2007/10/12 - 2007/10/14
79位(同エリア496件中)
不動心さん
社会人(社会人としての良識があるかどうかは別問題です)不動心のイエメン一人旅をまとめました。イエメンまでの往復航空券はHISで約2ヶ月前に手配。残り座席は約4席でした。料金は約13万円。私は原則として個人旅行です。現地でのスケジュールはおおまかなものにとどめ、具体的にどう行動するかは前日考えます。ただし、飛行機での移動が必要な場合のみ日本で手配するようにしています。今回はセイユーンへの往復航空券を現地旅行会社にメールで依頼しました(現地でチケットを取りに行くことにしておきました)。なお今回のみサナアで人気のホテルを2泊予約していきました(宿を予約するとスケジュールが制限されるため、ほとんどの場合は宿はその日に探すようにしています)。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
PR
-
10月12日(金)
仙台空港18:40発ANAで中部へ。
中部22:45発エミレーツでドバイへ。
*仙台空港へ着いた時、既に両替所の営業が終了していました。中部では両替出来るか仙台空港のスタッフに聞いたところ、中部の銀行も20時で閉まるようですと言われかなり焦りました。自分で中部空港に電話したら、出国審査を終えたところで22時までやっています、とのことで一安心。
20万円⇒1665$(両替し過ぎました…)
写真は中部の出発ゲートです。 -
エミレーツに乗り込みます。ドバイまでは約10時間です。
-
エミレーツは大人気の航空会社です。噂に違わず良かったです。エコノミーでも座席は座り心地が良く、2−4−2の配置でした。映画・音楽・ゲームのチャンネル数もずば抜けています。機内食メニューも始めに配られます。またストッキング、ハンドタオル、歯磨きセット、目隠しバンド一式が各人に配布されます。これらが入った小さな入れ物は、薄型デジタルカメラ入れとしても使用可能です。赤ちゃん、子供に対する配慮もされており、子供用メニュー、あやすためのおもちゃもあります。ポータブルベビーペッドがあり、壁に取り付けられる座席がありますので、親はずっと抱いている必要もありません(←他の航空会社でもあるのかな??)。
-
10月13日(土)
7時5分ドバイ発サナア行き
サナアまでは約2時間30分のフライトでした。 -
ドバイ離陸後まもなく
-
乗客は50%程度でした。日本人の方も数名みかけました。
-
-
-
機内食
-
-
Sana`a International Airport.小さな空港です。建物に入るとすぐに出国審査カウンターです。その手前左側にアライバルビザ受け取りと両替所がありました。
40$⇒7960YRに両替しました。
出国審査は一番最後列でしたが、さほど待つことなく終了しました。 -
ターンテーブル。運よく序盤に荷物が出てきました。
*両替について
空港の両替所は市街のそれに比べて相場が悪いのが一般的ですが、イエメンではそうとも言えないようです。空港では1$=約199YR。市街の両替所も高額紙幣なら同額でしたが、1$〜50$紙幣においては、少額ほど相場が悪かったです。20$紙幣で両替した時は1$=190YRでした。参考までに。 -
空港前
-
空港の建物(空港施設の撮影は本当は宜しくありません)
-
空港前
-
空港前
-
空港からタハリール広場まではダッバーブを利用することにしました。
*空港からのダッバーブ乗車について
空港前の通りを走っています。空港を出て右が市街地方面なので、左から右へ走っているダッバーブを利用します。ダッバーブは始発と終点は決まっていますが、それ以外は停留所のようなものはありません。なので走ってきたら手をあげたりして停まってもらいます。ハサバで乗り継ぎが必要なので、運転手に「ハサバ?」もしくは「タハリール?」と聞きましょう。これだけで通じます。ダッバーブは頻繁に走っており、すぐに掴まえられますし、ハサバでの乗り継ぎも楽なので利用価値大です。タクシーでは1000YR以上するようですが、空港⇒ハサバは30YRです。 -
-
-
ハサバのダッバーブ乗り場
*ハサバでの乗り継ぎ
現地の人や運転手に「タハリール?」と聞きましょう。違っていてもタハリール広場北行きはどれかきちんと教えてくれます。ハサバ⇒タハリール広場北 20YRです。 -
タハリール広場北のダッバーブ乗り場。「タハリール広場北」は、タハリール広場から歩いて数分北に行ったところにある乗り場です。メインストリート沿いです。ここから本格的な旅のスタートです。
-
-
道路(通称エアポート・ロード)を介してタハリール広場を見る
-
私にはまず、現地旅行会社へ国内線航空チケットを取りに行くという使命がありました。メールで場所および連絡先携帯番号は聞いてありましたので、これを頼りに訪ねます。ダッバーブを降りてから数回ズベーリー・ストリートはこちらの方向でよいか聞きました。
エアポート・ロードを南下すること徒歩約10分、ずべーりー・ストリートとの交差点に到着。右折します。写真はズベーリー・ストリートを西へ歩いているところです。 -
ズベーリー・ストリート
旅行会社はハッダ・ロードとの交差点にあるとのことだったので、ハッダ・ロードを尋ねながら歩きました。 -
見つけました。ハッダ・ロードとの交差点を渡ってすぐの右側でした。BAZARA TRAVEL&TOURISMです。しかし!!店は閉まっていました。11時〜12時頃だと都合よいとのことだったので、10時50分くらいに着いたのに。すぐ近くの電話のお店でスタッフの携帯に電話しました。電話代85YR。今から開けるとのことだったのですぐ戻ると、既に開いていました(その間数分)。どうやらお店にはいたようですが、ラマダーン明けの休暇で閉めていたようです。
サナア⇔セイユーン往復航空券 160$(これが相場のようです)
私がお店を去るや否や閉店しました。 -
-
-
タハリール広場にて。
-
タハリール広場
-
同上
-
-
-
写真を撮って欲しいと頼まれました。
-
He is sleeping.
-
-
-
-
Yemen Holiday Tours
日本人に有名なアミンさんのofficeです。officeと言っても、自宅の一室にパソコンと電話が置いてあるだけです。撮影許可をいただいています。 -
*アミンさんちの場所
地球の歩き方に載っている、タハリール広場東側のAl Nasr Hotel南側を道なりに東へ(旧市街方向へ)歩きます。200m程行くと左側にあります。外観は普通の自宅なので看板だけが目印です。看板については後述します。 -
私はそのAl Nasr Hotelに泊まりました。歩き方の地図で合っているのですが、看板がすごく小さく入り口も小さいので意外にわかりにくかったです。
-
バス・トイレ共同で1200YR。安い部類に入ります。部屋自体に不満はありませんでした。
*Al Nasr Hotelの長所
・タハリール広場に近く、食事に困らない
・安い
・スタッフが親切(←後述します) -
201号室の窓から。
-
Al Nasr Hotelの入り口。アミンさんちに行かれる方もここを目印にして下さい。
-
タハリール広場にて
-
同上
-
同上
-
-
街のところどころにこうした水飲み場があります。
-
Al Nasr Hotel北側の通りにあった果物屋さん。
-
昼食。言われるがままにチキンと言ったら丸焼きが出てきました。全部で1000YR。食事としては相当高いです。チキンを頼んだからなのか、単にぼられたのか、いまだにわかりません。
-
昼食
-
ホテルに帰ると、フロント前の床でスタッフが昼食を摂っていました。
-
Al Nasr Hotelのスタッフ。彼らがとても親切でした。パーミッション取得にはパスポートの写真のページとビザのコピーが必要です。私はそれを忘れてしまったため、コピーをして15時にアミンさんに渡すことになりました。しかしタハリール広場周囲にお店が見つからず、スタッフに相談しました(英語が通じず苦戦しましたが)。すると一人がタハリール広場まで一緒に行って探してくれたのです。結局昼休みということでどこも閉まっていましたが。大きなホテルではあるかもしれない、この辺りにはないか尋ねると、「●●ホテルにはあるかも」ということで、今度は写真右側の彼がそのホテルまでわざわざ連れていってくれました。本当に親切でした。御礼のチップすら受け取ってくれませんでした。なおそのホテルでも、コピーを無料でやってくれ、お金を全く受け取りませんでした。この時初めてイエメン人の優しさを痛感しました。
-
コピーを持って再びアミンさんの自宅へ。
-
アミンさんちの建物と看板。
2階の高さに設置してあります。白地に赤の文字で「イエメン ホリデー ツアーズ ミスターアミンガシム」
前述の行き方で行って下さい。スルタンパレスホテルの看板まで行ったら行き過ぎです。 -
アミンさんちの前で。
アミンさんちのドアをノックしたらすぐ入ってオッケーです。入ったら「Hello」などと声をかけてみましょう。 -
翌日はマナハ・ハジャラへ日帰りで行くことにし、アミンさんにドライバー手配などお願いしました。昼食込み90$とちょっと高めではありますが、パーミッション取得もしてくれるとのことなので、お願いすることにしました。
写真はアミンさん -
今回の旅の前に、デジカメ用ポータブル三脚を買いました。約1500円、長さも15cmくらいなのでポケットにも入ります。これが今回とても役に立ちました。三脚を使ってアミンさんとツーショット。
-
明日の手続きも終え、街歩きに出かけます。
-
-
-
-
-
-
-
-
バーバルヤマンに到着。
-
バーバルヤマン。モロッコのメクネスにあった門を思い出させます。
-
-
バーバルヤマンを正面からくぐりすぐ右側に行くと、バーバルヤマンへ登る入り口があります(ギャラリーを通り抜けて)。ただし昼休みがあるので注意。午後は16時〜19時。金曜は休みです。無料です。
写真は入り口の前にあるスパイス屋さん。 -
同じお店の人。
-
バーバルヤマン上から。
-
バーバルヤマンをくぐってすぐの場所を上から撮影
-
これは三脚使用でなく、外国人観光客に撮ってもらいました。
-
-
-
バーバルヤマンの上へ登る入り口。時間も書いてあります。無料。
-
バーバルヤマンの裏側から
-
スークへ
-
-
こういったお店がたくさんです。一日の売り上げってどれくらいなんでしょうか??
-
-
ミナレット
-
私の子供ではありません。
-
-
-
-
-
-
-
タハリール広場北のダッバーブ乗り場に面した公衆トイレ。閉まっていました。
-
Al Nasr Hotel北側の道路沿いの果物屋さん(前述の果物屋さんのすぐ近く)。滞在期間中、7回の朝食のうち5回はバナナ。うち4回はここで買いました。
-
夕食の一部。これがおいしい。
-
Palestine Restaurantで。
-
フルーツジュース屋さんもたくさんあります。一杯40YR
*100YR=約60円
YRの6割が日本円と考えると計算しやすいです。 -
タハリール広場
-
10月14日(日)
朝8時、ランドクルーザーに乗り込みマナハへ向かって出発です。写真はズベーリー・ストリートを西へ向かっているところ。 -
-
-
-
-
-
途中、パーミッションチェックがあります(確か2箇所)
-
-
たまに小さな街があります
-
-
-
途中の街
-
-
-
-
給油の合間に撮影。
-
給油の合間に撮影
-
-
-
街
-
-
-
-
-
ラクダが歩いていました
-
-
-
-
-
-
-
-
ハジャラ
-
マナハ・ハジャラまで約2時間30分でした
-
-
ガイドが寄ってきました。子供2人がついて一人3$を請求してきました。2人は要らないので、二人で3$払いました。でも3ドルも高いかもしれません。
-
子供二人と歩いていると、大人のガイドもどうですか?と来る。そんな馬鹿な。でもしつこくなく断ればすぐに撤退していきました。
-
ガイドは子供ですが英語を話します。
-
-
-
ハジャラの街の中を案内してくれました。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ハジャラ唯一の門
-
-
ガイドの子がやっているお土産屋
-
-
-
-
私の乗った車。左はドライバーのナイフさん。他のドライバーと話をしています。
-
-
-
マナハツーリストホテル。ここの隣の食堂で昼食をとりました。
-
食堂の中。絨毯が敷かれています。
-
-
-
食堂のテラスから
-
こんな作りです
-
絨毯に敷物を敷いて、そこに料理が運ばれてきました。ドライバーと二人で食べます。
-
向こう側では別のグループが食事をしています。一番左の人は、マナハ出身で現在はサナア大学で教鞭をふるっているそうです。英語で話をしました。
-
厨房の方
-
-
サナアへ戻ります
-
-
-
-
ドライバーが野糞をしている間に、三脚を使用して撮影。
-
-
-
-
-
車を停めて休憩
-
ドライバー。カートを食べています。私ももらいました。
-
車を停めている場所には、イエメン人の女性とその子供たちがピクニックに来ていました。
-
弟(妹?)と一緒にもう一枚撮影希望あり。
-
カートはうまくもなく、まずくもなく。ただ上手に口の中に貯められず、唾を飲み込むときにどうしても葉っぱも飲み込んでしまいます。
-
サナアの街並み。ここからの夜景はさぞかしきれいなことでしょう。
-
-
写真を撮影したところで休んでいた人達
-
ドライバーと共にアミンさんちに戻ってきました。
-
また街歩きへ。ズベーリーストリートとエアポート・ロードの交差点
-
ズベーリーストリートを東へ歩いて、バーバルヤマンへ向かっています
-
-
旧市街は壁に囲まれています。ここはズベーリーストリートに面した、旧市街の南西にあたります。
-
この先左手がバーバルヤマンです
-
道に商品を広げて商売をしています
-
バーバルヤマンをくぐって旧市街に入ると…
-
スークへ
-
-
ミナレット
-
アル・ジャミ・アル・カビール モスクの北側の通り
-
道を歩いていたら、どうやらいつの間にかアル・ジャミ・アル・カビール モスク内に入り込んでしまったようだ。すると間もなく「どこから来た?」と声をかけられる。ムスリム以外はモスク内は立ち入り禁止のため、謝って出ようとすると、「いいからついて来なさい」と言われた。つれて行かれたのがここである。彼はモスク内で商売をしているそうだ。
-
彼の商売部屋は、モスクの建物にある洞穴のようなところです。とてもせまく、膝をかかえてやっと大人二人が入り切る程度。畳で言えば一畳分。私はここに招き入れられ、パンやらチーズやらごちそうになりました(イエメンでは危険を感じず)。
-
彼がトイレに行っている間、留守番です。
-
彼は英語を話せます。
-
カメラに慣れていないのか、彼に撮ってもらったら手ぶれしました。ちなみに手ぶれ防止機能付きです。
-
今度はモスクへお祈りへ行ってしまいました。三脚を使用して撮影。
-
布教活動も彼の仕事のようです。イスラム教についてあるパンフレットとCDをもらいました(いずれも日本語版)。
-
-
遠くから見るとこんな感じです。
-
-
-
Al Nasr Hotelまで送ってくれました。そこまでしてもらわなくても良かったんですがね…。明日から1泊でセイユーン、帰ってきたら食事でもしたいから連絡してくれ、と携帯電話番号を教えられました。
-
-
18時くらいには大分暗くなるのですが、子供たちはそれ以降も外で遊んでいます。
-
-
タハリール広場南側あたりの食堂で。
-
食堂
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
217