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ずーっと、ずーっと行きたかった屋久島に、やぁーっと、行くことができました!<br />これほど色とりどりの「緑」を見たのは、生まれて初めてでした。

屋久島は想像以上に緑でした

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2007/05/23 - 2007/05/26

1611位(同エリア1652件中)

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web介

web介さん

ずーっと、ずーっと行きたかった屋久島に、やぁーっと、行くことができました!
これほど色とりどりの「緑」を見たのは、生まれて初めてでした。

一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
JALグループ

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  • 今回の旅は、国産木材の利用に力を入れている専門的な方々に付いていった旅なので、初日は森林管理局にお邪魔し、屋久島の人工林の活用法について、説明をいただきました。<br />この写真は「杉」なのですが、かの有名な「屋久杉」ではなく、「屋久島の植林された杉」です。<br />この杉は甘い香りがして、嗅ぐ場所によってはバニラのにおいもするほどです。<br />こんな木々で出来た家に住んだら、さぞかし気持ちがいいんだろうなあー。と思うのですが、<br />実際には、この屋久島の杉は、思うように売れてないそうです。

    今回の旅は、国産木材の利用に力を入れている専門的な方々に付いていった旅なので、初日は森林管理局にお邪魔し、屋久島の人工林の活用法について、説明をいただきました。
    この写真は「杉」なのですが、かの有名な「屋久杉」ではなく、「屋久島の植林された杉」です。
    この杉は甘い香りがして、嗅ぐ場所によってはバニラのにおいもするほどです。
    こんな木々で出来た家に住んだら、さぞかし気持ちがいいんだろうなあー。と思うのですが、
    実際には、この屋久島の杉は、思うように売れてないそうです。

  • これは土埋木。<br />江戸時代に切られた木の根元部分が今も残ってて、それを掘り起こして、利用しています。<br />これだけでもウン百万円の価値があるとかないとか!<br /><br />「屋久杉」は今は、切ってはいけませんので、昔に切られたものの残った部分であっても、そりゃあ高いんですよ。

    これは土埋木。
    江戸時代に切られた木の根元部分が今も残ってて、それを掘り起こして、利用しています。
    これだけでもウン百万円の価値があるとかないとか!

    「屋久杉」は今は、切ってはいけませんので、昔に切られたものの残った部分であっても、そりゃあ高いんですよ。

  • 屋久猿です。<br /><br />フレンドリーで、道端で頻繁に見かけます。<br />もしかすると、人間がエサをやってるのかもしれませんね。<br /><br />生態系を守る意味でも、どんなに可愛くても、エサはあげてはいけません。<br /><br />人間の食べるものは高カロリーで、サルが本来食べるべきものはもっとカロリーの低いものです。そんな中で、人間の高カロリーの食事を与えてしまったら、サルとしても、そっちのほうが、都合がいいので、本来食べるべき食糧を食べなくなってしまいます。

    屋久猿です。

    フレンドリーで、道端で頻繁に見かけます。
    もしかすると、人間がエサをやってるのかもしれませんね。

    生態系を守る意味でも、どんなに可愛くても、エサはあげてはいけません。

    人間の食べるものは高カロリーで、サルが本来食べるべきものはもっとカロリーの低いものです。そんな中で、人間の高カロリーの食事を与えてしまったら、サルとしても、そっちのほうが、都合がいいので、本来食べるべき食糧を食べなくなってしまいます。

  • こちらは屋久鹿です。<br /><br />いつもサルの近くにいます。<br />サルが食べ残した新芽を頂戴するために、サルとシカはいつも近くにいるそうです。<br /><br />サルもシカも、日光のサルや奈良のシカよりも一回り以上小柄で、「あれ、まだコドモなのかな?」と思うことが多々ありました。<br />南に棲む動物は、北の動物のように、脂肪を蓄える必要がないので、小柄になるそうです。

    こちらは屋久鹿です。

    いつもサルの近くにいます。
    サルが食べ残した新芽を頂戴するために、サルとシカはいつも近くにいるそうです。

    サルもシカも、日光のサルや奈良のシカよりも一回り以上小柄で、「あれ、まだコドモなのかな?」と思うことが多々ありました。
    南に棲む動物は、北の動物のように、脂肪を蓄える必要がないので、小柄になるそうです。

  • この日は「送陽邸」という宿に泊まりました。古い民家を改築した宿で、とっても良かったです。<br />写真のところで、夕飯を食べたのですが、すぐそこは海で、波の音を聞きながら、美味しい食事を食べられたのは、何にも変えがたい贅沢なひと時でした。<br /><br />この近くの浜で、海ガメの産卵を見ることが出来て、深夜12時まで粘って、貴重な産卵を見ることが出来ました!<br />海ガメの呼吸する音が迫力があって、びっくりしました。

    この日は「送陽邸」という宿に泊まりました。古い民家を改築した宿で、とっても良かったです。
    写真のところで、夕飯を食べたのですが、すぐそこは海で、波の音を聞きながら、美味しい食事を食べられたのは、何にも変えがたい贅沢なひと時でした。

    この近くの浜で、海ガメの産卵を見ることが出来て、深夜12時まで粘って、貴重な産卵を見ることが出来ました!
    海ガメの呼吸する音が迫力があって、びっくりしました。

  • 送陽邸のお風呂です。露天もあって、それがまた海がすぐそこで、雰囲気も良くて素晴らしかったんだけど、いい写真がなかったので、各戸にあるお風呂の写真を貼っておきます。<br />それでも、なかなか雰囲気のある風呂でしょう?

    送陽邸のお風呂です。露天もあって、それがまた海がすぐそこで、雰囲気も良くて素晴らしかったんだけど、いい写真がなかったので、各戸にあるお風呂の写真を貼っておきます。
    それでも、なかなか雰囲気のある風呂でしょう?

  • 2日目は、残念ながら雨でした。<br />でも、屋久島は「ひと月のうち35日雨が降る」と言われるくらい、雨の多いところ。<br />それだけ降るから、木々が育つのです。

    2日目は、残念ながら雨でした。
    でも、屋久島は「ひと月のうち35日雨が降る」と言われるくらい、雨の多いところ。
    それだけ降るから、木々が育つのです。

  • 未来の屋久杉

    未来の屋久杉

  • どうなって、こんなボコボコに育ったのでしょう?<br /><br />想像するだけでドキドキしてしまいます。

    どうなって、こんなボコボコに育ったのでしょう?

    想像するだけでドキドキしてしまいます。

  • 3日目は「白谷雲水峡」へ行きました。<br /><br />透き通った水の流れる川には、実は魚が棲んでいません。<br />水の流れが急すぎて、棲めないんだそうです。<br />そう思うと、生物のいない、不気味な川に思えてきます。<br /><br />この島に漂う独特の迫力は、魚すらも近づけない山の持つ迫力によるものかもしれません。

    3日目は「白谷雲水峡」へ行きました。

    透き通った水の流れる川には、実は魚が棲んでいません。
    水の流れが急すぎて、棲めないんだそうです。
    そう思うと、生物のいない、不気味な川に思えてきます。

    この島に漂う独特の迫力は、魚すらも近づけない山の持つ迫力によるものかもしれません。

  • 「もののけ姫の森」です。<br /><br />映画もののけ姫から想像したイメージを遙かに超える木々のパワーに打ちのめされました。

    「もののけ姫の森」です。

    映画もののけ姫から想像したイメージを遙かに超える木々のパワーに打ちのめされました。

  • この迫力は木によるものだけではありません。<br />コケやシダもたくさんの種類があり、カメラでは捉えることが出来ないほどのたくさんの緑色をしています。<br />しかもそれぞれの緑が、蛍光色にも似た発光しているような緑で、種類の多さにも圧倒されます。

    この迫力は木によるものだけではありません。
    コケやシダもたくさんの種類があり、カメラでは捉えることが出来ないほどのたくさんの緑色をしています。
    しかもそれぞれの緑が、蛍光色にも似た発光しているような緑で、種類の多さにも圧倒されます。

  • 最終日は、ここに見える川でカヌーをしました。<br /><br />水面ギリギリで見上げる、豊かな森はまた違った顔を見せてくれて、そんな森がまだ残っていることに安心しました。<br /><br />屋久島では、まだ温暖化による主だった影響はないとのことでした。<br />手遅れにならないうちに温暖化を止め、この大自然をいつまでも残して生きたいと強く思った旅でした。<br /><br />またいつか、訪ねてみたい島です。

    最終日は、ここに見える川でカヌーをしました。

    水面ギリギリで見上げる、豊かな森はまた違った顔を見せてくれて、そんな森がまだ残っていることに安心しました。

    屋久島では、まだ温暖化による主だった影響はないとのことでした。
    手遅れにならないうちに温暖化を止め、この大自然をいつまでも残して生きたいと強く思った旅でした。

    またいつか、訪ねてみたい島です。

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