2007/04/15 - 2007/04/15
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etretatさん
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雨の中、フェンウエイパークから歩いてボストン美術館へ。
ボストン美術館と言えばやはりモネの「ラジャポネーズ」(写真1枚目)だろう。
私はこれまで日本で2回会っている。最初は1982年、国立京都近代美術館で開催された「モネ展」、2回目は1993年、兵庫県立近代美術館での「モネ印象派 ボストン美術館展」だ。
1993年3月21日まで開かれていた兵庫県立近代美術館の同展にボストン美術館からは26点が出品されていたが4月18日にボストン美術館を訪ねると「ラジャポネーズ」などはいつもの場所に戻っていた。
オルセー美術館がいちばん欲しいモネの絵は多分これだろう。
2枚目の「エトルタ」を描いたモネの絵はこれまで14点確認している。この絵はメトロポリタン美術館にある「エトルタの断崖」(1883年)と構図が同じだ。
違うのは波の砕け方と太陽光線。メトロポリタン美術館のほうは空洞内の岩肌が光り輝いている。同じ場所から描かれた作品なのだろう。
但しこれは企画展で見た絵なのでいずれここから無くなります。
3枚目の写真はイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館にある「ガードナー夫人」を描いたサージェントの作品です。2枚の絵は同じ女性が描かれています。彼の肖像画は女性を感じさせます。左の写真はなんか中島みゆきに似ています。「永遠のうそをついてくれ」を歌った時の表情を思い出します。
イザベラ・スチュワート・ガードナーが支援したサージェント、ホイッスラーはどちらもアメリカ人でパリで美術教育を受けたことが共通しています。
名古屋ボストン美術館で開催中の「アメリカ絵画 子どもの世界」展にカサット、ホーマーと一緒にサージェントも来ています。彼の「エドワード・ダーリー・ボイドの娘たち」はHPで「サージェントの傑作、日本で初公開」と紹介されています。
4枚目の写真の絵は2つともピカソ(1881〜1973)。
左はピカソがパリに出て最初に付き合ったフェルナンド・オリヴィエのポートレイト(1905年)、右は女性のヌード(1908年)。
ヌードは「アビニヨンの娘たち」と構図が似通っている。そういえばどちらも制作年は1908年だ。
この頃のピカソはモンマルトルの洗濯船に住んでいた。
青の時代は1904年まで、フェルナンド・オリヴィエという恋人を得て、明るい色調でサーカスの芸人などを描いたバラ色の時代は1907年まで。それから1908年までは アフリカ彫刻の影響を強く受けたアフリカ彫刻の時代。
ピカソ美術館は幾つもあるが幼年時代の作品が多いバルセロナのピカソ美術館が好きだ。10代で描いた大作「科学と慈愛」もある。
モンカダ通りにある旧ベレンゲール・デ・アギラール宮を修復した建物がピカソ美術館で、私が訪ねた1993年はバルセロナオリンピックの翌年だったが美術館前の狭い通りにはマラソンコースを示す青い線が延びていた。
青い線に沿って歩いてみたが殆ど名所旧跡を結んだコースというのが実感できた。聖家族教会しかり、カタルーニャ美術館しかりコロンブスの塔、かつて白いゴリラがいたバルセロナ動物園など。有森とエゴロワが競ったモンジュイックの丘では柵がしてあって通れない箇所あり、普通では考えられない狭い道までコースに組み入れられていたということだ。
5枚目の写真はセーヌのポンヌフなどを多く描いたマルケの地中海で描いた絵。彼の作品には川や海が必ずはいるが人物がこれだけ大きく描かれているのは珍しいのではないか。ポンヌフはセーヌのシテ島にかかる橋でピサロ,シニャックも描いている。
ポンヌフは現存するパリ最古の橋でマルケやピサロはセーヌ左岸側にアトリエを構えていた。ひろしま美術館には2人が描いた「ポンヌフ」がある。
写真6枚目中央はルノアールが描いた「ブージヴァルの舞踏会」。
「ブージヴァルの舞踏会」は対をなすオルセーの「都会のダンス」「田舎のダンス」と比べると面白い。「ブージヴァルの舞踏会」と「田舎のダンス」は女性モデルは同じでユトリロの母、シュザンヌ・バラドンといわれている。シュザンヌ・バラドンはモデルでもあり画家でもあった。ユトリロの母はシュザンヌ・バラドンと分かっていてもユトリロの父親は未だに諸説あって確定していない。
ルノアールが描いた女性の中ではやはりブリヂストン美術館にある「シャルパンティエ嬢」が最高ではないだろうか。
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ボストン美術館と言えばやはりモネの「ラジャポネーズ」だろう。
私はこれまで日本で2回会っている。最初は1982年、国立京都近代美術館で開催された「モネ展」、2回目は1993年、兵庫県立近代美術館での「モネ印象派 ボストン美術館展」だ。 -
この絵はメトロポリタン美術館にある「エトルタの断崖」(1883年)と構図が同じだ。
違うのは波の砕け方と太陽光線。メトロポリタン美術館のほうは空洞内の岩肌が光り輝いている。同じ場所から描かれた作品なのだろう。 -
サージェントの作品。2枚の絵は同じ女性が描かれていて、左の絵は「永遠のうそをついてくれ」を歌った中島みゆきに感じが似ている。
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左はピカソがパリに出て最初に付き合ったフェルナンド・オリヴィエのポートレイト(1905年)、右は女性のヌード(1908年)。
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セーヌのポンヌフなどを多く描いたマルケが地中海で描いた絵。彼の作品で人物が大きく描かれているのは珍しいのではないか。
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中央はルノアールが描いた「ブージヴァルの舞踏会」。
「ブージヴァルの舞踏会」は対をなすオルセーの「都会のダンス」「田舎のダンス」と比べると面白い。 -
ルノアールの女性2題。
ルノアールが描いた女性の中ではやはりブリヂストン美術館にある「シャルパンティエ嬢」が最高ではないだろうか。
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