アメリカ横断?　ルート６６後編

2006/10/02 - 2006/10/17

相変わらず雨が降り続くグランドキャニオン近くのトゥシヤンの街を午前９時に出発。

再びルート６６に戻り、まずはセリグマンの街へ立ち寄る。
ここにはルート６６で１、２を争う有名な店がある。
ディルガディーロ兄弟の床屋(ギフトショップ)とアイスクリーム屋だ。もう店というより動体保存のルート６６博物館という感じ。日本人と分かると、半年くらい前に中村雅俊が取材に来たと写真を見せてくれた。

オートマンへ。ここに繋がる道は狭く険しい峠道で有名。
どんなだ!?と構えていたが、別にこんな道日本にもよくあるではないか。うわさがアメリカ基準である。日頃、日本で運転している身にとしては、何の苦もなく(たとえ全長５.５ｍ、全幅２ｍのクルマでも)目的地へ。
西部劇のセットのような街を野生化したロバが歩きまわる、そんな街を３０分ほど見学し、そこから少し走るとそこはついにカリフォルニア州に。
ニューベリースプリングスの街で「バグダットカフェ」に立ち寄る。ここで少し早めの夕食をとる。

この時点で午後６時を過ぎている。
ロスのホテルを予約済みである。時間が押している。
渋滞。更には運悪く道路が工事中のため迂回路に回される。
ナビの必死のＵターン指示を無視し遠回りを繰り返す。
フリーウェイは料金所が不要なせいか、やたら出入り口が多い。クルマも多い、車線も多い。夜である。時折雨もちらつく。
悪条件が重なり緊張を強いられ続け午後９時半、ようやくホテルにたどり着く。

今回は状況がよく分からなかったので、ＮＹ、シカゴ、ＬＡでは事前にホテルを予約していたが、ＬＡにはモーテルも多数あり、予約は不要だったかなと思う。下手にクルマでホテルを目的地にすると迷子になるだけだ。

それにしてもロサンゼルス、街の構造、道の構造、全く分からん。ナビが無かったらどうなっていたことか。

エリア ルート６６(アメリカ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: ANA

セリグマンのアイスクリーム屋

同・裏庭。
映画「CARS」の影響か、オブジェと化した旧車たちは皆フロントスクリーンに目玉が・・・

こちらは床屋。現在はほぼギフトショップ兼資料館!?

ここにも目玉が・・・

やっぱり、目玉が・・・

大平原を走り去る貨物列車。
これもまた、アメリカらしい風景。

オートマンの街並み

バグダッドカフェ