インド／デリー（2007/7）

2007/07/19 - 2007/07/21

9日間でラジャスタンを巡る旅。

あーっという間に旅は終わって、
デリーで1泊したらインドとさよならです。

宿で飛行機以来のビールを飲みつつ、ipod shufleを聴いてみると
「波よせて」が流れる。
夜中に、海の向こうには何があるんだろうと、服のまま飛び込む少年を、
ボクは羨んでいる、的な歌詞なんですが、ここでグッときて感傷。

私的には、今つまりインド旅行中は、服のまま海に飛び込めるんです。
が、日本に帰ったら様々な制約でそれが出来なくなるんです。
というわけで日本に帰りたくないよーと思ったわけです。

がしかし、手持ちのお金は400$、旅を続けたとて1ヶ月程度、
ならば、新しい問題が増えるだけで何も変わるまいとやっぱ帰ることにする。

でもでも、日本の超日常の日々の中に、いかにして非日常を持込むか、
をテーマに日々過ごして行こうと決めた。
が、難しいのは非日常も継続すると日常になってしまうということだなんだけれど。

7/12 成田→デリー→夜行列車
7/13 →ジョードプル
7/15 ジョードプル→（アジメール経由）→プシュカル
7/17 プシュカル→（ジャイプル経由）→ジュンジュヌ
7/19 ジュンジュヌ→デリー
7/20 デリー→
7/21 →成田

エリア デリー(インド)

ジュンジュヌからデリーに行くためバスターミナルまで行こうとすると、
宿の前をバスが通るというので、待つ。

8:25にバスに乗り、13:25デリー着。
窓からは熱風ビュービュー。
太陽じりじり。
もちろんエアコンなど無いので。

デリーは、空港の近くあたりにバスが着き、
そこからパハールガンジにリキシャで行く。
宿は、列車のチケットを手配してもらった旅行会社の入ってる
Cottage Yes Please にする。

今日は絶対エアコン、と決めていたが空いておらず、
エアークーラー部屋、Rs600。

ビールある？と訊くと5分といわれたが30分待って来た。
向かいのレストランのメニューをルームサービスでオーダーできます。

宿の向かいのレストランで夕ごはん。
今まで肉にありつけなかったので、絶対食ってやる！と意気揚々と行く。

タンドリーチキンハーフ、卵カレー、ライスでRs165。
旨かった。多かった。

その後、シゲタトラベルのラジェンダ氏とおしゃべりをした後、
私が帰った後ここにあるパソコン使っていいよ、というので
トラベルデスクでネットした。

びっくり、翌朝起きて下痢。
昨日までなんの問題も無かったのにー。
久しぶりに胃にいれたビアーかタンドリーチキンかしらん。

外に出るのが面倒なので、朝食ルームサービスする。
その後ビオフェルミン飲んで気合い入れて出かける。

チャンドニーチョークに行く。
メトロに乗って行く。
片道Rs9で超きれいで快適。

チャンドニーチョーク。
小径がうねうね。
もっとうろうろしたかったなあ。

神様グッズ屋、スパイス屋、キラキラ屋などの中になんと
ご祝儀袋屋発見！
カラフルなかわいいご祝儀袋がたーくさんある。
巻物風の変わったものもあり、当然お土産に買って帰る。

今回もパハールガンジ以外を見るのはこれでおしまい。
前デリーに来たときも観光しなかった。
ラールキラーもフマユン廟もみていない。

そしてパハールガンジに戻ってシャワーを浴びてチェックアウト。

そしてまたパハールガンジをうろうろする。

スチール屋さんで
カリー用のお皿やら弁当箱（ババ缶）やらいろいろ買う。

パハールガンジ

8年前に止まったスターパレスを探してみる。

あった。こんな道の奥だったっけ

最後にまた昨日のレストランでなすのカリーを頼んだら、
なんとマッシュしたなすが入っており、
感動モノだった。

最後の最後に空港に行くのに乗ったリキシャーマンは
コミッション目当てでどっかに連れて行こうとしつこかったが、
なんだかこういうのも、もう最後なんだなー、と
しみじみ。

これもあとで夢の中の出来事になるのでしょう。

それではさようなら。
私の生きる日本の時間と同列に、
まったく違う空間と時間の流れと暮らしがあることの不思議。
そしてその存在を身を以て知っているということ自体、
幸せなのでありましょう。

この旅行記へのコメント （3）

• あっちゃんさん 2007/10/14 17:13:47

  クラムボンですねっ♪

  チヘさん、こんにちは。
  
  インド旅行記一気に読ませていただきました。
  街の人々の写真がみんないい表情ですね〜！
  
  しかも、変なところに注目してしまってすみません。
  でも、なんだかすごく気持ちが分かる気がして。
  「波よせて」はすごく好きな曲です。
  私が思っていてもなんて言ったらいいか分からないような気持ちを
  チヘさんが上手に表現してくださって、なるほど！と思いました。
  
  ＞私の生きる日本の時間と同列に、
  　まったく違う空間と時間の流れと暮らしがあることの不思議。
  　そしてその存在を身を以て知っているということ自体、
  　幸せなのでありましょう。
  
  とくに最後のこのコメントに感動しました〜！
  すごく納得ですぅ。
  
  それと、インドのカレーおいしいですよね！
  私はカレーのためにまた再訪したいです。
  お腹壊すのは覚悟でｗｗ
  
  

  チヘさん からの返信 2007/10/15 23:59:31

  RE: クラムボンですねっ♪

  あら！？クラムボンがお好きなんですか？
  あっちゃんさんもライブでシャボン玉ふいてたりして？
  そうしたらお会いしているかもしれませんねー。
  
  インドは異世界すぎて大好きです。
  面倒くさいことやつらいことも多いのに、
  でも摩訶不思議で行ってしまうんですよねー。
  

  あっちゃんさん からの返信 2007/10/16 01:44:53

  RE: クラムボンですねっ♪

  チヘさんはライブも行ってらっしゃるんですね！
  私はかなり前から好きですが
  ライブには行ったことないです。
  シャボン玉吹くんですね〜クラムボンっぽい！いいなぁｗｗ
  
  私はインドはツアーで行って、自由に周ったのは
  ほんの少しだけでした。
  それでもインド人の嘘つきとか痴漢に振り回されたので、
  個人で行ったらすごいだろうなぁと思いますｗｗ
  むかつくことが多くても、また行きたくなる所ですよね。
  チヘさんみたいに自由な旅に憧れます！
  いつかインドの個人旅行にチャレンジしたいです。
  
  これからもチヘさんの旅行記楽しみにしています♪