“初一人旅”ウズベク?　ヒヴァ編

2007/10/19 - 2007/10/26

兼ねてから友達が憧れていたウズベキスタンへ行く事になりました。
ウズベキスタンって？と思う方も多いことでしょう。

ちょっとだけ補足：
ウズベキスタンは関空から8.5時間、中央アジアに属します（旧ソ連）、公用語はウズベク語、ロシア語も大概話せるそう。宗教はイスラム教スンニ派が多いそう。気候は夏は非常に暑く冬は非常に寒い。とても乾燥していて雨は少ない。日本に比べると紫外線がキツイです。1991年の旧ソ連の解体を機に国の情勢は流動的になり物価も上昇傾向にあるそうです。1年前の情報より確実に値上がってました。

今回はタシケント・ヒヴァ・ブハラ・サマルカンドを周遊します。現地観光フリーの８日間のツアーです。

いよいよ来週出発という時に友達から「どうしても行けなくなった」との連絡が・・・
相談した結果一人で旅立つ事にしました。
初の海外一人旅です。ちょっぴりドキドキしながらの出発です。

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ウズベキスタン航空HY528での機内食。
「Fish or Beef?」と聞かれたのでFishと答えたら
「うなぎの蒲焼」が！
確かにFishだけどなんか笑えた

18:00タシケントに到着。気温９度です。う〜寒い〜

翌朝国内線に乗りウルゲンチへ。そこから車で30分、第一の訪問地「ヒヴァ」へ到着！
ホテルはヒヴァの世界遺産「イチャン・カラ」の目の前！部屋からこの眺望！すごい！

前情報だと現地で日本人はほとんど見かけなかったと聞いていましたが飛行機の中は日本人だらけ・・・
いろいろな場所で団体ツアーを見かけました。
ちょっと興ざめです

世界遺産イチャン・カラは周囲2,250mを城壁に囲まれた小さな町です。
８世紀頃から存在し10〜14世紀頃にはホレズム帝国の都として栄えたそう。
中には20のモスク・20のメドセレ（神学校）・６基のミナレット（塔）などが存在する

ココは観光のメインゲートの西門ですが、ココから入ると入場料が掛かるとのことなので他の門を目指します。

南門へ向かう途中、早速地元っ子が写真をおねだり。
今回の旅ではこういったふれあいがたくさんありました。

ココが南門。誰もいません。いざイチャン・カラへ〜

イスラーム・ホジャ・ミナレット　45mヒヴァで一番高い塔

ここは西から東へ伸びるメインストリート
手前の人だかりは結婚式の集団です。

ヒヴァのシンボルともいえる
未完成のカルタ・ミナル（1852年着工）
未完成のためさまざまな伝説が残っているとか

ブルーのタイル模様が素敵です。

ランチはヒヴァのなかのチャイハネで
ラグマンを頂きました。トマトベースの煮込みうどんと言った感じです。野菜もたっぷり入っていて美味しいです！

再び散策へ〜
秋のウズベクはカラッとしていて過ごし易いです。

みんなお気に入りのポーズがあるのかな？

サルと○○は高いトコが好き？
はい！イスラムホジャミナレットに登りました！
狭くて暗くて急な118段の階段を登ります。
2,000sum（200円）

おじさんと青年。高い所で何をしてるのでしょう？

北門脇の城壁にて
ワラが混ざった土で出来ています

多くのウズベク女性は民族衣装を着ています

日が西へ傾いて来ました。

ホテルのタワーから夕闇を眺めます。
綺麗★

夜のライトアップも綺麗でした

翌朝、早起きして再びホテルのタワーへ。
朝と夕方はたくさんの鳥が飛び交います。
ハト、カラスの他見た事ない鳥がたくさんいます。

朝のイチャン・カラ散歩です

ほうきの音がさわやかな朝を演出しています

今日は450km離れたブハラの町を目指します。
英語がほとんど分からないドライバーさんと二人。
ロシア語の本と身振り手振りでｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝをはかります。

写真はアムダリア川に掛かる橋の上です。
これで完成でしょうか？ガッタガタです！

ブハラへ向かう前に「カラまわり」をアレンジしました。（別途$20）
カラとは古代ホレズム王国が建てた”都城跡”のこと。アムダリヤ川の流れが変わるたびに城を造りなおしたそう。その数1000以上、現在は15箇所残ってるとのこと。

写真はその一つ「カズン・カラ」

ここは「トプラク・カラ」です
BC1〜AD5頃シャー・ウシュ朝が築いたものと考えられてるそう。

ココは何に使ってた部屋でしょう？

カラを後にしてブハラを目指します。
キジルクム砂漠を縦断中です。300kmこの景色が続きます。
砂漠と言うので砂しかない所を想像してましたが、実際はご覧の様な褐色の草木が育ってました。

朝８時出発、午後３時ようやくブハラに到着です。
ブハラで滞在したマリカホテルは旧市街のど真ん中！
観光に適した素敵なホテルでした。