2007/10/20 - 2007/10/20
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yukibxさん
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ボルドーからバスク地方、あるいはスペインに大西洋沿いに南下
すると、海に乗り出すような形をした山が必ず遠方に見えてくる。
これがラリューヌ山だ。
ピレネー山脈の名前は、よく聞いていたが、数年前までは、足を踏み入れたことはなかった。だから、遠方に見えるこの山がピレネー山脈の一角をなすときいて、いつかは行きたいなあと漠然と憧れていた。
ところが、なんでも登山電車であの頂上まで登れる、そうなのだ。
なんと、今回のバスクへの週末旅行で宿泊先から近いサン・イニャス(St.Ignace)という村に登山電車の駅があった。観光局できくと、歩いて登りたい人は、その裏の登山道の出発点から登れるよ、というのである。2時間半で登れるらしい。
空は秋晴れ、最高の天気だったので、思い切って、登ることに決めた。
小さなリュックに水とビスケットを入れた。
駅は海抜169米、ラリューヌ山は海抜905米、最初の1時間は上りがきつかったけれど、なんとか2時間で登り切れた!
頂上だ!スペイン人とフランス人が沢山いた。大西洋に向かって左はサンセバスチャンなどのスペイン・バスク、右はフレンチ・バスクのサン・ジャン・ド・リューズ、ビアリッツなどが見え、360度のパノラマは感動的だった!
では、順を追って、書いてゆきます。
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この写真は数年まえのバスクへの旅行の時に撮った写真。ラリューヌ山への憧れはこの時以来。
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10月21日、お昼頃にバスクに着く。予定通り、エフェラ(Epherra)というのどかで素朴なゴルフ場に着く。つい数年前までは畑だったそうで、そんな雰囲気が残っている。そこからはラリューヌ山がよく見えた。
-
サン・イニャス村にあるラリューヌ山の登山列車駅。
単線で歯付軌道式と訳したらいいのか、Cremailleres
式という。つまり、線路が歯付で、これにひっかけて急勾配を乗り切る。窓ガラスのない、いわゆるトロッコ列車だ。1924年に施工された。
このトロッコ列車にのれば、時速8キロ、35分で頂上に着く。
距離は4,7KM。
お天気がよかったので、駅には、お客さんが一杯だった。
しかし、私たちはこの駅の後ろの道から登山する。グリーンの矢印に従えば、間違いなく頂上に着くと駅の人が教えてくれた。 -
ラリューヌ山頂上への出発点はいくつかある。これがその略図。
私たちの登ったのは傾斜がかなりあるが、最短距離のサンイニャス村から。 -
最初の一時間は、急勾配の細い山道で、足下を見ないとすべりそうで、従って、写真は全く撮れなかった。
上を見てはあそこまで登れば、少しは平たい道になるのかと
期待する。でもそこに登るとさらにすごい傾斜の山道が続いていた、という具合。山登りの経験がほとんどない私にはとってもきつかった。
やがて標高375米の平地にでる。そこで水ともってきたビスケットを食べる。しかし、薄い霧のようなものがじょじょにおりてきたのですぐに歩きを再開する。
写真は、5分の休憩をした平地。 -
周囲はこんな感じの風景だった。
-
この平地は、Redoutes Napoleoniennesというらしい。
ここから撮った写真。これから歩く道はどうやら傾斜が
ないようだ。まあ、それが続くとは思わないけれど。
頂上は左上なのだが、霧のせいか、この時点ではまったく姿は見れない。 -
やがて林の中を通る。ここにポトック(バスク語ではポチオク)とよばれる小柄ながらがっしりとした馬がそこここにいた。
-
そして野生のサフランが咲いていた。サフランは
山の中のいろいろなところで見られた。 -
すこしの間だったが林をとおる山道。
道の岩にみどりのペイントで矢印が
印されている。これに従えば、道を
間違えることはない。 -
林は3Fontainsとよばれるポイント。海抜543米。その後は
再び急傾斜の道となる。もう土は余り見えなく、岩が重なっていて、岩にそってのぼる感じだ。 -
頂上間近!大きなアンテナとレストラン、トロッコ列車の
小さな駅が見える。
見える。。がそこにたどり着くまで、結構たいへんだった。 -
ついに頂上に辿り着く!
見晴らしは最高!サン・ジャン・ド・リューズの街がきれいにみえる。大西洋も美しかった!
ビアリッツの灯台もはっきり見えた。 -
大西洋とは反対側のピレネー山脈の連峰がすごかった。
写真はスペイン側のピレネー。 -
やっとの思いで登りきった頂上から、道を振り返る。
やっぱりかなりの勾配だ。よく登ったものだと、
ちょっと嬉しかった。 -
ナポレオン3世の妻、ウージェニー皇后の登頂記念碑。1852 年とあるからまだトロッコ列車はなかった時代だ。きっと
ロバに乗って登ったのかなあ、なんて話している人達がいた。
頂上には、2軒のレストランと1軒のカフェ・バーがあった。
それと巨大なアンテナだ。
頂上の建物はおせじにもきれいだとは言えない。ラリューヌ山はバスク地方でもっとも観光客を集めるそうだ。それなら
もう少し整備をしたらいいのに。 -
トロッコ列車で下山することにする。
2両あって、容量約60人。夏期は1時間に2本通っている。
往復でも片道でも11ユーロ。 -
傾斜はこんな感じ。
-
羊も間近に見える。列車は時速8キロ。ゆっくりなので
風景をゆったりと鑑賞できるのが嬉しい。 -
単線なので交差点で上りの列車とすれ違う。
-
秋の色。
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列車から見た鮮やかな秋の色。
-
おしゃまなスペイン人の女の子。とても可愛かったので
一枚。 -
かくしてラリューヌ山に、私はますます愛着を感じるので
あります。
ちなみにラリューヌ(La Rhune)は、バスク語で放牧という
意味です。
来年もまた、登りたい! -
最後に表紙の写真を再度アップします。雄大な姿を大きな写真で見ていただきたいからです。
遠くに見える堂々とそびえ立つ山のあたりから、夏の旅行記にも書いたピレネー高山地帯(Les Hautes Pyrenees)といわれる区域になるのではないか、と思います。
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この旅行記へのコメント (6)
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- コンコルドさん 2011/12/08 19:21:14
- 拝見させて頂きました。
- 今日は。
検索で来ました。
以前にも拝見させて頂きましたが
足跡も残さずに申し訳有りませんでした。
この山登った事が有ります。
パリ経由でモナコへ行って
パリに戻ってからTGVでサンジャン何とかって言う街で
駅前のホテルに宿泊して登りました。
地球の歩き方にも載っていない街なのに
観光地でビックリしましたが
食事も美味しく頂き
好印象に街でした。
なかなか出掛けられませんが
5月にはモナコのイベントへ
パリ経由で再び訪問予定で計画中です。
楽しく拝見させて頂きました。
失礼します。
- yukibxさん からの返信 2011/12/09 07:21:08
- RE: 拝見させて頂きました。
はじめまして、コンコルドさん、メッセージをありがとうございました。
パリ経由モナコ、そして再度パリに戻ってからバスク地方へと南下
なさったとのこと。そうなんですよね。フランスはパリ中心なので、
東西の鉄道網は限られているので、パリに一度戻ってから、という
場合が頻繁なのですね。
リューヌ山に登られたのですか。
バスク地方で一番観光客が訪れるのがこの山だということですが、
なんか今考えると遠くから眺めたほうがよかったかも、という気が
しないでもありません。
サン・ジャン・ド・リューズをベースになさったのですか!しかも
地球の歩き方にも載っていないというのには、びっくりしました。
私もコンコルドさんの旅行記を拝読させていただきます。来年の5月の
モナコのイベントの旅行記、楽しみにしています。
yukibx
-
- badia35さん 2011/06/03 16:51:58
- はじめまして
- yukibxさん、はじめまして。
badia35と申します。
6末にバスク地方へ行く予定にしており、旅行記、拝見させていただきました。
スペイン側のビルバオからIN/OUT、なのですが、
フランス側では、バイヨンヌに2泊して、そこを拠点に動く予定です。
是非、ラ・リューヌ山にも登りたいと思っておりました。
日曜日にしか行けないのですが、LUZからSAREへのバスを調べたら、
日曜日は「夏期間」のみという時刻表だったので、難しいのかもしれません。
旅行記を見て、行きたい気持ちがさらに増してしまいましたが、
どこにいても、天気が良ければ、
ラ・リューヌ山を見ることはできそうですね。
yukibxさんを惹きつけた山、
登れなかったとしても、じっくり拝んでこようと思います。
素敵な旅行記の数々、ありがとうございました。
badia35
- yukibxさん からの返信 2011/06/04 00:03:40
- RE: はじめまして
- badia35さん、こんにちわ。
リューヌ山なのですが、St/Jean de Luz 〜 sare間にLe Basque Bondissant
という名前のバスが通ってい、6月26日(日)の時間表をみてみました。
6月26日とインプットできるのですが、その時刻表はない、という答えがかえってきます。因みに7月3日をインプットしてもその時刻表はない、とでるので、サイトが機能しないのでしょう。電話してきいてみましたら、26日はLUZ出発が10h30,14h15,19H で、帰りはSARE出発で、8h30,13h15,18h。badia35さんが調べられたのもこれでしたか?このバス会社の電話番号は0559262587。なかなかむづかしいところですね。LUZからSAREまではバスで30分位かかるそうです。お確かめください。
ところで。。多数、投票をいただいてびっくりしました。ありがとうございます。
badia35さんのポルトガルの旅行記はとても役に立ちます。来年あたり行きたいのですが。。
ところでペネロペ・クルズはどんな感じの女性だったのでしょう?
バスク地方での楽しいご旅行を!
yukibx
- badia35さん からの返信 2011/06/06 10:14:11
- ありがとうございます
- yukibxさん、こんにちは。
早速のお返事ありがとうございました。
そればかりか、わざわざお電話までして、バスの時間を調べてくださるなんて!
感激です。
ご指摘の、Le Basque BondissantのHPから、
PDFの時刻表はプリントアウトしたものの、
「学校期間」「学校お休み期間」「夏期間」の3区分になっており、
前2つは日曜日の運行なし、
夏期間なら、教えてくださった時刻で運行しているとの表記でしたが、
6/26は、果たして「夏」なのか?と、不安に思っていた所でした。
不安が取れて、後は、当日の天気が良いことを願うばかりです。
本当にありがとうございました。
ペネロペは、オーラもあって、綺麗な女性でした。
かなりのスターだと思うのですが、ちっとも気取った感じがないのも素敵でした。
旅行記、今回はバスク地方のものを中心に拝見させていただきましたが、
またフランスにも行ってみたいと思っていますので、
今度ゆっくりお邪魔させていただきたいと存じます。
本当にありがとうございました。
badia35
- badia35さん からの返信 2011/06/06 10:14:24
- ありがとうございます
- yukibxさん、こんにちは。
早速のお返事ありがとうございました。
そればかりか、わざわざお電話までして、バスの時間を調べてくださるなんて!
感激です。
ご指摘の、Le Basque BondissantのHPから、
PDFの時刻表はプリントアウトしたものの、
「学校期間」「学校お休み期間」「夏期間」の3区分になっており、
前2つは日曜日の運行なし、
夏期間なら、教えてくださった時刻で運行しているとの表記でしたが、
6/26は、果たして「夏」なのか?と、不安に思っていた所でした。
不安が取れて、後は、当日の天気が良いことを願うばかりです。
本当にありがとうございました。
ペネロペは、オーラもあって、綺麗な女性でした。
かなりのスターだと思うのですが、ちっとも気取った感じがないのも素敵でした。
旅行記、今回はバスク地方のものを中心に拝見させていただきましたが、
またフランスにも行ってみたいと思っていますので、
今度ゆっくりお邪魔させていただきたいと存じます。
本当にありがとうございました。
badia35
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