2007/07/08 - 2007/07/08
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ねぼすけパパさん
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寅さんのふるさととして有名な柴又帝釈天。
神社だと思われている方も多いようですが、本当の名前は題経寺(だいきょうじ)と言って、日蓮宗のお寺です。
寅さんの映画がヒットする前は、かのえさる(庚申)にあたる日(60日に一度なのでだいたい年に6回)の縁日と年始以外は土日でも人出はさほどではなく、のんびりとした風情でしたが、今は普通の土日でもけっこうな人で賑わっています。
近隣には裏手に真言宗のお寺と少し離れたところに八幡神社がひっそりとあるだけですので、京都・奈良や鎌倉のように寺社めぐりを楽しむ事はできませんが、京成電鉄金町線の柴又駅から200Mぐらいの参道はお店を見ながら疲れない程度に散策するのにちょうどよい距離で、歩くのがあまりお好きでないという方にもお奨めできます。
おすすめのおみやげは草だんごです。高木屋老舗がおすすめ。
お参りの後にちょっと一休みという気分でお店でお茶をのみながら草だんごをいただくのも良いです。
食事のおすすめは参道・帝釈天に向かって左側にある歴史のある川千家さんや、夏目漱石の小説にも出てくる有名な川甚(こちらは帝釈天から駅とは反対方向の江戸川方向に行ったところ)の川魚づくしや鰻重、もう少しお気軽にという場合は、参道・帝釈天に向かって右側にある大和家さんの天丼が安くて豪華でおいしいです。
たっぷり半日ぐらい散策したい方にはお参りをしたあと、江戸川河川敷グラウンドの脇を抜けたところから江戸川の対岸まで矢切の渡しで渡って里見公園で遊び、バスで松戸か市川に抜けて帰るというのも良いかもしれません。
なお車でおいでの場合、帝釈天の専用駐車場がありますが、普段の土日でも満車で空きを待たなければならないことがあり、まして庚申の縁日には、平日でも込み合いますから注意が必要です。
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京成金町線柴又駅です。
高砂駅で分岐してJR常磐線(東京メトロ千代田線直通)金町駅までを結ぶ支線で、駅は高砂−柴又−金町の3つだけです。
以前は京成本線上野駅や押上駅からの直通運転がありましたが、今はすべて高砂駅で乗り換えになっています。 -
本題とは関係ありませんが、京成金町線の柴又−金町間は都区内ではたぶんここだけ残る単線区間です。
写真は柴又駅を発車後すぐに上り下りがいっしょになるポイントです。 -
映画にあやかるべく、柴又駅前の広場(と言うほど広くない)には、寅さんの銅像があります。
記念写真を撮るのはいいのですが(下の写真)、背景が・・・。
まあ、このあたりものどかな葛飾の風景のひとつということで・・・。 -
変わらぬ人気の寅さん像。
電車が到着した直後は、けっこう待たないとベストショットが撮れません。 -
参道のほとんどのお店で“とらさんせんべい”なるものをおみやげとして販売していますが、もちろんこれは映画『男はつらいよ』がヒットしてからのもの。
昔からの帝釈天参拝みやげは、何と言っても草だんごです。高木屋老舗さんの草だんごは昔から変わらぬコシと味でおいしいです。 -
歴史のある川魚割烹、川千家さん。
鯉のあらい、鯉こく・・・等々、川魚のコース料理は一押しです。 -
正面からの外観は、あまり流行らない温泉旅館風(失礼!)になってしまいましたが、夏目漱石の『彼岸過迄』にも名前が出てくる川甚さん。
予約をして座敷で食事をすると、その庭園の景観に明治の文人が何度か足を運んだ風情に納得です。 -
山門をくぐり正面にある建物。
これが本堂と思い込まれている方が多いのですが、こちらは帝釈堂。
裏に回ると(というか、入り口は正面からですが)見事な彫刻を拝観できるようになっています。 -
帝釈堂の右にあるのが本堂。
山門から見ると、大きなくすのきの陰になってしまいます。 -
マンションの向こう側が帝釈天の駐車場です。
土日や縁日には満車になって入庫待ちの列ができてしまいます。
また、お正月三が日は周辺道路に大掛かりな交通規制が敷かれるので電車・バスのご利用が賢明です。
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