2007/08/06 - 2007/08/06
8位(同エリア10件中)
BO/Mさん
ランソン出張。
ハノイから乗用車で4時間弱。
早ければ3時間程度か。
その際に、ドライバーが奥さんを連れてきた。
その訳は?
*ランソンには大きなマーケットが幾つか、ある
(東京市場と言うのもある)
*そこには、ハノイより安く、かつ物量、質とも豊富な物品が売られている。
から、買出しについてきた、らしい。
ピクニック気分で、ただ「行きたいから」だと思った僕は、
帰り道、ランソンの市場で急に元気になったその奥さんを見て、
ナルホド、実利的な理由があったのね、と思い至る。
その市場の風景を撮った。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
-
いくつかあるマーケットのうちの一つ、友誼関から近い市場。 Ky Lua市場。
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ベトナムのヒトは、結構この帽子がポピュラーで、かぶっているのを見かける。 おばちゃん、ブラ調整中でしょうか・・・失礼・・・
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そして、この低い椅子は何処でもフツーに見かける事となり、座ってなごんでます。 市場前の光景。
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しつこく、おばやん達を撮ってますが、特に大意はありません。
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現地雇員いわく、ランソンの市場は、ハノイ市民からすると、
1)物品が豊富である、
2)玩具の拳銃、武器類等、ハノイ市内では制限されているものが買える、
3)物品が物によってはハノイより廉価、
の3点により、人気が高いそうです。
ナルホド、確かに中国製商品が所狭しと並んでおり、物の豊富さを感じました。 -
見た所、生活雑貨、厨房周り小物、衣類、食品、玩具、等の生活に密着した商品が豊富に並んでいました。 ここの人は、非常に人当たりが柔らかく、普通商売人なら結構アグレッシブに来るのですが、ガッツキが無い、穏やかな人々、と言う印象を受けました。
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ノンビリと、ユックリと時間は流れている、そんな感じです。 平日だったからかも知れません。 土日等週末にもなると、矢張り混雑の中で、声を張り上げて売買する場所になるのかも、知れませんが。
現地雇員は、ミキサー、洋服類を買っていました。
ハノイより安い、を興奮気味に連呼していました。 -
ここは、玩具屋さん。
中国製玩具は、アメリカでは輸入禁止塗料等により締め出しを食らっている状況ですが、友誼関通過貨物は現状野放し状態です。
日本でも、厚生労働省管轄で、食品届と言う制度が有り、輸入通関前に「波打ち際検査」として玩具類も幼児用のものは、不用意に口に含む可能性が有る為、使用塗料の成分分析等は義務付けられています。 -
こちらは、電気屋さん。
電話機、照明類、デッキ・・・色々売ってます。
大陸中国からハンドキャリーで仕入れたのでしょうか、所狭しと並んでいます。 -
所長、チョー・ドンキンって、どう言う意味になるか知ってます? 実は、チョー=市場、の意味、ドンキン、は、東京(ベトナム語は、元々表記文字であり、現代ベトナム語もその6−7割を漢字に置き換える事が出来、ドンキン=東京と漢字に置き換える事になる)だ、と。
偶々、「東京」を意識した訳ではなく、都の東側だから、と言う程度の意味だと思うけど、とは現地雇員。 -
ハノイと変わらない光景。
ハノイ市内でも、行商のおばちゃんが、色んなものを担いで売っています。
食べ物類が多く、果物、スープ屋、麺屋、本当に様々な物を売りに来ます。
リズム良く担ぎ、狭い路地も器用に抜けて行きます。 -
さて、これより東京市場です。
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中国製の夏用麻雀牌式マット、と言ってもイメージ湧かないでしょうが、麻雀牌状の竹で出来た小さな四角いものを、テグス(釣りで使う糸)みたいなもので結んでシーツ大にして、それを夏場敷いて寝ると、ひゃっこくって良いんです。
僕も上海では一時期夏場、それを使っていました。
きちんと拭き掃除さえしていれば、寝た時の感じは自然な冷たさがあり、とても快適でした。
それが、手前に沢山並んでいました。 -
厨房周り雑貨屋のおばちゃん、昼寝中〜
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一瞬、人の気配で起きましたが、買う気の無さそうな人だと判断して、また寝ました・・・
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さて、ここから建屋へ入ります。
どんなものが有るのでしょうか〜 -
先ずは鞄シリーズです。
鞄、靴、衣服、日用雑貨・・・大抵のマーケットは同様な品揃えです。 -
ガチっとしたハードケースはあまり当世流行らないと思われますが、コチラではハードケースが並んでます。昔、僕もアタッシェ・ケースに憧れて、色んなものを中国製で買いました。
今では全部、捨ててひとつも残ってませんが・・・ -
玩具、でショーケースの中はどうもパチもんの腕時計みたいでした。
まあ、WTO加盟(先に中国、追ってベトナム)したもの同士、コピー商品大放出状態で・・・WTOとは何ぞや・・?? -
これも、日本では自由が丘やら下北沢っぽい場所で売ってそうな・・・感じです
とぼけた顔してます -
爪切り、懐中電灯、耳掻き・・・生活必需品??
こんな小物が、ワンサカです -
私は、中国製のキャラです。 別に名前は有りませんが、コピー商品と間違えないで下さい。 と無邪気な顔で訴えてます・・・
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ビーバーちゃん??
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夜具一式、中国から仕入れました
表示は羽毛100%となっているものも見受けられましたが・・・ -
もう、雑多なものを売ってる、としか言い様がありません、生活必需品、雑貨・・・日本では、どんな店、としてカテゴライズ出来るのだろうか・・・
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ベトナム帽の特色あるやつ。
軽いです。
でも、実際これを買って、日本で被る可能性はあるのか? いや、ベトナムで被る可能性も無い様な・・・
今度ゴルフの時に被ってみようか・・・いや、邪魔かも・・・と有り得ない想像をしてみましたが、結局買わず
これは、ハノイ市内の土産店で、星入り(額部分にベトナム国旗の黄色の星)がもっと安く売っているみたいでした。 質は・・・知らず。
ナルホド、これはベトナム製だから、都心部の方が玉数出るから安いのか?? -
こちらも、夜具専門店。
色んなものが、売ってます。 -
爪お手入れセットの奥には計算機。
計算機は、「カシオ」が総称として結構通用しますし実際にカシオの計算機が多いです。
バイク=「ホンダ」(バイクの総称)と同様に。 -
食品関連も有りました。
良く見ませんでしたが、他の市場には、青果もあり、多彩な品揃えです。 -
玩具店で見た、中国公安パトカー!
まんま、公安、と横にラベル入り。
でも、中国公安、こんなに格好良い車ですか、最近は? -
あ、居ました、大抵の市場で見かけるんですが、いや市場以外でも、爪の手入れ屋さん、とでも言えば良いのでしょうか、
*切る、
*磨く、
*整える、
*下地塗る、
*色付け、
*更にはデコラ、
と一通りやるみたいです。
手+足も。
昔住んでいたノースホテル(15 Hang Ga @ハノイ)のおばあちゃんも、若夫婦奥様も、そう言えば爪、やってもらってましたっけ。 -
この子に、覗き込まれました。
その瞳の奥に、僕の子供の瞳が重なりました。
じっと、見つめられました。
今は、どうしてるの?
言葉には出さず、問いかけました。
でも、答えは返ってきませんでした。
今は、偶に見る成長の画像が楽しみです。
僕の、「にゃうにゃうちゃん」、どうしてる? -
そして、ちょっと落ち込みました。
と実際に、ちょっとシンミリしました。
で、この画像はオフザケすぎますが、はまります。
おばちゃん、何か香辛料的なものを、売っている積もりでしょうか、それとも、何でしょうか。
見ていた限り、このポーズのままでした。
じっと、寝ていました。 -
さて、一旦外に出てきました。
飲み物や、乾物を売る店が右手にあります。 -
土日には、かなりの人手でにぎわうのでしょう。
ハノイ行きの、乗り合いバスの手配おばちゃんが、擦り寄ってきます。 ハノイ行く? 行く? 行く? あ、車あるの、じゃあね。
しつこくも無く、人の前に立って通せんぼしたりもしません、穏やかです。 -
果物店です。
今の季節は、ハノイ市内でもそうですが、桃がキテます。 手前は、ザクロでしょうか。
でも、中国製の果物とかは、ワックスで直ぐにしなびない様にしてあったり、酸化防止剤、防腐剤を注入してあったり、と色々怖い、何て言う人も居ます。
それが、実際にどうなのか・・・日本向けの青果類は、一時期騒がれましたがその後農薬制限等でかなり改善された、と聞いていますが、養殖うなぎや、その他様々な物品で、規制値を上回る薬物、抗生物質等々が検出されて、問題視されている昨今です。
オリンピックに向けて、強い否定、抗議、抵抗が出来ない今を狙って、アメリカを中心として不買運動やら問題提起等で、政治のカードとして使われている感じがします。 ただ、日本のインフラ整備もそうでしたが、これを契機に一段上の文化国家に成長する事を、希望しておきます。(優等生的コメント??) -
ここも、玩具店です。
発色の良い塗料類が、昨今の報道から、気になる所ですが、種々雑多な玩具類が売られています。
ハノイでは禁制品となる武器類のモデルトイも豊富らしく、子供の為に買っている方も多いそうです。
子供にモデルガンを買い与える・・・これは、どうなんだろうか。 アニメ等でも暴力シーン多用は徐々に真似をする事による怪我誘発、なんて事を直ぐに訴えられる(一番世界で武器使用している国だったりするが)事から、規制されて来つつあります。
武器への憧れ・・・僕には怖い殺人道具としか思えません。
一度、北京の人民解放軍やらで、M−16(アメリカがベトナム戦争時に多用した自動小銃)とトカレフを撃ちました。 M−16は、連射したい、と言ったら笑って、首を横に振られました。 ダメダメ。 3連射と言うスイッチにされて、ちょっと撃ってみろ、と言われ、撃ったら、ドドド!っと3発目は空に向かって銃口があがりました。 ビックリ!
トカレフは、押さえて撃ったにも関わらず、矢張り一発撃つごとに銃口が上にあがり、かつ、これが人殺しの道具なのだ、と思うと震えてしまい、ダメでした。 -
食器類、コップ、グラス類です。
こうしたものも、日本国内に輸入される際には全て分析対象となり、成分を公的分析機関で検査する必要が有ります。 こちらでは・・・??? -
茶碗、湯呑み類は、工場でのライン生産品で、何も特徴が無い、普通品ばかりでした。(僕の見た範囲では)
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子供用具系は、結構充実している風でした。
ハノイ市内で、これだけの品揃えを見る事は珍しいのか、この日も結構人が集まっていた場所だったと思います。 -
スラックスですが、このジャンルって、なかなか単品で選ぶ、と言う事が無いものだと思われます。
スラックスでも、実際に履いてみたり、シルエットを映してみたりすると全然違うのですが、大抵は軽く見過ごされがちなものです。
スラックス専門で日本で頑張っている会社さんを知っていますが、縫製工程数が通常品とは全く違うのだ、と言うこだわりで本当に頑張っていらっしゃいます。
それはそれで凄いものだ、と思います。
また、別の総合アパレルメーカーさんのブランド品では、シルエットの素晴らしさ、履いたときの体型をカバーする魅力、を実際に体験したりもします。
ズボン、と言っても、実は様々です。
履いていて、セクシーなもの、もメンズで幾つも有ったりします。 それを知ったのは、ついここ5年ほどの事ですが。 -
牛皮ジャケット等も一部には見受けられました。 この辺はマーケットの二階部分で、服飾関係中心でした。
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A+F(アバクロンビー&フィッチ、通称アバクロ)も有りました。 捜せば結構有りそうでしたが、実際に買うか、となると買わないので、追いかけませんでした。 値段を聞くと、7万ドン≒500円でした。
当日、本物を偶々着ていたのですが、本物として言われても、ハッキリ言って見分けはつかないです。
勿論、玄人さんが、しっかり見たら違うのでしょうが。
一部には、OEM工場のラインで、「輸出用」「国内用」とラインを2ライン作って、本物を縫製しながら、隣では現地反で同じ縫製をしている・・・なんて話を聞いた事が有りますが・・・どうでしょうか。
一時期、ナイキが世界的に在庫が膨れ上がり、市場価値が下がった時期がありますが、その時はインドネシア工場がB品や実契約以外の商品を勝手に流した、と言う事が言われたものです。(本当にそうだったのかは、正直、僕には分かりませんが) でも、実際に多く出回って、3,980円とかで値崩れした時期が確かにありました。 アバクロも、中国国境の町、ランソンでは500円価値のポロシャツです。 目玉商品では有りません。 通常価格、ファーストコール(ちょっと聞いただけで言われた値段)です。 -
市場を出て、道路対岸を見やると、ちょっと変わったおばちゃんが、頭に何やら巻いてました。 ちょっといっちゃってるおばちゃんみたい、と言う事みたいでした。 不思議な光景だったので、撮った。
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さて、これが市場を出て来た所の道路です。
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対岸に渡って、道路の右側をパチリ。
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振り返って、左側をパチリ。
休日、週末には大賑わいするのでしょう。
大型バスでハノイからツアーで来る方も多いといいます。 むしろ、地元のハノイ市民がこぞって来ていたりするのでしょうか。 -
市場を後にして、ハノイへ向けて出発です。
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さて、線路をまたぎます。
ご覧の通り、狭隘線路(ベトナム国内規格)と、普通幅(中国規格)を並行して3本、走らせている事が興味深かったため、撮りました。
と言う事は、こちらはランソン、ベトナム側ですが、中国から、何処かまでは乗入が出来る体制が敷かれている、と言う事です。 実際に乗り入れているのかは今回、調べておりませんが、線路の上面が錆びていない点から、定期的にこの鉄路3本ともが現役で稼動している事を物語っています。 -
もう一枚、同じく線路画像です。
さて、この謎解きは、実際に聞いてみて、解決する事にしたいと思います。 鉄路ランソンからハノイに行くのは、単線で、駅前後は複線で逃げますが、非常に鈍行らしく、6時間も掛かるそうです。 車なら飛ばして3時間程度の所、倍かけるのだから、それはガッタンゴットン、ゆっくりである事が伺えます。
事実、途中2度ほどレールの上を車両が通っているのを見かけましたが、追いつき、追い越し、あっという間に後方へ消えて行きました。 その時の車は、時速60km足らずですから、遅さが推察出来ます。
ランソン、国境の街の市場、以上にて終わりです。
ランソンには、今後も行く機会が有ります。
また、今回は一緒に行った現地雇員が通行証を事前申請して取得していなかったので、僕一人が国境を越えて向こう(中国)へ行くのも、待たせる事になるのでやめましたが、次回は通行証を事前に取得して、ちょっと向こうを覗きに行こうかと思います。
出来れば、南寧を抜けて、更に華南へ行き、シンセンから羅湖を通り、香港へ出て、空路戻って来る、と言う走破をしてみたいと思います。
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この旅行記へのコメント (1)
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- BO/Mさん 2007/09/08 02:37:18
- 実際に、見た
- この後、凭祥(ピンシャン)へ、国境を越えて行く機会があり、実際にこうした綺麗な公安パトカーがある事を知りました。 中国公安、失敬!
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