2007/05/24 - 2007/05/28
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yukibxさん
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と、題しましたが、別に幽霊話を語るわけではありません!
暗いイメージがつきまとうお墓、お盆以外はあまり行きたくないものです。
でも本来は、家族が永眠している場所。愛情がいっぱい感じられる場所
であってほしい。
5月末に4日間、再びバスク地方へと旅をしました。
そしてアルカングの小さな村の墓地を散歩。
アルカング・ゴルフ場を見下ろし、遠くにピレネー山脈が見晴らせるこの墓地は美しく、亡くなった家族を愛おしむ家族の細やかな愛情が
感じられました。
花々にうずもれたバスクの墓地、そして、墓石は、キリスト教の十字架ではなくて、円盤状で、さまざまな装飾がされています。
(1) 何故、バスク地方の墓石は円盤状なのでしょう?
(2) 何故、バスク地方では、破損した円盤の墓石を自然の
中で見かけるのでしょう?
についても語りましょう!
さらに、墓地のみでなく、5月の海沿いのバスク駆け足旅日記を
書きます。おたのしみに!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
それでは順を追って、書きます。
ボルドーから高速にのって、2時間、宿につきました。
いつものペンション、バッシルー、正確な名前は、 Domaine
de Bassilour。以前書きましたが、オーナーはスエーデン人の女性で、ここで働く人はすべて女性。オーナーは、長い間テキスタイルの仕事をしてきた人で、日本へは仕事で何度もいったことがあるそうです。
趣味のいい内装のこの民宿は、17世紀の農家を改造した
洗練された宿です。昨年、フィガロ・ジャパンのバスク特集でも紹介されました。 -
この民宿は3つの建物からなっていて、このピンクの建物は
ホテル・ド・バッシルーといって、離れになっています。
この建物に部屋をとるとキッチンがついていて、自炊できるのが家族旅行の場合、便利です。
一泊(ROOM) 90〜120 ユーロ。 -
ペンションにある家具、オブジェは可愛かったり、品格があったり、アーテイステイックだったり、目を楽しませてくれる。
写真はサロン圏食堂にある部屋のランプ。 -
旅の目的は、いつもの通り、ゴルフを思いっきりやりたい、ということでした。バスクには、少なくても7カ所位のゴルフ場があります。
民宿に荷物を預けるとすぐにアルカング村に向かいました。
雨の多いバスク地方はいつ行っても青々としています。 -
アルカング村で一番見晴らしがいいのが墓地。
フランスでは誰でも知っているルイ・マリアーノの
墓石。観光客が必ず訪れるので、花がいっぱい。
彼は生粋のバスク人。墓石も円盤状。
キリスト教がバスクに定着するまで、バスクでは
原始教の太陽崇拝だったそうで、お墓はその名残。
キリスト教が定着した後、円盤状の石に十字架を
彫ったものも作られるようになった。 -
どのお墓にも、花々が捧げられている。
枯れたりしていないところから、頻繁に家族が
お参りをしていることが覗われた。
写真でみえるように、現在は、円盤状の墓石と
十字架の墓石がある。 -
太陽崇拝の時代、家族が亡くなると、家族は
石屋に墓石を注文し、それが完成すると、死後12日目、
家族、知人たちは、家から周囲700米の範囲内で最も
高いところから、円盤の墓石を転がし、墓石がとまったところに埋葬した、そうだ。
だから、バスク地方では時々思わぬところで、古く、破損した墓石に出くわすのだ。
写真の墓石は驚くほどモダン。まるで、マチスの切り絵のよう! -
十字架の墓石といっても、バスク文化が充分表現されている
装飾的なもので、とてもかわいい。 -
墓地に隣接しているのは、もちろん、教会。
サン・ジャンバチスト・ダルカングというなまえ。
12世紀に建てられた。木造。
では、教会の中にはいろう。 -
12世紀のこの教会は、木造ゆえ、とてもカラフル。
これまで見てきたカソリック教会とは、ちょっと
異なる雰囲気。完璧にバスク文化バージョンだ。 -
後ろを見ればこんな感じ。
左右にある席は、昔、バスクでは男女が別々に着席
していた名残。今は、もちろん、そんなことはない。 -
教会で清掃していた数人の村の女性がいた。
きいてみると、今晩、チャリテイー・コンサートが
あるので、ボランテイアの人達が清掃したり、飾り付けを
したり、準備中だという。
数週間前の大雨で死者までだした土砂崩れがあり、被災者援助のためのコンサートらしい。ぜひ、きてください、というの
喜んで、よる 8時30分からのコンサートに行くことにする。
写真の二人の女性は、教会を飾る花はすべて、教会の庭の
花々です、と自慢げだった。 -
コンサートは、バスク伝統のアカペラでうたう男性合唱団、
エルガレキン。
バスクには、このようないくつかの男声合唱団がある。
彼らは世界中でコンサートをしている。 -
中年の男性が多かったが、こじんまりとした教会でのコンサート。目の前で歌ってくれているわけだから、ボリュームある声に圧倒された。
主に、土地の宗教的テーマの歌が中心。
バスク地方には、聖母をたたえる習慣があると、指揮者が説明してくれた。
終わり頃になるともっとポピュラーな歌を歌ってくれた。
教会の後ろで、司祭がひとり、ひっそりと静かに聴いていたのが印象的だった。 -
教会ー墓地の裏には、ちいさな小学校がふたつある。
こんな村に二つも小学校?それは、ひとつはカソリックの
小学校。私立だ。向かいには公立の小学校がある。
なんか、面白かった。 -
こちらは公立小学校の生徒達。
カメラを向けたら、ポーズしてくれた。
公立も私立も子供達の表情がよかった! -
フロントン。
つまりバスクのスポーツ遊技、ペロット(Pelote basque,仏語ではプロットと発音)の競技場。バスクにはどんな小さな村でも必ず、この、フロントンがある。
一種のスカッシュのような競技。国際的なコンペがあったりする。 -
教会の横にあるのは、規模は小さいが観光局。
若い女性がひとりでのんびりと仕事をしていた。
ここで、とてもよくできていて、わかりやすいバスク地方の
地図をいただく。 -
教会の手前にある可愛い村役場。
建物も、看板もカラフルで素敵だ。
こんなところに住んだら、心が安らぐだろうな、と
思った。でも、冬は退屈するかもしれない。。 -
さらに教会の横にあるホテル・レストラン。
-
ACHTAL(アシュタル)という名前で、家庭料理を味わうことが
できる。素朴で、居心地がよく、スタッフが暖かく親切。
グラスワインを含んで、ひとり20ユーロ位。 -
そして、村を有名にしたアルカング・ゴルフ場。
傾斜のはげしいゴルフ場で、体力的にも疲れるし、平らなゴルフ場に慣れている人達には、むづかしいが、景観も素晴らしく、評判の高いゴルフ場。
バスク地方は、人気が鰻登りで、不動産も南仏以上に高騰していると耳にする。
人気がたかいから、7月8月になると車の渋滞が烈しい。だから夏は、避けた方がいいかもしれない。 -
ゴルフ場から眺めるピレネー山脈、リューヌ山。
この山へはちいさな汽車で登れるという。
以前から一度ゆきたいなあと憧れている山。
日本でいえば浅間山のように、見るだけで
胸がいっぱいになるような、私にとって特別な山です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- おでぶねこさん 2007/06/05 06:28:52
- そうだったんだ!!!
- yukibxさん、おはようございます。
バスク地方の墓石って本当にかわいらしくて
センス良いですね。
太陽崇拝・・・そうだったのですね。
去年カルカッソンヌを訪れた時、博物館に
丸い墓石も展示してありました。
このお墓も太陽崇拝の時代のものなのでしょうね。
墓石を転がして墓所を決めていたなんて。。。
いろんなことがわかっって、嬉しくなっちゃいました。
次の旅行記も楽しみです。
おでぶねこ
- yukibxさん からの返信 2007/06/06 05:19:52
- RE: そうだったんだ!!!
- おでぶねこさん、こんにちわ。
メッセージと投票をありがとうございました。
太陽崇拝のこと、私も今回の旅行で、はじめて知ったのです。
バスク地方の習慣と日本人の習慣に共通したものがある、っていう
ことは学校時代に耳にしていました。たとえば、あかちゃんを背中に
おぶうとか。。
習慣だけでなく、雨が多いので、緑豊かで、それに起伏がはげしくて、
なんか日本の田舎にいるような感じもします。
バスクはフランスやスペインとは異なる独特の文化をもっていて
行けば行くほどいろんなことを知りたくなります。
おでぶねこさんも、ぜひ、一度、いかがですか?
今は、この次の旅行を準備なさっているのでは、と思います。
旅は準備段階がたのしいですよね!
では、また、近いうちに旅行記でお会いしましょう!
yukibx
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