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元号が大正から昭和と改称される直前の大正15(1926)年11月25日、伊達62万石の城下町として、また、緑豊かな杜の都とも称される仙台に路面電車が走りだしました。当時、活躍した市電とその部品のほか、パネル写真、市電廃止時のビデオテープ等が観覧に供されている「仙台市電保存館」にいってきました。

仙台市電保存館

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2007/08/11 - 2007/08/11

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晴れ男。

晴れ男。さん

元号が大正から昭和と改称される直前の大正15(1926)年11月25日、伊達62万石の城下町として、また、緑豊かな杜の都とも称される仙台に路面電車が走りだしました。当時、活躍した市電とその部品のほか、パネル写真、市電廃止時のビデオテープ等が観覧に供されている「仙台市電保存館」にいってきました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩
  • 1号車(モハ1型)です。この1号車は、大正15年9月に川崎造船所において、単価9450円で新造された木造四輪単車で、大正15年11月25日の市電創業の時以来、戦前・戦後を通じて約40年の永きにわたり、仙台市民の足として大いに活躍しました。このたび、「仙台市電保存館」建設に伴い、永久保存のため、富沢車庫にて再度修復工事をおこなったものです。

    1号車(モハ1型)です。この1号車は、大正15年9月に川崎造船所において、単価9450円で新造された木造四輪単車で、大正15年11月25日の市電創業の時以来、戦前・戦後を通じて約40年の永きにわたり、仙台市民の足として大いに活躍しました。このたび、「仙台市電保存館」建設に伴い、永久保存のため、富沢車庫にて再度修復工事をおこなったものです。

  • 415号車(モハ400型)です。この415号車は、昭和38年4月に日本車両製造所において価格895万円で製作された仙台市電最後の新造車です。運転と保守効率を高めるため軽量化を図る一方、自動車部品を大幅に取り入れた全鋼製二軸ボギー車で、昭和42年10月に経営健全化を図るため、ワンマン化改造工事を、おこなっております。同型車は、400型と呼称し、15両購入、うち6両は直角カルダン車です。

    415号車(モハ400型)です。この415号車は、昭和38年4月に日本車両製造所において価格895万円で製作された仙台市電最後の新造車です。運転と保守効率を高めるため軽量化を図る一方、自動車部品を大幅に取り入れた全鋼製二軸ボギー車で、昭和42年10月に経営健全化を図るため、ワンマン化改造工事を、おこなっております。同型車は、400型と呼称し、15両購入、うち6両は直角カルダン車です。

  • 123号車(モハ100型)です。100型は仙台市電では最初の大型車。123号車は昭和28年3月に新潟鉄工場で新造された半鋼製二軸ボギー車で、市電廃止まで長く主力電車として活躍しました。

    123号車(モハ100型)です。100型は仙台市電では最初の大型車。123号車は昭和28年3月に新潟鉄工場で新造された半鋼製二軸ボギー車で、市電廃止まで長く主力電車として活躍しました。

  • 館内には車両のほか、駆動装置、断流器、電動空気圧縮機、主電動機、台車、薄型レールなどが展示されています。

    館内には車両のほか、駆動装置、断流器、電動空気圧縮機、主電動機、台車、薄型レールなどが展示されています。

  • 仙台市営地下鉄「富沢」駅で降りると、無料送迎車が待っていてくれてとても助かりました。当日は猛暑で歩いていくのは・・・。当時の仙台市電を懐かしむことができ、また、係りの人も親切に対応してくれます。今や高速の時代ですが、それぞれの時代に活躍したものをなんらかの形で遺し、そして、受け継いでいくことはとても大切だ!と感じた日でもありました。

    仙台市営地下鉄「富沢」駅で降りると、無料送迎車が待っていてくれてとても助かりました。当日は猛暑で歩いていくのは・・・。当時の仙台市電を懐かしむことができ、また、係りの人も親切に対応してくれます。今や高速の時代ですが、それぞれの時代に活躍したものをなんらかの形で遺し、そして、受け継いでいくことはとても大切だ!と感じた日でもありました。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • みほっちさん 2010/01/17 21:46:24
    懐かしい !
    こんばんは、晴れ男。さん。

    仙台に路面電車が走っていたことを思い出しました。

    乗りたかったのですが、乗れず廃止になったのが残念でした。

    忘れていた記憶が晴れ男。さんの旅行記でよみがえりました。

    今、の忙しさで忘れている記憶がたくさんあるんでしょうね・・・

    また おじゃましますね。

               みほっち

    晴れ男。

    晴れ男。さん からの返信 2010/01/18 00:02:03
    こんばんわ
    みほっちさん、こんばんわ。

    投票、書き込みありがとうございます。

    > 仙台に路面電車が走っていたことを思い出しました。

    > 乗りたかったのですが、乗れず廃止になったのが残念でした。

    私は幼いころ、結構乗っていたのですがこの施設で当時の車両が展示されていてなつかしさを感じました。

    廃止なんて当時はそんなこと全然思っていなかったので驚きました。
    今では、乗ってみたいと思っている人がたくさんいるんですよね。
    保存館の人も懐かしそうにお話されていました。

    > 忘れていた記憶が晴れ男。さんの旅行記でよみがえりました。

    このようなコメントいただき、感謝、感激です。

    > 今、の忙しさで忘れている記憶がたくさんあるんでしょうね・・・

    そうですね。そうそう、こんなのあったよね!って感じに浸れる施設がたくさんあればいいのに・・と思います。
    昔のこと思いだすと、なんか穏やかな気持ちになれます。

    > また おじゃましますね。

    こちらからもお邪魔しますね。

              晴れ男。
  • つーさん 2007/09/09 07:04:00
    素敵な市電と青空
    晴れ男。さんこんにちは。

    近々仙台を訪れようと思っているのですが、仙台市電保存館こんな場所も
    あるのですね。とても興味を持ちました。
    旅行の参考にさせて頂きますね。

    祈祷寺院の青空に映える山門もとても素敵な写真でした。
    私が訪れるときも晴れていて欲しいものです。

    素敵な写真これからも参考にさせて頂きますね。では。

    晴れ男。

    晴れ男。さん からの返信 2007/09/10 17:55:02
    はじめまして。
     つーさん、はじめまして、晴れ男。と申します。

    今回のご訪問、書き込み、投票までしていただきありがとうございます。

    「仙台市電保存館」は仙台市内では、穴場のスポットといえるかもしれません。

    「定義如来 西方寺」は作並温泉方面にあり、仙台市内からは少し時間がかかりますがバスに乗っていかれるのが最もな方法かと思います。

    仙台に来られるとのこと、お天気に恵まれ、楽しまれるよう祈っています。

    これからもよろしくおねがいします。

                  晴れ男。
  • Rockyさん 2007/09/09 06:37:56
    「仙台市電保存館」
    晴れ男。さん訪問感謝です

    >「仙台市電保存館」
    面白く拝見です。古きよきものの保存は大変と思われますが、大事にしたいところですね、1票

    晴れ男。

    晴れ男。さん からの返信 2007/09/10 17:42:07
    こんにちは。
     Rockyさん

    こちらこそ、ご訪問、書き込み、投票までしていただきありがとうございます。

    Rockyさんも、お元気にご旅行を楽しまれておられるようですね。

    「仙台市電保存館」、私も今まで知らなかったのですが仙台市営地下鉄の富沢車両基地のところにある施設です。

    これからもよろしくおねがいします。

                   晴れ男。

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