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バスで首里に向い、再建なった首里城を見学(私は首里城3回目だが、前回は再建前)。再建された正殿、南北両殿は、赤地に金箔、五彩が眩く、正直言って、韓国の宮殿や宗廟を思い出さした。建物内はまだ塗装(漆)の匂いが残っているようだ。宮殿は中国や中国からの使者をかなり意識した設計になっており、尚王朝は日本より中国を重視していたのではと思われた。4時からは伝統舞踊保存会の舞(週3日のみ)が披露されたので、最前席で観客となる。この後、首里城内の遺跡を廻ってから、尚王族の御稜、玉稜を見学するが、想像を絶する規模、壮麗さで、見る者を感動させるに充分である。天皇家御稜より立派なようで、さぞかし明治政府が焼餅焼いたのではと言ったら、墓守が大笑いしていた。末裔がお盆に参詣したのか、(一般が立入り出来ない、それこそ墓前に)花束が一つ置かれていた。<br /><br />首里より、その斜面に伸びる石畳の坂道を汗だくになりながら金城町バス停まで行ったが、バスは休日運休。仕方なくバス停4つ分程歩いて、バス停に辿り着いた。しかし全工程の半分も歩いてからバスに乗るのも癪なので、途中、国際通りで土産物屋を冷やかし、泡盛を試飲しながら、そのまま松尾まで歩き通した。良い運動と交通費の節約となった。<br /><br />ホテルに一旦帰ってから出直すのも面倒と、汗臭い体のまま、ステ−キハウスで夕食、ここは一面にアメリカの銀幕スタ−のプロマイドが飾ってある店、値段の割に、しっかりした質と量だった。一旦ホテルに戻って、シャワ−を浴びたが、兎に角蒸し暑い夜、10時半過ぎに又、外の空気を求めて外出、那覇の夜に燦然と輝く(?)桜坂社交街に繰り出したが、盆休の真っ最中、流石の歓楽街も人出がばったり途絶え、遣り手婆が二人、先で手ぐすね引いて待っていたので、それ以上前に進むのは止め、何故か盆の送り火を家族と一緒に眺めていた。火はくわず芋の葉の上で燃やす。沖縄の人は皆人なつこい。<br /><br />9/3: 沖縄最終日、今日は遅立ち、天気予報は雨だったが、それが外れて青空、ただし相変わらず蒸し暑い。歩いて、那覇の西外れ、波の上宮から孔子廟、辻の遊郭街に過ぎし日の栄華を偲び、今の寂れを哀れと思い、それから壺屋町までバスで行き、焼物屋をそれこそ一軒ずつ訪れ、結局、やちむん(焼物)通りの最後に近い新垣勲氏の店で赤絵の眩い角皿と花瓶を購入し、その工房を訪ねて、氏とその家族の仕事振りを拝見し、軽く挨拶すれば、もう離沖の時間。急いでホテルに戻り、荷物を引き取り、松尾バス停より空港に急ぐ。結局、昼食はチェックイン後、平日半額マックのテ−クアウトを空港ビルで済ます事になった。<br /><br />費用は航空運賃にレンタカ−、羽田迄の電車代も含めた交通費が32573円、宿泊費4泊一人頭12510円、土産物6470円、食費3720円、合計58583円

旧盆の沖縄(その?那覇の世界遺産)

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2001/08/30 - 2001/09/03

45828位(同エリア46654件中)

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5

青山蒼渓

青山蒼渓さん

バスで首里に向い、再建なった首里城を見学(私は首里城3回目だが、前回は再建前)。再建された正殿、南北両殿は、赤地に金箔、五彩が眩く、正直言って、韓国の宮殿や宗廟を思い出さした。建物内はまだ塗装(漆)の匂いが残っているようだ。宮殿は中国や中国からの使者をかなり意識した設計になっており、尚王朝は日本より中国を重視していたのではと思われた。4時からは伝統舞踊保存会の舞(週3日のみ)が披露されたので、最前席で観客となる。この後、首里城内の遺跡を廻ってから、尚王族の御稜、玉稜を見学するが、想像を絶する規模、壮麗さで、見る者を感動させるに充分である。天皇家御稜より立派なようで、さぞかし明治政府が焼餅焼いたのではと言ったら、墓守が大笑いしていた。末裔がお盆に参詣したのか、(一般が立入り出来ない、それこそ墓前に)花束が一つ置かれていた。

首里より、その斜面に伸びる石畳の坂道を汗だくになりながら金城町バス停まで行ったが、バスは休日運休。仕方なくバス停4つ分程歩いて、バス停に辿り着いた。しかし全工程の半分も歩いてからバスに乗るのも癪なので、途中、国際通りで土産物屋を冷やかし、泡盛を試飲しながら、そのまま松尾まで歩き通した。良い運動と交通費の節約となった。

ホテルに一旦帰ってから出直すのも面倒と、汗臭い体のまま、ステ−キハウスで夕食、ここは一面にアメリカの銀幕スタ−のプロマイドが飾ってある店、値段の割に、しっかりした質と量だった。一旦ホテルに戻って、シャワ−を浴びたが、兎に角蒸し暑い夜、10時半過ぎに又、外の空気を求めて外出、那覇の夜に燦然と輝く(?)桜坂社交街に繰り出したが、盆休の真っ最中、流石の歓楽街も人出がばったり途絶え、遣り手婆が二人、先で手ぐすね引いて待っていたので、それ以上前に進むのは止め、何故か盆の送り火を家族と一緒に眺めていた。火はくわず芋の葉の上で燃やす。沖縄の人は皆人なつこい。

9/3: 沖縄最終日、今日は遅立ち、天気予報は雨だったが、それが外れて青空、ただし相変わらず蒸し暑い。歩いて、那覇の西外れ、波の上宮から孔子廟、辻の遊郭街に過ぎし日の栄華を偲び、今の寂れを哀れと思い、それから壺屋町までバスで行き、焼物屋をそれこそ一軒ずつ訪れ、結局、やちむん(焼物)通りの最後に近い新垣勲氏の店で赤絵の眩い角皿と花瓶を購入し、その工房を訪ねて、氏とその家族の仕事振りを拝見し、軽く挨拶すれば、もう離沖の時間。急いでホテルに戻り、荷物を引き取り、松尾バス停より空港に急ぐ。結局、昼食はチェックイン後、平日半額マックのテ−クアウトを空港ビルで済ます事になった。

費用は航空運賃にレンタカ−、羽田迄の電車代も含めた交通費が32573円、宿泊費4泊一人頭12510円、土産物6470円、食費3720円、合計58583円

同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス JALグループ 徒歩

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  • 首里城門

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