2回目のジンバブエ３

2006/10/14 - 2006/10/24

今年は『New Start Children's home』という孤児院を訪問しました。事前に地元の友人に大きな援助が入っていない孤児院をハラレ郊外で探しておいてもらった。いくつか訪問してもらった結果、ここは5歳から22歳までの60名の孤児たちが暮らす孤児院で、特に大きな援助もなく白人のご夫婦が運営されているとのこと。ご主人はDr.Farag、エジプト人、そして奥様はMrs.Farag、アメリカ人でカリフォルニア出身とのこと。教会に通っていた関係からジンバブエにたどり着き、20年以上この学校を運営してきたとのこと。当初からこの孤児院はHIVや病気にかかった子も幸いにいないとのことで、全員には会えなかったが、全員健康そのものとのこと。この孤児院は「ここはHotelではない、施設でもない。君たちのHOMEなんだよ」そんな教えでみんなで共生していた。しつけも大変厳しいようで、私たちが持ち込んだ物資も、折り紙なんて子供たちには魅力的なものだったにも関わらず、折りかたについてもプリントアウトして持っていったので、「クラスで全員でやりましょう」とDr.Farag。さすがっ！お礼にジンバブエの国歌！？を学校から帰ってきた小学生たちが目の前で歌ってくれた。美しい歌声は心が洗われるようだった。大感動！！

エリア ハラレ(ジンバブエ)

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

ここが『New Start Children's Home』のゲート。

ゲート開くまでちょっと待っていたんだけど、振り返ったらあちらからいかにもアフリカンな女性たちがおしゃべりをしながらやってきた。
(/ ￣θ￣)/オオオオォォォォォ♪頭に乗っかってるのはアイスボックスじゃないですかぁぁ〜すごすぎっ。

ゲートにはこんな案内が・・・
無料でHIV検査をここで行いますと。誰でもいけるんでしょうね。いいことです。

ゲートがなかなか開かず、友達は車の上から覗いてみたり・・・（苦笑）

孤児院の前にはちゃんと児童横断の標識が・・・
といっても、今のジンバブエ、ガソリンが高騰しすぎて街中以外、車はほとんど通らない！？

ジャカランタがどこも満開です。

とても広くてきれいな孤児院です。

遊具もありました。

オーナーの奥様とまずはご挨拶して、私たちがなぜやってきたか、また奥様から孤児院についてのお話を聞きました。今回私の左側に座っている大きな頭！？のラスタマンOlive君にこの孤児院を探してもらいました。

持参したいろいろなものをまずはご披露しました。手前にいるのがオーナーのご主人Dr.Faragです。

お昼近くになり小学校へ通っている子供たちが帰ってきました。みんなで記念撮影っ！

園内には、技術室もあり実際に家具を生産して購買しているとのことでした。

自給自足もしています。野菜はたくさん栽培されていました。

園内くまなく案内していただきました。
まだまだ建築中のクリニックや増設中の建物などなど。

建設中の建物の中も全部案内してくださいました。

こちらの孤児院、土地は養鶏業者からの寄付、建物はすべて1人の男性によって建てられているそうで、その男性と奥さん（家庭菜園の世話をしている女性）だけ
は雇用しているとのことでした。その他はすべてボランティアで賄われ、金銭的にはFarag夫妻の教会、そしてご家族ご友人（ご主人：ｴｼﾞﾌﾟﾄ、奥様：ｱﾒﾘｶ）からの寄付で運営されているとのことでした。

孤児院の建物は手前黒人男性がすべて建てているとのことでした。おじさん、すごいっ！！！

なぜかこのキッチンの名前はどなたかのお名前をつけたそうです。「Libby'S　Kitchen」いいお名前ですね。

キッチンは大きく、整然としていました。

これはソーラーシステムとのこと。
最初アンテナかと思ってました・・・(^▽^;)

キッチン周り、ソーラーシステムなど施設全体について説明をきっちり受けました。

大きいお姉ちゃんたちも学校終わって帰ってきた・・・！？はにかんでる様子！？

お名前交換しました。

オンナの子だけの内緒話もしました・・・ふふふ。

Dr.Faragと改めて握手を交わす・・・

Mr.Farag、私たちが持参した折り紙や文具、洋服、雑貨などなどこれからクラスの中できちんと教えていきますと・・・ありがとうございます。

かわいいいいいいいいいいいいっ。

いいねぇぇぇ〜彼。すごくキリっとしていてそれでいて温かい笑顔。
行く末はなんだろっ、大臣かなぁぁ〜。この国の将来を担っていって。

この子達もまっすぐ育っているって感じ。
将来はどうなっていくんだろう・・・きっと素敵な大人になってゆくと思う・・・

この旅行記へのコメント （2）

• MIMOOさん 2007/03/12 17:40:12

  膨大な写真の量にビックリ！

  candycandyさんお久しぶりです。
  
  ジンバブエからのご帰還は気になっていたのですが、この時期にやっと訪問させていただくことになっちゃいました。ゴメンナサイ。(￣▽￣;)
  『New Start Children's Home』ですか〜っ。いい名前ですね。
  この広い世界にはいろんな人がいろんな分野で助け合いをしているんですねぇ。
  子ども達の笑顔はすべての苦労を癒しますよね。大人の政治の世界を一生知らないで過ごしてほしい、とココロのどこかでつぶやく自分がいます。特にジンバブエの現状を考えると・・・。
  でも、この子たちが国を変えていってくれることも願っています。
  CANDYCANDYさんは本当にいい旅（というか活動）をしているとつくづく感心します。
  うらやましい。素晴らしい。
  その原動力がどこから湧き出てくるのか、是非知りたいですぅぅぅー。
  MIMOOは3月25日からベトナムの孤児施設にお手伝いに行ってきます。
  あ〜ぁ日本は平和ボケ状態だなぁ〜・・・。
  

  candycandyさん からの返信 2007/03/12 18:44:09

  とんでもございませぇぇぇぇぇぇ〜ん　(´｀;)ゞ

  MIMOOさ〜ん ！！　ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
  
  おひさしぶりぶりです。（←死語！？？）
  とんでもないですよん。
  MIMOOさんもまたまた渡航ですねん。羨ましい・・・
  
  私はGWにチケット予約だけ早々1月からしていたものの、今年はキャセイパシフィックの名古屋発が4月25日からONシーズンとなっており、予算を上回ったために泣く泣く断念！＿|￣|○　残念ながら、しばらく帰れません・・・(TOT）
  
  ジンバブエはさらに経済状況が苦しくなっているようで、本当に辛いところ。
  なんとかSMSや電話で現地の友達と連絡は取っているものの、物資がまったく届かないことがわかり・・・困り果てております。
  南アフリカへ送ったものも、半分弱がMissing・・・
  ジンバブエには当然去年8月に送った荷物、届いておりません。
  2年かかってジンバブエから日本に届いた荷物もあると聞いたこともありますが、年末には旅の写真を数百枚、EMSにて送ったものすら、届いていないようです。
  本当に悲しい・・・(T▽T)
  
  これまでに行方不明になった支援物資の送料だけで、1回は渡航できたかなと思う今日この頃・・・(苦笑)
  辛いこともいっぱいありますが、なんとか彼らの笑顔に会えたとき、すべてが吹っ飛ぶんですよね。ほんと・・・
  
  原動力も何も・・・ただただ自己満足ですって。
  あの子供たちのキラキラした瞳、そして人々のあの素敵な笑顔からもらえるパワーが、そして生きるエネルギーが私を支えているのです。
  
  このモノが抱負で、大切なものがどこか失われてしまっているような日本・・・
  私は脱出したいです。www
  
  いずれにしても、手紙、電話、SMS、小包、段ボールなど、無駄な抵抗と思いつつ、支援物資はもちろんのこと、友達たちに手紙を送りつづけたいと思っています。
  
  先日も郵便局で去年春以降に送った荷物など、調査をしてもらったところ。
  日本の川崎港は発っていても、その後の行方がわからない・・・という現状。
  空輸便で出せば・・・と、EMSなどを使ったところで、日本を飛び立った便までわかっても、ジンバブエ側では受け取っていないという結果・・・（EMSの場合は保険ありですが、基本的に高くてなかなか使えません）
  
  地球の裏側の現状を、私たちがもっともっと知ることから・・・
  そして今の自分たちのあり方をもっともっと考えて改善していかないと・・・地球が、そう。今は私たちの故郷である地球自体が危ない！！
  戦争なんてない、自然がいっぱいある地球で世界平和をうたいたいですね。
  
  ってお話が支離滅裂です・・・(苦笑)
  
  とにかくMIMOOさんのご活躍、心から応援しております。
  お気をつけてがんばってきてくださぁーーーーーーーーーーい！
  また写真UPを楽しみにしております。
  
  
  candycandy