南仏プロヴァンスのリュベロン地方の村を行く?　ゴルド、ルシヨンの巻

2002/10/03 - 2002/10/11

プロヴァンス地方に点在する可愛い村々。どこもかしこもおとぎの国のようです。交通の便が悪いこともあって、現地ツアーに入ってリュベロン地方の村々を回りました。ツアーといってもガイド兼運転手の女性と、ニューヨークのジャーナリスト夫婦と私と友人。ほとんど個人旅行と変わらない雰囲気で、のーんびり回ることが出来ました。
写真はリュベロンの代表的な村ゴルド村の全景です。なんとなく村全体がモンサンミッシェルのようにも見えますよね。幻想的な村の姿に感動しているのはまだ序の口。村の中に足を踏み入れると、そこはまさしく中世の世界なのです。
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エリア フランス

ゴルド村を自由気ままに歩いてみました。蜂蜜色の石で出来た家、道、窓辺の花たちが、私をおとぎの国へと誘います。
o(*^^*)oわくわく

リュベロン地方の村の特徴でもある坂道。もちろん蜂蜜色の石畳です。

プロヴァンスの碧い空と石造りの町並みが、私の乙女心を揺さぶります。（おっとそこあなた、「乙女」という言葉に突っ込みは厳禁です）

リュベロン地方の村でも、最も観光地化しているといわれているゴルド村ですが、それはお城の周りだけで、一本道を入れば、中世の世界が私を待っているのです。

観光地化されているという城の周りです。十分風情があると思うのですが･･･？家並みの間からリュベロンの谷が見えます。

すきま風とか大丈夫なんでしょうか･･･。古いものを大切に使っているんですね！

左下のストライプの屋根は村唯一のファーストフード店(笑）昼食にクレープとポテトを買って、お城の前の広場で食べました。(^〜^)モグモグ

ゴルドは、扉の取っ手細工が有名とのこと。どの家にも趣向を凝らした取っ手が付いています。

玄関先に吊るされているのは農具でしょうか？十分インテリアになっていますよね？

馬の蹄鉄や、得体の知れない道具たちが玄関先に飾られています。

お店の看板もなかなかシャレています。ゴルドの村の全景がかたどられた看板

雑貨屋さんの看板です。

可愛いお兄さんの看板もありました。

村の片隅のオブジェ？
お地蔵さんでも道祖神でもなさそうですから･･･。

ゴルド村では公衆トイレだって蜂蜜色の石造りです。

ゴルド村から約2キロの深い谷に囲まれたセナンク修道院です。現在も中世さながらの規則正しい修道生活が行われているとか。修道院の周りは広大なラベンダー畑です。残念ながらシーズンオフでしたが･･･

同じくリュベロンの村ルシヨンです。黄色顔料の原料となるオークルを使って家々が作られていて、村全体が金色に近い黄色から、褐色、バラ色にいたるまで、さまざまなニュアンスの色に彩られている、小さな小さな村です。

ルシヨン村の地図です。村の入り口の駐車場にありました。村の中は、外部の人の車は入れないのです。

駐車場から、村に向かいます。既にきれいな色の家が並んでいます。

太陽の光の当たり方で、その色はさまざまに変化します。

可愛らしい窓辺。(∂∂)♪

時計台の下をくぐると、ルシヨンの村です。

時計台も美しいのです。

これ、絵ではありません。なんともいえない色合いですよね。

抜けるような青空に、美しい顔料で彩られた教会が映えます。

まるでタイルのような石積みの家。いろんな赤があるんですね！

リュベロンの村のお約束。村を縦横無尽に走る階段。ルシヨン村はその階段も赤いのです。

村にはポプリやオリーブオイルなどを売るお土産屋さんと共に、顔料を売る店もありました。絵を書く人にはたまらないお土産ですね！

黄色顔料の原料となるオークルの丘が村の外に広がっています。

この旅行記へのコメント （2）

• M-koku1さん 2008/03/15 08:10:21

  コートダジュールの村々

  mirilinさん
  
  イギリスが面白かったので、続けてみています。
  私も有名ではない自然な営みの場所をおとづれるのが好きなんですが、
  mirilinさんも相当マニアックな動きをしていますね。
  そういうの面白くていいですね。
  
  階段だらけの村々、行ってみたいです。
  どうしてわざわざあんなところに村を作るんでしょうね。
  不思議な気がします。
  
  アメリカに詳しいように誤解されていますが、
  出張が多いので、限られたエリアを回っているだけです。
  本当に詳しいのはイギリスだと思っています。
  8年以上住んでいましたので…

  mirilinさん からの返信 2008/03/15 21:28:04

  RE: コートダジュールの村々

  TAMkoku1さん
  
  8年もイギリスに住んでいらしたんですか？
  うらやましいです。
  でも、そんな方にイギリスのブログを気に入っていただけて、嬉しいです。
  (@^∇^@) わぁーい
  
  そう、結構マニアックな動きしています（笑）
  ガイドブックにのっていない素敵なところを見つけるのが好きで、昔はネットもなかったですから、観光局に行って、現地情報を必死に集めたりしました。（年が分るかしら・・・）
  
  最近はマニアックな旅も出来ないので、昔の旅のブログを作って楽しんでまーす。