懐かしい町並みに会いに～1日目・倉敷へ

2007/06 - 2007/06

現在、JRで行われている
「岡山デスティネーションキャンペーン」
JRの中吊り広告にスッカリ魅せられた私は、
思いつくまま岡山に旅立つことに。

まずは、岡山といったら倉敷。
平日と言うことで観光客もまばら。
ゆっくりと散策できました。

エリア 倉敷(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ

「倉敷」駅から徒歩約10分。
国の伝統的建造物郡保存地区に選定されている
「倉敷美観地区」が私を迎え入れてくれます。

柳の鮮やかな緑が、非日常の世界へと。。。

まずは日本初の西洋近代美術館「大原美術館」へ。
入館料￥1,000で当日は何度でも入館できるので、
ざっくり倉敷全体を散策した後、
再びじっくり名画鑑賞、なんて事も可能です。

「本館」は昭和5年開館当時の建物。
この中に、モネやエル・グレゴ、ゴーギャン
などの名画が眠っています。

写真では伝わってこない、その存在感に
時の流れが止まります。

「分館」には日本の代表的な洋画が展示されています。

この他にも、近代陶芸、棟方志功の木版画、
芹沢介の染色、古代美術品などが展示された、
「工芸館・東洋館」が。

一通り、大原美術館を周ってから、
倉敷川沿散策へ。

大原美術館の名画を集めた、
児島虎次郎がデザインをした「今橋」
菊と龍が刻まれ、内側と外側で彫り方を変えるなど、
凝った造りになってます。

大正15年、大原孫三郎が昭和天皇の倉敷訪問を
記念して建てた「有隣荘」
屋根瓦には特殊な釉薬が使われていると言う事で、
なんとも言えない、素敵な色。

迷路みたい。

ちょっとお腹が空いてきたなぁ、なんて思ってたら、
素敵なお店を発見！

『三宅商店』
昔は荒物屋さんだったと言う事で、
当時の面影を残しながら、
おしゃれにまとめられてます。

平日限定「三宅カレーセット」\1,000
この写真の他に、食後に飲み物とデザートがつきます。

じっくり煮込まれたカレーは、辛さ控えめ。
素朴なお味です。

お腹も満たされたところで、阿智神社に向けて出発！

神社にはつきものの長い階段。

ここの神社の階段は人生になぞらえた名前が
ついています。

阿智神社のHPでちょっと勉強。

「古伝承によると東坂の石段が下より、
八十八段の米寿段、六十一段の還暦段、
三十三段の厄除段を経て随神門の七段、
拝殿の五段、更に荒神社の三段で母なる神の身の内、
生命力の根源に達するとされています。」
（阿智神社HP→http://achi.fem.jp/index.html）

「三十三の厄除段」
ここを登ればいよいよ拝殿です。

ん〜、足が痛い。。。

丸い瓦が綺麗な「拝殿」

「拝殿」の奥にひっそりと佇む「本殿」

「拝殿」脇に並ぶ土蔵

造りの違う3つの土蔵を一度に見れて、
なんだか得した気分。

倉敷の町並み。
保存地区という事で、
きれいな瓦屋根が並んでいます。

倉敷の3大観光名所の1つ「倉敷アイビースクエア」
ツタの鮮やかな緑が赤レンガを覆っています。

私が行った昼過ぎは、レストランも閉まっていて、
観光客もかなりまばらな感じ。。。

陶芸体験ができる「愛美工房」前で。

もう1つの観光名所「チボリ公園」
こちらも人はまばら。。。

地元の方のお話によると、かなり財政難のよう。
雰囲気的は悪くないし、なんだかもったいない感じ。

園内のレストランで夕食をとってる間に、
外はすっかりロマンチックな感じに。