オーストラリア～車でラウンド～44日目

2005/06/02 - 2005/06/02

エアーズロックなどの疲れも大分抜けてきた。内陸部とは違って、水や食料や緑があるっていうのは重要だとつくづく感じる。そして、特にキャサリンは気候もよく、とても過ごしやすかった。後ろ髪を引かれながら、ダーウィン目指して北上する。途中スチュワートハイウェイをそれて、リッチフィールドナショナルパークを目指す。
しばらく行くと今までもたくさんあったアリ塚が大きくなってくる。高さが２～３ｍはありそうだ。そしてここにしかいないと言われているマグネティックターマイトマウンド（直訳：磁石アリ塚）を見に車を止める。このアリ塚は正確に南北を向いているらしい。他のアリ塚と比べてうすっぺらく、平べったく、黒っぽい。しかし、遊歩道が整備されていたので近くまで寄ることはできなかった。
そして、その遊歩道の近くにはものすごく大きいアリ塚もあった。あの小さいアリがどうしてこんなに大きい塚を作るのか…。不思議だ。
次にフローレンス滝を目指す。フローレンス滝は上から見ても美しくそばに行ってもすばらしい滝だ。滝つぼは岩に囲まれ天然のプールになっている。さらに水は透明で綺麗だ。滝つぼ泳ぎを満喫する。
リッチフィールドを後にし、ダーウィンへ車を進める。ダーウィンは予想より観光客も多く、賑わっている。まるで、ミニサーファーズ（ゴールドコースト）のようだ。宿もなんとかYHAにチェックインし、夕方開かれるというミディルビーチマーケットに向かう。
ダーウィンは実は東南アジアにものすごく近く、タイやマレーシア料理の屋台が並ぶ。聞いたことない名前の料理や、カエルの焼いたものなど見ていて珍しい。東南アジア料理には目がないのでラクサとタイ料理盛り合わせを堪能した。
そしてビーチより夕焼けを最後に眺める。さすがにノーザンテリトリーのマークになるだけのことはある。色も形も雰囲気も素晴らしい。自然を満喫し、おいしいものもたらふく食べ、満足の一日だった。宿はDarwin YHAで3人部屋で1泊21ドル/人（会員料金）。普通のバックパッカーです。（走行距離　488km）

エリア リッチフィールド国立公園周辺(オーストラリア)

これがノーザンテリトリーのマーク。夕日かモチーフになっている。

ターマイトマウンド。左に見えるのが遊歩道です。

無数に並ぶマグネティックターマイトマウンド。墓石のようだ。

マグネティックターマイトマウンドの説明。

一番大きいと思われるアリ塚。５ｍくらいはゆうにありそうだ。

フローレンス滝。

フローレンス滝。上から見ても美しい。

滝つぼに向かう途中。

フローレンス滝の下からの写真。滝つぼで泳ぐ人もちらほら。結構流れがきつかった。

ビーチに沈む夕日。人も多く集まっていた。