質屋を兼業、駅伝制が廃止されてからは郵便局であったこともあるらしいです。
その後郵便局も他へ移され、ふつうのお宅になり、しばらくとある80代のおばあちゃんがこのお家を守っていましたが、
平成12年にこのおばあちゃんから買い取る形で国(だったかな)がこのお宅を復元し、
「大旅籠柏屋」として公開になったそうです。
復元では、天保7年当時の健在を多く利用しています。
「大旅籠」
というのは、宿場町の中の旅籠の長、といったところ。
私ははじめて聞きましたが、どの宿場町にも一つ、多くて二つの大旅籠があったそうです。
入館料300ですが、
1階部分のみの見学なら無料でいけます。 -
柏屋の裏の出口を出ると
お祭りをやっていました。
金回りがよくなりますよーに♪ -
本陣跡です。
では岡部宿のデータ(天保14年・1843年)
本陣2軒
脇本陣2軒
旅籠屋27軒
総人口2322人
江戸から数えて21番目の宿場町。
江戸から48里11町(約189.7km)の距離にあります。
岡部宿は東には宇津ノ谷峠、西には大井川という難所を控えているため、平安時代後期から宿としての形を整え始め、慶長7年(1602年)に宿の指定を受けました。
後に交通量が増加し、加宿として内谷村が加わりました。
「東海道中膝栗毛」にも難所の様子が描かれているらしいです。 -
これは
「小野小町の姿見(すがたみ)の橋」です。
小野小町が晩年に東国へ下る途中、岡部宿に泊まった際、
この橋の上に立ち止まって夕日に映える西山の景色の美しさに見とれていたが、
ふと目を橋の下の水面に移すと、
そこには長旅で疲れ果てた自分の姿が映っていた。
過ぎ去りし日に、面影を奪われ、老いの身となったことを嘆いたという。
切ない橋です。
めっちゃちっこい橋です。
30センチくらい? -
コースどおりにいきます。
こちらは
「正應院」
ここの多宝塔は開基50回記念に篤信家の発願により造られたものだそうです。 -
にぎわい祭りー
賑わってます♪
ちんどん♪
ちんどん♪
ちんどん♪
ちんどん♪ -
こちらは「光泰寺」
1800年に造られた像高112cmの聖徳太子立像があるそうです。
延命にご利益があるらしいです。 -
ほぼスタート地点に戻ってきました。
こちらは「五智如来公園」
もうすぐイベント開催の1時半。
気づけばもう歩き出してから5時間近くになります。 -
東海道の松並木です。
そしてすぐそこがようやくバス停です。
ここからバスに乗り込み駅へと戻ります。
結局5時間歩きました・・・
3時間の予定が・・・^^; -
バスに乗り込むとすぐ寝てしまいました。
気づけば焼津駅。
朝と景色が違うのはなぜか北口に戻ってきたからです。
パンフレットには南口に戻ってくると書いてあるのに。
このせいかわかりませんが、
実はゴールしたという証明がありません(もともとないのかもしれませんが、気づかずに列車に乗ってしまいました)。 -
そーいえば、
ちゃんとしたお昼ご飯を食べてなかったので駅弁を購入。
浜松駅で買った「うなぎ弁当」
そのまんまー♪^^;
1200円です。 -
ま、
うまいに決まってます♪
強いてそれ以上の感想を述べません^^;
これから、
またひたすら在来線を乗り継いで大阪へ戻ります。
さわやかウォーキング。
非常にさわやかでした。
このイベントではコースごとにバッヂがもらえますが、
これを集めまくってる人がいらっしゃいました。
それだけ、人気なんです。
かといって定員があるわけではないのでとても参加しやすいです。
ちょっと遠いけど、
機会があればまた違うコースも挑戦ジャー!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 義臣さん 2007/11/13 16:59:02
- ウオーキング
- JR主催のウオーキングは何度か体験したのですが
混んでいて 今はすっかり参加しなく成りました。
でもこの程度なら、、
考えて見ます、
東京周辺は混んでいるのかな?
義臣
- たぬぽんさん からの返信 2007/11/13 22:17:36
- Re:ウオーキング
- 今回がはじめての参加だったので他のコースの状況はよく知りませんが、
JR東海主催のウォーキングはめちゃ人気ということは確かみたいです^^;
東京周辺でももしあれば参加してみたいと思っていますが大阪からでは如何せん遠すぎて・・・(><)
この日は天気もよく絶好のウォーキング日和でしたが、
それほど混雑は感じられませんでした。
たぶん、集合時間のないイベントでみなさんばらけたからだと思います。
集合してみんなでぞろぞろ歩くとなると自分が寄りたい所も通過することになってしまいますからね、すごく自由な感じでしたよー!
今回はパンフレットどおりにほぼ歩きましたが、あえて逆らうのもおもしろいかもしれません(笑)
-
- Noririnさん 2007/11/08 00:35:19
- 楽しそうなウォーキング
- たぬぽんさん お誕生日おめでとうございます!
JR主催のウォーキングツアーってパンフは見た事があって気になってはいたのですが・・・結構楽しそうですね。
東武線でもたまにあるので、日程が合えば参加してみたいといつも思っていました。
親切な看板や珍しい広告など、周りを見ながら散策すると何倍も楽しめますね。
今度私も参加してみようかしら。
今日がステキなバースデーになりますように♪
Noririn
- たぬぽんさん からの返信 2007/11/08 01:00:37
- RE: 楽しそうなウォーキング
- ありがとうございまーす!!
晴れてぞろ目の年になりました^^;
ぜひ参加してみてください!
JR東海は特に人気みたいで、参加者が多いようです。
けっこうわかりやすくコースを示してくれているのでありがたかったです!。
私も、時間があれば他のコースも行ってみようと思ってます。
ただ「水分補給をしっかり」と、何度も忠告の看板がありました。
本当にその通りで、他のコースもけっこう歩くようなので、少し気をつけて楽しんでください!!!
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