＜早稲田、目白台界隈＞　この道はいつか来た道

2005/02 - 2005/02

学生時代、１９８９年に初めて上京した際に約１年間、
豊島区の雑司が谷に住んでいました。

雑司が谷から目白台を抜けて早稲田に至る道は、
当時の通学路で、いつか来た道。
東京に遊びに行った際、約１５年ぶりに歩いてみました。

昔と比べてマンションが増えたとは思いましたが、
街の雰囲気、有り様は、当時のまま変わっていません。

ただ、今はゆっくりと急がず歩けるだけ（昔は貧乏暇なし）、
以前は見落として来た部分も見えて来ます。

定点観測的に、また訪れようと思いました。

エリア 早稲田・高田馬場(東京)

有楽町線の護国寺駅で下車。
護国寺、日大豊山高校を横目にしつつ首都高高架をくぐり、不忍通りを日本女子大（通称：ポン女）方面へ歩く。

不忍通り沿い、左手の細い路地へとショートカットし、目白通り沿いのポン女正門へ。

車だとちょっと？な行き方ですが、
徒歩や自転車だとこんな感じで近道可能。

目白通りの歩道橋を、後にポン女を眺めつつ、早稲田方面へ渡ったところに・・・

目白通りを挟んだポン女の反対側に、
昭和の今太閤とも呼ばれた、今は亡き大政治家の御殿あり。

今もって毀誉褒貶相半ばする方ではありますが、
高度成長期の日本の政治は、紛う方無くこの方中心に動いていたのでは無いでしょうか？

目白通りから、豊坂を下る。
坂の途中の看板に、豊坂とは坂を下った先に豊川稲荷がある為と、由来の記載あり。

東京の坂の名前にはそれぞれ由緒があって、おもしろい。

豊坂を下り、新目白通りまで。
右手に都電荒川線を見つつ真直ぐ歩くと、そこはもう大隈通り商店街。この辺りから実質、早稲田大学の敷地へ突入したと言っても良い。

昔お世話になった、商店街の雀荘の一つ。

昔から東京の雀荘で場代が安いのは、早稲田、高田馬場と言われています。麻雀が盛んで且つ学生数が多い、早稲田大学の地元だからです。夜中の雀荘は、ＯＢと思われる社会人も入り混じり、健全？な活気の下、夜な夜な徹マンが行われています。

商店街を抜け、左に大隈講堂。

商店街を抜け、馬場下町方面へ。
先に見えるのが、文学部がある戸山キャンパス。

早稲田通りを渡り、本部キャンパス側を振り返る。
馬場下町の交差点より。

最後は近くの穴八幡へお参りし、バスでＪＲ高田馬場駅まで向かいました。今回の散歩はここまで。
昔は歩きとバスは半々ぐらい。歩いて高田馬場へ向かう事を、仲間内では「あるばばする」と呼んでいました。

また次回来る時もじっくり自分の足で歩き、街の移り変わりを観察したいと思います。