1977/08/04 - 1977/08/25
15304位(同エリア15615件中)
酔生夢死さん
大学時代のことだから、もう30年前のエピソード。卒業旅行と称して仲間6人で東南アジアを20日間周遊した。仲間と言っても、男性は小生一人。5人はうら若き女性。ハーレムを想像される御仁もおられるが、実際は執事のごとき扱い。出発前の航空券の手配はもちろん、現地に到着してからのホテル、観光のアレンジもすべて小生に押し付けられた。そんな奴隷のような旅行の中、シンガポールに立ち寄って時だけは、少し風向きが違っていた。ここだけは、買い物好きなお嬢様たちと離れて、一人旅が満喫できた。到着1日目。ホテルでのんびりしていたら、ボーイがコーヒーを持ってきた。「頼んでいないけど・・・」の小生の疑問に、「サービスです。」との意外な返事。「その代わり、日本のこと、教えてください。日本人でしょう?」という依頼に、何をどう話していいか分からないまま、その頃の日本のいろいろな現状を話した。「ボク、日本へ行きたいのです。ボクの友達も希望しています。日本って、すばらしい国ですよね。」のんべんだらりと大学生をやっていた小生は、恥ずかしいやら、面倒くさくなるやら、ちょっと気が重くなった。「今夜、泊まってもいいですか。夜中中、友達も交えて、話をしたいのです。」「君は、このホテルで働いているのでしょう? 客の部屋に泊まってもいいの?」との心の叫びとは裏腹に、「いいよ。」と答えてしまった小生。「どうしよう?」とはすぐに後悔したものの、口に出してしまった言葉は飲み込めない。夜中12時頃、たぶん仕事が終わったのだろう、彼の友達と言うシンガポール人が3人、小生の部屋に入ってきた。誰も、日本のことを知りたくて、とても目がキラキラしていた。何を話ししたか、今ではもうすっかり忘れてしまったけど、彼らの異国、それも同じアジアで急速に大きな発展を遂げている日本に対する関心は、はっきり脳裏に焼きついている。
翌日、シンガポール市内をボランティアで案内してくれ、食事までも奢ってくれた。バンコクまで列車で行く予定だと伝えると、シンガポール駅まで付き添ってくれて、切符を買うのを手伝ってくれた。別れ際、みんなと握手した時、また会いたいとも言ってくれた。
彼らも、よいオジサンになっているのだろうなあ。いや、シンガポールを背負って立って、経済面・文化面においてもリーダー的
存在となっているのだろうか。
あれから、仕事で毎年シンガポールには出かけているが、あのホテルには立ち寄っていない。今度、行ってみようか。
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