欧州大横断家族旅行　３７９８ｋｍ　その３　インスブルック

2007/07/01 - 2007/07/03

インスブルックまではあっという間だった。ＢＣとなるノイエポストに到着。歴史あるホテルらしいが現在ではベスト・ウェスターングループ下に。まあ、そういっても基本的には家族経営ということらしい。到着時はすでにすでに３時すぎだったが部屋は出来ておらず、３０分以上待たされた。
「待ってる間、何か飲みますか？」ときかれたのでアイスコーヒーを頼んだが、まさかこれが翌日きっちり請求されるとは思っていなかった。おいしかったけどね。（ただし、これが１０００円以上する！！！）部屋に荷物を運び終え、しない散策。珍しく相棒が道をとちる。通常この役まわりはは京都生まれ碁盤の目頭を持つ僕が担っている。なので、怒るわけにもいかない。
インスブルックは古都といった風情で少し枯れた雰囲気があっていい。こういう風に中規模都市を想うようになったのはいつからだろう。コーヒーで一息ついたから子供と市庁舎の塔に登ってみる。この塔に登っていたのは我々だけ。まあ、この高度から大してみるものがないから仕方がないのかもしれない。オーストリアで僕が楽しみににしていたのはウィーン風をはじめとする『コーヒー文化』だったのだが、オーストリア独自のコーヒー文化は衰退をはじめているようだ。コーヒー専門店の減少。イタリア風エスプレッソ専門店の台頭。卵黄を入れて飲むようなマニアックなコーヒーを出してくれる店はもうないのだろうか。あるいはシーズンの関係なのだろうか。

エリア インスブルック(オーストリア)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

また、夕方になると街は意外なまでに涼しくなった。相棒はさっそく、昨日僕が彼女用に買っておいたノースフェイス・フライトシリーズ最新型ジャケットを着る。サイズがＸＳで相棒にはぴったりだった。日本人が住んでいないようなゲルマン民族の都市のバーゲンは狙い目かもしれない。小さめのサイズはどう考えても余っていることだろうし。

ドイツ間の移動では予想外の工事区間多発で時間がかかったこともあって、その他の部分でアクセルをべた踏みにして時間を稼ぐよりほかはなかった。そんな無理がたたって、シュツットガルトまでの５９０ｋｍでリッター１７．２、その後オーストリアとの国境沿い３２０ｋｍまで１７．９という調子。