2006/10/14 - 2006/10/24
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candycandyさん
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向かった先は、GOKWEという街。
1年に1度の綿業の収穫で生計を立てているという人々の村・・・現地の友達Oliveの親戚の村を2つ訪問した。
首都ハラレから200kmと聞いて、ハラレ出発は10時。ポップコーン1袋に水1リットル。それにバナナ数本しか持たず出発した。
もっと持つべきだった。食糧も水も・・・
だってだって、1つ目の村に到着したのが日も傾き始めた夕方5時。2つ目の村(これままさにブッシュの中にあった)到着は8時を回っていたと思う・・・
途中ある街で、バナナとリンゴを購入。(そのくらいしか購入不可能)この日は、バナナ何本食べたかなぁぁぁ〜一生分のバナナを食べたような気がする。でも、今のジンバブエの経済状態を考えると、バナナを食べられることすら幸せなのかもしれない。
1つ目の村では、なにやら集会!?があったのか、近所(といっても隣の村までは数キロとか数十キロの世界)から長老や若者が集まっていた。2つ目の村では、自分が訪問したことで次から次へと人が集まってきては帰って行った。歓待され、1つ目の村では山羊の肉を、2つ目の村では鶏を1羽、自分のためにしめてくれた。
村人たちとは、本当に心温まる交流をして、最後にはサインをしてきた。「来年も帰るから」と約束をして・・・
道のりは本当に大変だった。気温40度近いブッシュの中のでこぼこ1本道を何時間も走った。途中車がオーバーヒートしたこともあった。ブッシュにいた子供たちとの出会いもあった。そして、夢見ていたバオバブにも出会えた。感動だった。
ため池から泥水を汲んで何キロも離れた村へ帰る子供たち、村で作った井戸からお水をくみ上げる人々などいろいろなシーンに出会った。長い道のりだったけど、生涯忘れられない本当によい旅だった。正直かなりタフだったけど・・・(^▽^;)
それにバオバブの木とも出会えたっ。
これにはビックリ!大感動の瞬間だった。旅の疲れも吹っ飛ぶほど癒されたんだぁ〜。
翌日、ほかの友達訪問予定があったので、午前0時を回ったところで出発。ひたすら来た道を8時間かけて戻り、朝8時にハラレから20分の友達のおうちへ帰宅。ガソリン供給も大変な中、本当に貴重な体験ができたと思う。
朝方、国際免許を持っていた自分も1本道だったから、ハラレを目指して運転をした。帰宅後、水浴びをして、そのまま物資持ってバスで友達宅へと向かった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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さて、今日は田舎訪問です。出発前にステイ先の友達Remmington(右側後ろ)宅で記念撮影。真ん中がステイしたお宅、そそ。Remmieのパパ、右側が兄Remmieとその妹。(妹は全寮制の学校に行っていてこの週末帰省してた)パパの左側はパパの甥にあたるOlive、それから母と子は近所の人!?親戚!?関係はわからないけど、若すぎる母・・・(^▽^;)
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せっかくなのでこの子に日本から持っていったお洋服を数枚あげました。かなりお気に入りの様子だったぁ〜\(^▽^)/
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近所の子供たちはいつも元気っ!
そして笑顔が最高っ(o^-')b -
さて、いよいよGOKWEへ出発。
ここは首都ハラレから車で20分くらい離れた住宅地。 -
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このレベルの住宅地はこの国ではかなりいいほう・・・
ジンバブエという国はまったり時間が流れていて、とても平和で治安もよく、過ごしやすい場所。
ただ、経済破綻がひどすぎて・・・這い上がれないこの状態・・・現在世界最下位に近い状態じゃないかな。貧困度は・・・なんとかしてあげたいと思う。
だって彼らは2000年くらいまでは普通に経済も発達していた国なんですもの。 -
それが今はこんな感じで、あちこちに人々がいる。そう、お金もない、食べるものもない、仕事もない・・・といった現実・・・
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これがジンバブエ『石の国』の象徴。巨石があちこちにある。人々との大きさ、比較してみて。
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首都ハラレを通過・・・
街は以前繁栄していたのがよくわかります。
充分都会ですよね・・・ -
スーパーだってハラレ市内にはある。物価はひどく高くて、レベル分けはしたくないけれど・・・生活レベルが中の上、もしくは上以上の人々じゃないととても好きなものは買い物できないと思う。
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さていよいよ長旅へ出発。
これはスタディアムとのことだったが、その昔・・・数年前?にはあのボブ・マリーがここでライブコンサートをしたとか。(ラスタマンのOliveが言ってた) -
今のジンバブエにはとても似つかないほどの大きなスタディアムでした。
現在つかわれているかどうかは、定かではありません。 -
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道中あっちにもこっちにも巨石があります。
人々と共存しているっていうか・・・石のパワーを感じたなぁぁぁ〜。 -
さて長旅の始まりっ。
ってこのときは、たった200kmくらい・・・3,4時間もあれば着くでしょう・・・なんて甘く思ってたのでした。(^▽^;) -
ハラレから1時間もしないうちに、こんなのどかな風景に出会えました。これは農家の人たちのおうちです。
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一瞬町を通り抜けた・・・
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なぜか飛行機のオブジェが・・・!?意味不明・・・
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途中検問をしていて・・・
友達の車はラジオがついていたため、捕まりました。
この国では電波は買うものだそうです。
黙って聴いていたら違反とか。
しっかり切符を切られ、この罰金、自分が払いました・・・(´;ω;`)ウッ -
あら、電車なんて通ってる??貨物だけ?
置いてあるだけ?? -
とってものどかで、空とのコントラストがいいっ!
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とってもきちんと建てられていた藁葺きの小屋!?
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一瞬また町・・・
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道中長そうなので、とりあえず通りかかった町でバナナとリンゴを購入。
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この町には・・・大きな工場がありました。
なんの工場!?? -
ここも一瞬町。でも駅がある・・・?あった???のか、ちょっと大きな町並みでした。
ここでガソリンをなんとか入手。
でも、お店は閉まっていてゴーストタウンのようだったなぁぁぁ〜 -
そうそう。これが先ほどの検問で切られた切符!
この国は黄色だっ!!!!!!!!!!! -
車がオーバーヒート。
真昼間、炎天下・・・外は40度近かったのではないかと思われます・・・(^▽^;) 肌がじりじり焼ける感じアリアリでした。 -
のどかな人々の生活が伺えます。
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前後町もなかったけど、ここには人々がいて、木陰でおしゃべりを楽しんでいたような・・・
もしかしたら、1日に1本?数日に1本?あるかないかの長距離バスを待っているのかも!?? -
お気に入りの一枚。
ドライビング中のshotだけど、綺麗に撮れました。 -
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なんと数時間もの間、対向車などなかったので驚きっ!中距離バスかなぁぁぁ〜
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道は果てしなくつづく・・・・・・・・・・
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またまたオーバーヒート・・・今度はちょっと重症だった・・・( ̄ω ̄;)
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ブッシュで出会った少年たち。
このあたりでは人さらいがいるとか!??(聞いた話)街の子たちとは違って、知らない人にはなかなか近づいてきませんでした。
でも、ガムをあげたら仲良しになれた・・・! -
気を取り直してまた出発。
通りがかりの街・・・ -
放牧されてる?牛さんたちものどか・・・
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途中川がありました。
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川に下りて水浴びしたいほど暑かった・・・
でも、このあたりは危ない・・・と言われちゃいました。この国に来てはじめて言われた・・・
何がどう危ないのか、わからないけれど、とりあえず現地の友達が言うのだから外に出て一瞬写真を撮ってすぐ出発! -
友達のラスタマンOliveと、今回長距離運転をしてくれたOliveの従兄弟Remmington。
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あたちもパチリっ♪
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きゃぁぁぁ〜\(^▽^)/
うっそぉぉぉ〜。一瞬目を疑いました。
マダガスカルに行かないと出会えないと思っていた『バオバブの木』に出会えた。ジンバブエで・・・ -
とても立派です。
「星の王子様」に出てくるバオバブとはちょっと種類が違うのかな。形は違うけど、『バオバブ』です。
思わぬところで夢が1つ叶いました。 -
バオバブのおかげで、旅の時間も疲れもチャラになりました。(苦笑)この頃すでに体力も気力も限界に近づいていて・・・200kmと言ってたのにどうしてまだ着かないのおおおおおおおお!?ってもう不機嫌になりかけていた自分を、バオバブの木が癒してくれたの。
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おっ。こんな田舎で車があるなんて非常にめずらしい・・・。動くかどうか、ガソリンを購入できるかどうかは定かではありませんが・・・(^▽^;)
去年、ガソリンは日本と同様、日本円にすると141円してました。正規の金額で買えるのは乗り合いバス会社だけ。もしくは最低3週間くらい並べば安く購入できるらしい!??
1日1ドル以下の生活者がほとんどの国で車を持つことなんて通常考えられないことですね。以前は持っていた、乗っていた・・・という人々ばかりでしょう。経済崩壊したあとの一般の人々の生活は、天と地だと思います。それが現実でした。 -
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またまた通りすがった町。
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店の建物はあるものの、全部閉まってた・・・
お店はあってもモノがないんだと思う・・・悲しい現実。 -
人々はいるのに・・・
どうやって生活しているんだろう。食べ物調達はどうしているんだろう・・・サザ(トウモロコシの粉で作るジンバブエ人の主食)だけの毎日なのかなぁ〜。 -
人々は手を振ってくれたけど・・・
まるで町は機能していない様子・・・ -
どこもお店はがらんとしていた・・・
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さて、気を取り直してまたひたすら進む進む・・・
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うっひゃぁぁ〜一瞬目を疑いました。
だって、南Africaのテーブルマウンテンみたいなんだもの。 -
テーブルマウンテンに気を取られていたら、また小さな町を通りました。ここは少し活気付いてる??
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ちょっとピンボケだけど彼、手を振ってくれてます。
わかりますぅぅぅ〜!? -
彼らもみんな手を振ってくれました。
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よく見てください。
「井戸」です。
みんなで掘ったんでしょう・・・すごいっ。 -
シャッターチャンスが悪かったけど・・・
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燦々と降り注ぐ太陽・・・
バオバブが立派です。
この頃一番気温が高い時間だったような気がします。
2時頃かな・・・ -
もうみてるだけで、幸せ感じちゃいました☆
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もうどのくらいの距離を走ったのか・・・あとどのくらいの距離を走るのかもわからない状態でひたすら進む・・・友達たちもグッタリ気味・・・
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バオバブがあちこちに・・・すごいっ。本当にすごいっ。バオバブが見えると妙に元気になる私でした・・・(苦笑)
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ちょっとバオバブの木と記念撮影っ!!
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OliveとRemmieとバオバブ・・・いいショット!
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バオバブを見た興奮が止まらず・・・
バオバブの写真撮りまくりました。 -
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ロバものんきに闊歩してる・・・
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牛がバオバブの陰にちゃんと入って休憩!??
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町は見えないけど、ちょっと人々が歩いています・・・
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と思ったら、その先には町があって、コミュニティーセンターや学校もありました。
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お店がぽつんとあった・・・
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もしかしてここはGOKWEの町・・・!???
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学校です。
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おっ!もしやこれが綿花工場!???
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ああああああああああああっ!そうだっ!
綿花工場っ!
ってことは、ようやくGOKWEの町に入った!???
と希望が見えてきました・・・ -
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あ、これはホロホロ鳥。
南Africaの国鳥です。
ってここはジンバブエだけど・・・ -
動物園で見たことありますよね!?
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GOKWEの町だと思ったここは、まだGOKWEではなく手前の町だったようです・・・あとで気づきました。(>_
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この町に立ち寄り何か食べ物をGETすることにしました。かなり活気のある町・・・でしたが、人々の表情は固く、ジンバブエにしてはめずらしく保守的な町??かなと思いました。危険度はまったくありませんが・・・
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結局この町に立ち寄りましたが、スナックやパンなど軽食になるようなものはなく、コーラとスプライトで喉を潤して、トイレを借りただけのブレイクタイムでした。
トイレはかなり恐るべしアフリカタイプのトイレでしたが・・・(^▽^;)
お店の裏に行ったら小さな女の子が手を引いて案内してくれましたっけ。 -
ここが何キロにも及ぶ村々のお水の供給地だったようです。これは数日前に降った雨が貯まった池・・・もしくは近くに川があればその川の水が流れてきた溜り池!?いずれにしても、衛生的にはかなりよくない状態のお水だと思いますが、人々は何キロも何十キロも歩いてここまで水を取りに来ているようです。
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水を汲みにきた子供
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水を汲みに行く人々
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そろそろ日が傾き始めました・・・
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美しい大自然ですね・・・
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子供たちが遊んでいました。どこから来たのでしょう・・・!????
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大きなおにいちゃんも小さな僕ちゃんもみんな一緒に楽しそうに遊んでました。
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お仕事の帰りかなぁぁ〜。
お疲れ様です((○┓ぺこっ -
すっかり夕焼けの時間・・・時間は4時半過ぎ・・・5時近かったかなぁぁぁ〜。首都ハラレを出てから7時間が経っています。
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夕焼けに映えるバオバブも美しい・・・♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- とんちゃん健康一番さん 2007/07/11 23:05:55
- 未踏の国!
- candycandyさんへ♪こんばんわ!!
未踏の国、ジンバブエにお邪魔します。
>ポップコーン1袋に水1リットル。それにバナナ数本しか持たず出発した。
candycandyさん、すごすぎるよ。気温も高く・・・あの大自然の中へ・・・
私には真似できないな・・・
子供たちの笑顔がすっごく素敵だね。
candycandyさん目線、好きです。
バオバブの木を目の前で見たんだね!!
すごいなぁ〜♪
私もここ数年のうちにアフリカを体験したいと思います。
素敵な旅行記を拝見させて頂きました。
candycandyさん!!ありがとう!!
またお邪魔しますぅ☆
- candycandyさん からの返信 2007/07/12 01:55:12
- RE: 未踏の国!
- とんちゃんさぁぁーーーーん。
コメントありがとですっ。
是非是非足を踏み入れてみてください。
Africa、母なる大地です。
大きな愛で私たちを包み込んでくれますよ。
人も大地も、そして自然も動物も空も雲も・・・
すべて素晴らしいっ。
特に子供たちの笑顔、そして人々の笑顔やパワーは
それはそれは素晴らしいですもの。
いつか一緒に行ってみたいですねぇぇぇ〜。
今年10月一緒に行きます!??
私はいつかドイツに行ってみたいですぅぅぅ〜。
とんちゃんの旅行記持ってねぇぇぇ〜。
足跡たどったら素敵な旅行になりそうっ。
おっと旅行資金ためないとか・・・(^▽^;)
また是非是非遊びにきてください。
もう1冊の旅行記仕上げないと・・・σ( ̄∇ ̄;)
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