2007/07/09 - 2007/07/09
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フーテンの若さんさん
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フィレンツェから行動を共にしているS君とローマ市内も一緒に観光することになった。幸いにも今のところスリのような被害には遭ってはいないが、スリ多発のローマでは、慣れるまで二人で行動した方が安全だ。そう僕らは考えたのだった(S君には悪いが、僕はここでアン王女のような女性に本当は出会いたかった)。
さて、このS君。話せば話すほど下ネタが好きだということが判明した。若いのになんてむっつり助平野郎だ。おそらく長旅の疲れで相当溜まっているに違いない。僕も下ネタは嫌いな方ではないのだが、彼にはついていけないところが多々あった。なぜなら、彼の場合は特定のネタに集中していて、やたらとそこに変な拘りを持っているのだ。
それは・・・パンチラであった。
「高校が男子校だったため、発散できぬ性欲がいつしかパンチラに傾ける情熱に生まれ変わっていった」と彼はいう。彼はパンチラの話をし始めたら止まらない。彼にとってのパンチラとは、高尚な芸術のようなものなのだ。
「あくまでも偶然が生み出した産物が素晴らしいのだ」と熱く語る彼。自転車を運転中にそよ風が悪戯したパンチラ、階段を座っているときに何気なく見えるパンチラ、階段を登るとき、期待せずふと見上げたパンチラ。などが良いものだといえるらしい。そのときの光と影、自然の力、パンツという秘められた美しさ、全ての偶然が重なって、天から瞬間の芸術が降臨するのだという。彼曰く「チラリズムこそ正に究極の美である」らしい。
対して、露骨に見えるものにはまったく興味をそそられない。また、見えたけど黒いパンツ。よく見たらオバサンだった。見えたと思ったらホットパンツだった。それらは必要悪だと彼はいう。
ローマの遺跡「パルテノン」や「フォロ・ロマーノ」、「コロッセオ」を周っている間も、常に聞かされるパンチラトーク。彼にとっては、古代のローマよりも現代のパンチラのほうが大事なのかもしれない。日本語で話しているからイイモノの、もし周りの人が何を話しているかわかったら卒倒するのではなかろうか。
熱弁を振るっている最中も、彼はパンチラの目を決して緩めない。「あ!白ですね」「はい、GETです」「頂きました」「ちいくしょう〜、あと一歩遅かった」「あーざーす」。その結果をどうでもいいのに、僕に逐一報告してくる。
彼は、動物的なパンチラ・センサーと一子相伝的なパンチラ・アイというものを持っていて、ものすごい感度でパンチラを拾えるのだという。テレビチャンピオンに出ても誰にも負けない自信があると彼は豪語する。熱い、なんて熱いパンチラ野郎だ。未だかつてこんな一途なお馬鹿さんを僕は見たことがない。
いや〜、今日一日僕はお腹一杯になったよ。
え?もちろんローマでなく、パンチラ論についてだよ。もし、世の中にパンチラ学というものがあれば間違いなく彼は博士になれるだろう。いやノーベルだって夢ではない。
だから彼には古代ローマの最強格闘技「パンクラス」の名を借りて「パンチラス」という称を僕から与えよう。これで思う存分、パンチラを思い、パンチラを見、パンチラを語るがよい。
君こそ初代パンチラ王なのだ!
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