ブダペスト2-2～美貌の皇后エリザベートを巡る旅・ゲデレー城へ～

2006/10/04 - 2006/10/07

ブダペスト2日目は、郊外の「ゲデレー城」へ。
その後市内に戻り、オペレッタ劇場にてミュージカル「Rudolf」観劇、
夕暮れ時のアンドラーシ通りを歩き、ドナウ川沿いのレストランで、夜景を見ながら食事…となりました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

【Grand　Hotel　Hangaria】2日目の朝ごはん。
特にトマトがおいしかったです。

今日は朝から、郊外の【ゲデレー城】へ。
Keletｙ駅から地下鉄M2で終点まで向かいます。
そこから郊外電車HEVに。
写真は地下鉄M2の途中駅にて。

郊外電車HEVからの眺め。
【ゲデレー城】はブダペスト市外にあります。
市内用の回数券などを持っていれば、
検札に回ってきた車掌さんに、
行きたい駅名を告げて追加料金を払えばOKです。

Szabadasagter駅で下車。
駅に着くと、いきなり【ゲデレー城】が見えます。
絶対に迷いません。

【ゲデレー城】までの道。
木漏れ日が気持ちよかったです。

【ゲデレー城】に到着〜。
開館10分前の8：50頃でしたが、
すでに人が待っていました。
ハンガリーの小学生たちも来ていて、
「コンニチハ〜」と話しかけれました。

ハプスブルク家の紋章がついています。
【ゲデレー城】はエリザベートのお気に入りのお屋敷。
嫁ぎ先のウィーンの王宮よりも、
こちらにいる頻度の方が高かったとか。

白とピンクを基調としていて、
非常に女性的な建物。
バロック様式の上品なお屋敷でした。

【ゲデレー城】の裏庭。
広すぎて、終わりが見えません。。
エリザベートはここで狩りを楽しんだようです。

裏庭から見た眺め。

【ゲデレー城】からみた入り口。
残念ながら内部は撮影禁止ですが、
中ではエリザベート一番のお気に入りだった
「スミレの間」などが見られました。

寒色系のバイオレットの壁に囲まれた
この部屋で、心を許せる友人たちと
お茶を飲んだり、おしゃべりをしたりと
心静かな時を過ごしたそうです。

併設のカフェにて。
アプリコットリキュール入り
「シシィカフェ」で休憩。
※シシィはエリザベートの愛称。

交通標識。信号の説明ですね。

Szabadasagter駅に戻ってきました。
西部劇に出てきそうな小さな駅でした。

駅に戻り、切符を買っていると、
ああ…1時間に1本の電車が
行ってしまいました。

再び、ブダベスト市内へ。
こちらは地下鉄の超ロングなエスカレーター。

Oper駅。
ここから、本日観劇する【オペレッタ劇場】に
向かいます。
駅の名前からわかるように、もちろん、
昨日訪れた【国立オペラ劇場】もここにあります。

【オペレッタ劇場】
オペレッタとミュージカルなど様々な演目を
数日おきに上演しています。

本日の演目は「Rudolf」。
チケットは前日に劇場で購入しました。

実は、日本から購入しようとしたのですが、
あっという間に完売。
運任せで、現地調達に賭けたのですが、
キャンセルが出たのか無事に買えました〜。

本日15：00の回のキャスト表。
役者には、ファースト（一番手）、
セカンド（二番手）が存在するのですが、
どちらが観られるか、当日までわかりません。
ドキドキです。
ちなみに、今回はセカンドさんでした。

席は2階ほぼセンターのボックス席。
休憩時間には別室で、軽食＋飲み物も出ました。

「Rudolf」はエリザベートの息子であり、
ハプスブルク家の後継ぎ。
妻子がありながら、
31歳の時に16歳の娘と心中したことで、
「うたかたの恋」として有名です。

観劇を終えて、アンドラーシ通りをぶらぶら。

【カフェジェルボー】外観。
エリザベートお気に入りのカフェです。

ドナウ川沿いのレストラン
【Dunacorso Etterem】にて。
ああ、夜景が美しい…。
しかもバイオリンの生演奏つきです。

ハンガリー最後の晩餐に、
「パプリカチキン」と「白ワイン」、
食後に「コーヒー」をいただきました。

パプリカチキンは、お肉が骨から
ホロリとはなれる柔らかさ。
本当においしかったです。

最後に【Grand　Hotel　Hangaria】の浴室を。
このホテルは、可もなく不可もなく、
といった印象。
スタッフの方の対応はとても良かったです。

…明日はウィーンへ。

朝のブダベスト東駅。
国際線の切符売り場で、
ウィーンまでの切符を購入。

ホームから見た東駅。
朝の光が差し込んできて、美しかったです。

哀愁ある駅のホーム。
そろそろ、私もブダベストを離れます。

この旅行記へのコメント （2）

• まみさん 2007/10/11 08:16:16

  オペレッタ・ルドルフ！

  やまーんさん、はじめまして。
  
  ちょうど去年、私がハンガリーに出かけたのより少し前に、やまーんさんもいらしていたのですね。
  ゲデレーへはツアーでラクして行きました。
  「歩き方」にも駅からの歩き方が確か載ってなかったので方向音痴の私は心配したのですが、そうですか、絶対迷わない、分かりやすいところにあったんですね、宮殿。
  列車が一時間に一本というのはつらいですが、、、まあ、そんなもんですよね。
  近郊列車はもっとたくさん出ていたよーな。
  
  オペレッタの「ルドルフ」はイイですねぇ。
  いかがでした？
  日本からは完売とはびっくり。
  いまのところ、海外旅行先で観劇するとき、めったに日本からチケットを取ることがないのですが、もし日本からチケットがとれなくても、あきらめなければ意外に劇場の窓口でとれるかもしれないんですね。

  やまーんさん からの返信 2007/10/11 23:36:16

  RE: オペレッタ・ルドルフ！

  まみさん、はじめまして！
  まみさんのブログも拝見しました。
  あちこち行かれている上に、ていねいに編集されていますね〜。写真も素敵です。
  
  さて、まさにまみさんの少し前にゲデレー城に行っていたようです。
  そして、ツアーなるものがあったのですね。
  詳しい説明が聞けるのがいいですよね。
  ゲデレー城は、列車の窓から見えるくらい駅から近かったです。
  
  列車は油断していまして（…）、
  行きの下り列車には、すぐに乗れたので、
  帰りも普通に本数があると思っていたのです。時刻表は要チェックですね。
  
  オペレッタの「ルドルフ」は良かったですよ。
  キャストも二番手だったのですが、うまかったですし、
  気に入った曲も2曲ありました。
  ただ、セリフが結構多く、英語字幕が3階席くらいに出るため、
  字幕を追えば、舞台が見れず状態で…。
  途中で字幕はあきらめて、雰囲気で見続けました（笑）。
  
  チケットの完売には私も驚きでした。
  ハンガリーの「ぴあ」のようなサイトでも、劇場にメールで問合せても、
  9月・10月は完売だったので、現地調達に賭けたのです。
  ただ、夜の公演はやはり満席で、空席があるのは昼の公演だけでした。
  ボックス席丸々空いていたので、当日券もあると思いますが、
  本当に観たい舞台は早めにエージェントを通してでも、
  取った方が安全かもしれませんね。
  
  まみさんのブログは、休みの日にじっくり読ませていただきますね。
  なお、国内の訪問先からの推測ですが、
  もしかしたら、同じ沿線に住んでいるかもしれません…。