【　高級リゾートを堪能し尽くす　～Vietnam 5 Days.その3.～　】

2007/09/05 - 2007/09/09

【　高級リゾートを堪能し尽くす　～Vietnam 5 Days.その3.～　】
アナ・マンダラに2泊。

エリア ニャチャン(ベトナム)

1日遡りますが、まずはお部屋からリポートしてみましょうか。
広さこそ、普通のツインだけどヴィラ・タイプの利点か天井が高い。シーリングが回っているのは「天井に溜まった暖かい空気が送られてくる。」為評価のし難いところだけど、エアコンが効いているので良しとしようか。

それでも、ウェルカムフルーツをほぼ食べきったり（お尻がランブータン！でお馴染みのランブータンも食べました。）、バルコニーで喫煙してたらベッドメイキングに来てくれて、

気付いたら「おやすみお菓子（変なネーミングだな。笹の葉箱に入った、ジンジャーが効いたゆべしみたいなお菓子）」が置かれていたり。
ちなみに、ミネラルウォーターはタダです。
500mlのペットボトルに飲みきれない程置いていってくれます。

夕暮れていくビーチを眺めながら旅の疲れを大きなベッドに染み込ませた後、「そろそろメシにしようか。」と、到着日の夕食はホテル内のメインレストランで取ることに。
* ちなみに写真は朝焼け。まぁ、そのぅ。イメージで。
ちなみに、MENUは全てドル表示。欧米人の多いホテルなのである。
こちとら、サイゴンで両替した約340万VNDもの現金がほとんど手付かずで残っているので、できるだけそちらを使いたいなと画策していた。（会計は全て部屋番号に付けて貰うので、大丈夫でしたけど。）

夕食は、ウェイトレスのホテルスタッフ嬢が気を利かして持ってきてくれた日本語メニューから選んだ。
ローストビーフのサラダと、揚げたイワシのなんちゃらソースがけ。ドリンクを頼むとパンが付いて来たので、そんなんでお腹一杯になってしまった。
（だいたい、昼食を食べ過ぎているのだ。ココナッツ一杯に詰められたご飯も多かったが、エビ・カニを甘く見てはいけないのである。旨かったけど。）
料理はどちらもお上品な味付けで美味でした。
ここはベトナムなんだから、フォーだのバインミーだの鍋だの焼いただけの海鮮（BBQ）だのを食べるのは定石なのだろうが、どうにも割高感が否めない。
ホテル内にあるもう一つのレストランでは25ドルでベトナミーズ・ビュッフェとかやっている日も有ったらしいが、25ドルってアンタ。お一人様、ひぃ・ふぅ・・・43万VNDよ。昨日の夕食、二人で飲み食いして10万VNDしないのよ。・・・てなことを考えながら、敢えて洋食に振ってみた。
ホテルに限ったことでは無いのだが、この国はパンが旨い。
かつてフランス領だった名残と、メコン川と熱帯気候と豊かな土壌に支えられる農作物の豊富さに寄るものらしい。
コメにしろ、パンにしろ、主食が美味いのは安心であるが、ついつい食べ過ぎてしまうので要注意である。

明けて朝食。
そのパンの種類の多さに感激。「こんなに食べられないよ〜。」と無駄な心配をしてしまう程。10種類はあったかなぁ。
パンの美味しさにすっかりやられてまたしても朝から腹を膨らませてしまう。

いかん！
今日はビーチで楽しむ・・・と云うことは水着を着ると云うことだ。
競泳で慣らした身体はさておき、この醜い腹は何ともし難い。
仕方なく腹まで海水に浸かるまで息を止めて引っ込めておくことに。・・・くっ、苦しい。
嫁はプライベートビーチに宿泊客数ぶん（くらい）あるベッドに、お気に入りの本を持って横たわる。
自分も「そんなに暇になるならコレを読め。」とばかりにローマ人の物語〜アウグストゥス編〜を持ってきていたが、なんだか落ち着かなくて読む暇無し。
泳ぐ、浮く、眺める、歌う、ビリー、たゆたう、歌う、波打ち際を歩く、眺める・・・を繰り返していたらとてもじゃないけど、座ってらんなかった。

子供だね、まるで。
海は10年ぶりくらいなので、ついついはしゃいでしまった。
尤も、膨らんだ胃袋の食物を、何とかして消化しようとしていたのもあるのだけど。
波打ち際をダッシュしてみたら、以外に速く走れて勢い込んでそのままヘッドスライディングしたことは内緒にしておこう。

プールも良かった。
波が無い、砂が無い、しょっぱく無い・・・。賛否ありましょうが、プール育ちのsoshiにとっては、海も良いがプールの方が落ち着くのだった。

この日は昼飯を抜いて午後からスパへ。
アナマンダラホテルには、シックスセンシズ・スパがあることで有名である。
嫁さんだけ堪能して貰えばと思っていたのを、流れで一緒に行くことに。

マッサージすらヒトにやって貰った事の無いsoshiだが、想像以上に気持ちの良いものだった。
今回は「ホーリスティック・アロマ・フェイシャル」と云うコースで、手足先と顔を中心にイロイロやってくれた訳だが、最初の段階だけ「旅の指差し会話帳」でやっと「気持ち良い」を探し出して伝わった後は何も言葉が出ず、向こうもそれ以上は色々聞くまいと黙々と、いろんな物を塗ったり撫でたりしてくれた。

* 写真はイメージで。

soshiは顔を中心に全身のお肌が敏感君なので若干気にするところもあったものの、それ以前に午前中にはしゃいだツケ、そう。顔を始めとする全身に及ぶ日焼けを抑える方向で塗り物を調合、言葉を変えればコーディネイトして貰っていたようだ。
隣でやって貰っている嫁さんとメニューが微妙に違う。
最初に問診が有って、soshiのはアレルギーを抑える薬を飲んでいる、顔肩背中を筆頭に痒いことがある、等など書いていたのに対し、嫁さんのは肌の張り・小皺・潤いといったリクエストだったからだ。

その彼女も、あまりの心地良さに途中から爆睡。soshiはsoshiでかなりの気持ち良さを体感してはいたものの、それとは別の物と闘っていた為結果として100%リラックスはできなかった。

さて、終了後のフルーツを頂き、心身ともに癒され充電した我々は、安い夕食を求めて初めてのニャチャンの夜の街に繰り出すことに。
安い夕食と言っても大した事は無い。
店員に英語が通じ、メニューも英語で書かれている店など、地元の露天に比べれば雲泥の差だろうが、それでもホテルのレストランよりかは相当安いのだ。

例によって333ビールを飲み、揚げ春巻きやビーフン炒め、ガーリックチャーハンを二人で食べたが、やはり100,000VNDをちょっと超える程度。
安くて、美味い。