阿弥陀寺の紫陽花と大平山

2007/06/23 - 2007/06/23

山口県内の紫陽花の名所、防府市の阿弥陀寺に行ってきました。
満開とはいかないけれど、紫陽花堪能。
ついでに、ツツジの名所、大平山にも足を延ばしてみます。

エリア 防府(山口)

防府市の阿弥陀寺です。
紫陽花寺で有名です。
普段は無料だけど、紫陽花期間中は、拝観料２００円。
駐車場の整理やらなにやらで、そのくらいはしょうがないです。

２００７年は全般的に、花はみんな遅め。
なので、６月下旬でもまだ８分咲きでした。

最近はあじさいばかりクローズアップされていますが、こちらは東大寺別院。
平安末期の東大寺再建の命を受け、山口にやってきた重源上人が建てた由緒正しいお寺なのです。

表紙の仁王門は阿弥陀寺の中でも最も古い建物、仁王像は国の重要文化財です。
重源上人の再建した東大寺はその後また焼失し、当時の建物は南大門だけだそうですが、仁王門って、生き残りやすいのかな？？

年中咲いている紫陽花〜

一面の紫陽花を期待していきましたが、今年は天候不順の影響か、花付きが遅いというか今イチというか。
それでもきれいなんですけどね。

訪れた時期は、ガクアジサイ？の系統が見頃のようでした。

新機軸？アジサイの下にクマポックル。

お寺に来たからには、お参りを。

屋根の上を泳ぐ鯉。

魚は目を閉じないので、寝る間も惜しんで修行するということで、仏教ではよく用いられると聞いたような。
（ものすごくうろ覚え）

さりげにお地蔵様。

アジサイに混じって珍しいものが。
夏椿だそうです。

珍しいアジサイの鉢植え展示会もされていました。
阿弥陀寺のアジサイは、地元の保存会の人たちの努力の賜物みたいです。

割と人は多いんですが、本堂裏手に回れば、静かなものです。

水かけ五不動さん。

上まで行ったら、後は下るだけ。
このあたりのアジサイは早くから咲いていたようで、ピークを過ぎていました。

じっくり見ると、ちょっと変わった花弁です

見かけない虫、発見。
旦那は「ナナフシ」と言っていました。

さて、せっかく防府まで来たので、ついでに大平山にあがってみることにしました。
阿弥陀寺より少し周南寄り。
昔は大平山と言えばロープウェイでしたが、車でも普通に山頂まで行けます。

大平山山頂公園、何年ぶりに来たかなあ？
県内のツツジの名所として人気ですが、子供の遊び場としてもかなり整備されています。
ちょっと天気が悪いにもかかわらず、そこそこ家族連れが遊びにきていました。

駐車場からちょっと歩いて公園へ。

ロープウェイも上がってきていました。
元旦の御来光では大人気です。
通常は水木運休。

天気が悪ければ悪いで、まあまあの眺めです。

天気がよければ、四国や国東半島あたりまで見られるようです。

展望台から写真を撮ってますが、下に写っている部分は老朽化により立ち入り禁止・・・

随分時期は外れていましたが、ごく一部ツツジが咲いていたのでした。