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ここ3年、「美貌の皇后エリザベートを巡る旅」と命名して、<br />ハプスブルク家の皇后「エリザベート」ゆかりの地を訪問しています。<br /><br />今回は、エリザベートがこよなく愛したハンガリー・ブダペスト、<br />ハプスブルク家の本拠地ウィーンへ。<br />もう一つの目的が観劇。<br />芝居好きな私は、ハンガリーミュージカル「Rudolf」と、<br />ウィーンミュージカル「Rebecca」を観るために、<br />ブダベスト3泊、ウィーン3泊の旅程で2都市を周ってきました。<br /><br />まずは、ブダベスト市内を観光。<br />くさり橋→マーチャーシュー教会→漁夫の砦→<br />国立オペラ劇場→民族博物館→中央市場を巡ります。<br />

ブダペスト2-1~美貌の皇后エリザベートを巡る旅・マーチャーシュ教会へ~

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2006/10/04 - 2006/10/07

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やまーん

やまーんさん

ここ3年、「美貌の皇后エリザベートを巡る旅」と命名して、
ハプスブルク家の皇后「エリザベート」ゆかりの地を訪問しています。

今回は、エリザベートがこよなく愛したハンガリー・ブダペスト、
ハプスブルク家の本拠地ウィーンへ。
もう一つの目的が観劇。
芝居好きな私は、ハンガリーミュージカル「Rudolf」と、
ウィーンミュージカル「Rebecca」を観るために、
ブダベスト3泊、ウィーン3泊の旅程で2都市を周ってきました。

まずは、ブダベスト市内を観光。
くさり橋→マーチャーシュー教会→漁夫の砦→
国立オペラ劇場→民族博物館→中央市場を巡ります。

同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道
航空会社
オーストリア航空

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  • オーストリア航空で一路ウィーンへ。<br />オーストリア航空のお気に入りポイントは、<br />座席が広い!<br />そして、夜食に「チキンラーメン(ミニ)」が<br />出るところです(笑)。<br />乾燥した機内に広がる香りがたまりません。

    オーストリア航空で一路ウィーンへ。
    オーストリア航空のお気に入りポイントは、
    座席が広い!
    そして、夜食に「チキンラーメン(ミニ)」が
    出るところです(笑)。
    乾燥した機内に広がる香りがたまりません。

  • ブダペストまでの飛行機を取っていなかったため、<br />ウィーン西駅で列車のチケットを購入。<br /><br />夜遅くにブダペスト東駅に到着。<br />東駅近くの【Grand Hotel Hangaria】にチェックイン。<br />ホテルはWebで日本から予約。<br />日本円でシングル・9800円(06年10月現在)でした。<br />ラッキーなことにダブルベッド。<br />一人旅ですけどね…。<br /><br />

    ブダペストまでの飛行機を取っていなかったため、
    ウィーン西駅で列車のチケットを購入。

    夜遅くにブダペスト東駅に到着。
    東駅近くの【Grand Hotel Hangaria】にチェックイン。
    ホテルはWebで日本から予約。
    日本円でシングル・9800円(06年10月現在)でした。
    ラッキーなことにダブルベッド。
    一人旅ですけどね…。

  • 【Grand Hotel Hangaria】のビュッフェ形式の<br />朝ごはん。<br />3泊しましたが、内容がこまめに変わっていて、<br />あきませんでした。<br /><br /><br />

    【Grand Hotel Hangaria】のビュッフェ形式の
    朝ごはん。
    3泊しましたが、内容がこまめに変わっていて、
    あきませんでした。


  • ペスト側から見たブダ。間にはドナウ。<br />黄色のトラムもいい感じです〜。<br />※ブダベストはブダ地区とペスト地区に<br />分かれています。

    ペスト側から見たブダ。間にはドナウ。
    黄色のトラムもいい感じです〜。
    ※ブダベストはブダ地区とペスト地区に
    分かれています。

  • 【くさり橋】を徒歩で渡り、ブダ側へ。<br /><br />橋の両端には計4頭のライオン像。<br />ハプスブルク家からの抑圧や二度にわたる戦争、<br />そしてソ連の侵略…<br />長い歴史を見つめてきたのでしょう。<br />

    【くさり橋】を徒歩で渡り、ブダ側へ。

    橋の両端には計4頭のライオン像。
    ハプスブルク家からの抑圧や二度にわたる戦争、
    そしてソ連の侵略…
    長い歴史を見つめてきたのでしょう。

  • ケーブルカーで王宮の丘に登ります。<br />傾斜がすごいです…。

    ケーブルカーで王宮の丘に登ります。
    傾斜がすごいです…。

  • ブダから見た【国会議事堂】。

    ブダから見た【国会議事堂】。

  • こちらは【くさり橋】とドナウ川。<br />川は青くはないのですが、<br />建物の色、町の色合いとマッチしています。<br />

    こちらは【くさり橋】とドナウ川。
    川は青くはないのですが、
    建物の色、町の色合いとマッチしています。

  • 【マーチャーシュ教会】へ向かう途中に、<br />衛兵の式(?)と遭遇。

    【マーチャーシュ教会】へ向かう途中に、
    衛兵の式(?)と遭遇。

  • 世界遺産でおなじみ【マーチャーシュ教会】。<br />ここは、1867年にオーストリア・ハンガリー二重帝国の<br />王となったフランツ・ヨーゼフと王妃エリザベートの<br />戴冠式が行われた教会なのです。

    世界遺産でおなじみ【マーチャーシュ教会】。
    ここは、1867年にオーストリア・ハンガリー二重帝国の
    王となったフランツ・ヨーゼフと王妃エリザベートの
    戴冠式が行われた教会なのです。

  • ステンドグラスが美しい教会内部。<br /><br />エリザベートは15歳の時に、<br />オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと<br />姉のお見合いに付き添ったところ、<br />フランツ・ヨーゼフに見初められ、結婚。<br /><br />自由奔放に生きてきた彼女は、<br />堅苦しい宮廷生活になじめず、<br />さらに姑との確執に悩む日々を送っていました。<br />

    ステンドグラスが美しい教会内部。

    エリザベートは15歳の時に、
    オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと
    姉のお見合いに付き添ったところ、
    フランツ・ヨーゼフに見初められ、結婚。

    自由奔放に生きてきた彼女は、
    堅苦しい宮廷生活になじめず、
    さらに姑との確執に悩む日々を送っていました。

  • 奥にあるのが戴冠式が行われた「祭壇」。<br />エリザベートもここにいたと思うと、<br />感慨もひとしおです。<br /><br />大のハンガリー贔屓で知られているエリザベート。<br />姑が嫌いだったハンガリーを愛することで<br />姑への反抗心を表していたとも、<br />抑圧された毎日を送っている自分と<br />ハンガリーを重ねて見ていたとも言われています。

    奥にあるのが戴冠式が行われた「祭壇」。
    エリザベートもここにいたと思うと、
    感慨もひとしおです。

    大のハンガリー贔屓で知られているエリザベート。
    姑が嫌いだったハンガリーを愛することで
    姑への反抗心を表していたとも、
    抑圧された毎日を送っている自分と
    ハンガリーを重ねて見ていたとも言われています。

  • 政治に口出ししなかったエリザベートが、<br />当時オーストリアの支配下にあった<br />ハンガリーに自治権を与えるように<br />旦那のフランツ・ヨーゼフに意見。<br />ここに、オーストリア・ハンガリー二重帝国が<br />誕生しました。<br />

    政治に口出ししなかったエリザベートが、
    当時オーストリアの支配下にあった
    ハンガリーに自治権を与えるように
    旦那のフランツ・ヨーゼフに意見。
    ここに、オーストリア・ハンガリー二重帝国が
    誕生しました。

  • こちらも教会内部ですが、<br />草花の装飾がされている壁からは、<br />イスラムの匂いを感じます。<br />ビザンティン的というのでしょうか。<br />アジアに近い。そんな印象を受けました。<br /><br />外観とのギャップもおもしろいですね。

    こちらも教会内部ですが、
    草花の装飾がされている壁からは、
    イスラムの匂いを感じます。
    ビザンティン的というのでしょうか。
    アジアに近い。そんな印象を受けました。

    外観とのギャップもおもしろいですね。

  • 2階へ。ガラスケースにずらりと並んだ<br />司祭服が目に入ります。<br />こちらは、エリザベートが16歳で<br />ハプスブルク家に嫁いだ時に着た<br />ウェデングドレスを司祭服にして寄付したもの。<br /><br />銀の刺繍がされているのですが、<br />純度が高い銀のため、100年以上経った今も、<br />ピカピカです。

    2階へ。ガラスケースにずらりと並んだ
    司祭服が目に入ります。
    こちらは、エリザベートが16歳で
    ハプスブルク家に嫁いだ時に着た
    ウェデングドレスを司祭服にして寄付したもの。

    銀の刺繍がされているのですが、
    純度が高い銀のため、100年以上経った今も、
    ピカピカです。

  • エリザベートの胸像。<br />お祈りの際に彼女がいつも座っていた場所に<br />しつらえたそうです。

    エリザベートの胸像。
    お祈りの際に彼女がいつも座っていた場所に
    しつらえたそうです。

  • ハンガリーの王冠(レプリカ)。<br />本物は国会議事堂にあります。

    ハンガリーの王冠(レプリカ)。
    本物は国会議事堂にあります。

  • 王冠の上の十字架が曲がっている理由が<br />書かれています。<br />英語力に自信のある方はぜひ!

    王冠の上の十字架が曲がっている理由が
    書かれています。
    英語力に自信のある方はぜひ!

  • 教会を出て、【漁夫の砦】へ。<br />快晴で気持ちよかったです〜。<br />

    教会を出て、【漁夫の砦】へ。
    快晴で気持ちよかったです〜。

  • 【漁夫の砦】からの眺め。<br />もとは、魚市場だったとのこと。

    【漁夫の砦】からの眺め。
    もとは、魚市場だったとのこと。

  • 絵になる旅人が座っていたので、パシャリ!

    絵になる旅人が座っていたので、パシャリ!

  • アイスクリーム屋を発見!<br />バニラアイスを購入しました。<br />お味はアイスクリン系のさっぱり味。<br />旅の疲れが癒されます。<br />

    アイスクリーム屋を発見!
    バニラアイスを購入しました。
    お味はアイスクリン系のさっぱり味。
    旅の疲れが癒されます。

  • 教会前の広場へ。<br />建物を見上げると…。<br />これもガーゴイルなのでしょうか?

    教会前の広場へ。
    建物を見上げると…。
    これもガーゴイルなのでしょうか?

  • 教会の前の広場にある旧市庁舎。<br />その角には、ブダベストの守護神が。

    教会の前の広場にある旧市庁舎。
    その角には、ブダベストの守護神が。

  • アンティークショップの看板。<br />一つひとつが、かわいいです。

    アンティークショップの看板。
    一つひとつが、かわいいです。

  • こちらは、郵便局前のポスト。<br />まるで、おもちゃのようです。

    こちらは、郵便局前のポスト。
    まるで、おもちゃのようです。

  • 徒歩でペスト側に戻ります。<br />下りなので、ちょうどよい散歩コース。

    徒歩でペスト側に戻ります。
    下りなので、ちょうどよい散歩コース。

  • 【国立オペラ劇場】<br />建物内部をガイドしてもらえる「オペラ座ツアー」に参加。<br />「ドン・ジョバンニ」の仕込み中で、<br />舞台装置を組み立てているところも見られました。

    【国立オペラ劇場】
    建物内部をガイドしてもらえる「オペラ座ツアー」に参加。
    「ドン・ジョバンニ」の仕込み中で、
    舞台装置を組み立てているところも見られました。

  • 【国立オペラ劇場】もエリザベートゆかりの場所。<br />彼女のお気に入りだった座席にも案内してもらえました。<br />(英語のガイドツアーに参加・内部は撮影禁止)<br />ちなみにガイドさんは、べっぴんの大学生でしたよ(笑)。

    【国立オペラ劇場】もエリザベートゆかりの場所。
    彼女のお気に入りだった座席にも案内してもらえました。
    (英語のガイドツアーに参加・内部は撮影禁止)
    ちなみにガイドさんは、べっぴんの大学生でしたよ(笑)。

  • 【ハンガリー国立博物館】<br />こちらは、いわば歴史博物館。<br /><br />エリザベート皇后は61歳の時に、<br />イタリア人無政府主義者に暗殺されたのですが、<br />ここには、その時に来ていた服が展示されているのです。<br /><br />50年代の「ハンガリー動乱」の映像も流れています。<br />モノクロ映像に映し出されているのは、<br />ガレキと化したブダペストと人々の虚ろな表情。<br />つい最近の西側諸国への仲間入りを宣言する映像も<br />流れていて、忘れられない訪問となりました。<br />

    【ハンガリー国立博物館】
    こちらは、いわば歴史博物館。

    エリザベート皇后は61歳の時に、
    イタリア人無政府主義者に暗殺されたのですが、
    ここには、その時に来ていた服が展示されているのです。

    50年代の「ハンガリー動乱」の映像も流れています。
    モノクロ映像に映し出されているのは、
    ガレキと化したブダペストと人々の虚ろな表情。
    つい最近の西側諸国への仲間入りを宣言する映像も
    流れていて、忘れられない訪問となりました。

  • 【中央市場】<br />名物フォアグラやらパプリカやらがいっぱい!<br />

    【中央市場】
    名物フォアグラやらパプリカやらがいっぱい!

  • 八百屋さん。<br />奥にはパプリカが積まれています。

    八百屋さん。
    奥にはパプリカが積まれています。

  • お酒にあいそうな肉が山盛り〜。

    お酒にあいそうな肉が山盛り〜。

  • 名物「フォアグラ」〜。<br />おなかがすいてきました。<br />【中央市場】も店じまいを始めたので、<br />そろそろ後にします。

    名物「フォアグラ」〜。
    おなかがすいてきました。
    【中央市場】も店じまいを始めたので、
    そろそろ後にします。

  • ヴァーツィ通り近くの道を歩いていると、<br />客引きに会い、レストランへ。<br />ハンガリー名物『グヤーシュ』とビールの大を注文。

    ヴァーツィ通り近くの道を歩いていると、
    客引きに会い、レストランへ。
    ハンガリー名物『グヤーシュ』とビールの大を注文。

  • レストランはオープンカフェにもなっていたので、<br />外で食事をいただきました。<br />この写真は、テーブルからの景色。<br />いい感じで、日も暮れてきました。<br />

    レストランはオープンカフェにもなっていたので、
    外で食事をいただきました。
    この写真は、テーブルからの景色。
    いい感じで、日も暮れてきました。

  • ヴァーツィ通りをふらふら。<br />お土産屋さんに、「マトリューシカ」を発見!

    ヴァーツィ通りをふらふら。
    お土産屋さんに、「マトリューシカ」を発見!

  • 夜の【くさり橋】。<br />…筆舌にしがたい美しさでした。

    夜の【くさり橋】。
    …筆舌にしがたい美しさでした。

  • 今度はブダ側に渡り、国会議事堂を入れて。<br /><br />実は、おとなしくホテルに帰ろうと思い、<br />地下鉄に乗ろうとしたところ、工事中。<br />振替輸送のバスに乗ったのですが、<br />間違えて、ホテルとは反対方向のブダ側に…。<br />やや、「やけくそ」で撮った1枚。<br /><br />…ブダペスト2泊めの夜はふけていきます。

    今度はブダ側に渡り、国会議事堂を入れて。

    実は、おとなしくホテルに帰ろうと思い、
    地下鉄に乗ろうとしたところ、工事中。
    振替輸送のバスに乗ったのですが、
    間違えて、ホテルとは反対方向のブダ側に…。
    やや、「やけくそ」で撮った1枚。

    …ブダペスト2泊めの夜はふけていきます。

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