2007 夏　南イタリアの旅　カンパーニャ州　6

2007/07/11 - 2007/07/11

７月６日から１１日間カンパーニャ州とプーリア州に行ってきました。カンパーニャ州?ではアマルフィからナポリに戻る途中に寄ったラヴェッロとソレントのお話を少々。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: JAL

アマルフィのバスターミナルからバスで３０分ほど行くとラヴェッロの町に着きます。バスの切符はこの後ソレントまで行くことも考え、一日券を５ユーロで購入。ガイドブックにはスカーラ行きのバスでと書いてありましたが、ラヴェッロ直行のものもたくさん出ていました。音楽祭のシーズンだからでしょうか。写真はラヴェッロのバス停からのもの。標高３５０メートルからの眺望です。

バス停からトンネルをくぐると右手にドゥモ。左手にヴィッラ・ルーホロ。そして突き当りがこのドゥモ広場です。

ヴィッラ・ルーフォロの海の見える庭園では毎年夏にワーグナー音楽祭が開かれるそうで、このときは舞台設営の真っ最中でした。

この庭園は色とりどりの花が溢れていてとってもきれい。海からの風も気持ちいいです。

庭園の隅に小さなステージ発見！アジサイのあいだに観客席が作られています。ライトアップの用意もされていて、きっと幻想的なコンサートになるんでしょうね。

ヴィッラ・チンブローネに行くとちゅうにあるタイルや絵皿を売るお店。カラフルな色彩に思わず足を止めたものの、無事持って帰れるか心配で買うのは我慢。重そうだしね。

ぶどう畑がひろがっています。昨晩飲んだワインは地元のものだといっていたから、この畑から収穫されたのかなーなどと考えながら上り坂に息も切れ気味。
なんだか昨日からひたすら坂や階段をあがっているようなのは気のせいかな？

ヴィッラ・チンブローネに行くには道が二つあります。途中で分かれてまたひとつになるのだけど私は左に。教会や小さなレストラン、隠れ家っぽいレストランがぽつぽつある中の一軒、普通のおうちの玄関にこれを見つけました。ピンクのリボンの中のカードには「女の子が生まれましたよ」とメッセージが。この何日か後に訪れたプーリアの町ではブルーのリボンを見たので、これはイタリアの習慣なんですかね。

これは住所表示でしょうか。タイルでできていて町の絵と番号が焼かれています。

有名なヴィッラ・チンブローネのテラス。海と空の青に白い彫像のコントラストがきれい。

テラスから見たアマルフィの町。

ソレントに行くため戻ってきたアマルフィの港で。新婚旅行でアマルフィなんてうらやましいかぎりです。何年か後にはこの二人もドアにピンクかブルーのリボンをつけるのな？

ソレントへのバスは進行方向右側の席しか空いていなかったので、あまり景色は楽しめませんでした。途中寄ったポジターノの景観も船からの時ほど迫力なかったし。でも噂どおりバスの運転技術は見事！断崖絶壁、細くてくねくねをふつうに飛ばしていきます。もっともクラクション鳴らしっぱなしでしたが・・。バスは広場ではなくヴェスピオ周遊鉄道駅に着きます。みごとに何もない駅前なので、駅のバールに荷物を預け、ナポリに帰る前にソレントの中心をぶらつくことに。
写真はタッソー広場。右奥に見える細い通りがCesareo通りでみやげもの屋が並んでいます。

広場の一角にあったレストランで昼食。ツーリストメニューのラザニアです。特においしかったわけではないにですが、このボリューム感に圧倒されて撮った一枚です。

広場から見た港への道。この垂直の崖にある階段で下に降りら。れますが、帰りのことを考え眺めるだけにしました。港ー広場間はバスが走っています。カプリから船で着いたときオレンジのミニバスが止まっていました。

Cesarero通りのリモンチェッロの専門店「ラバディア」で買ったレモンチョコ。リモンチェッロは何軒か専門店があって、それぞれ自家製なのでしょうか、どのお店でも試飲させてくれました。昼食をとったレストランでも食後にクリームタイプのものをサービスしてくれるほど、ソレントの名産なんですね。でも甘いお酒はあまり得意でないし（それなら試飲するな！なんですが）重いし。で、このチョコとキャンディーとレモンサブレ等等を購入しました。

レモンチョコもお店によっていろいろみたいです。以前いただいたものは、まわりはふつうのチョコでした。それがとってもおいしかったので、包み紙がちょっと違うなーと思いつつ買ったのですが、これはこんなでした。なんだかアボガドのチョコみたい！？でも味はホワイトチョコ系で中のレモンクリームもおいしかったです。