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1976年4月<br /><br />マタディからバナナ(ムアンダ)までの鉄道新線工事で、なんと言ってもハイライトは、ザイール川を跨ぐ大鉄橋である。<br />この橋の規模は、現存する鉄道橋では、世界一なのだ。<br /><br />川を渡るに当たっては、川幅の一番狭いところを選んだのだが、橋の長さは700メートルになった。<br />技術的には、橋全体の長さより、一番長い橋脚間の距離が問題だが、それでも520メートルに達する。<br /><br />このあたり水深が深くて100メートル近く、川の流れも最大13ノットと速い。<br />したがって、川の中に橋脚を建てることは難しく、勢い両岸を一跨ぎということになる。<br /><br />日本には、本州と四国を橋でつなごうとする計画があり、大きな鉄橋の技術を研究してきた。<br />その成果が、今アフリカで役立とうとしているのだ。<br /><br />この橋は、長いだけではなく、川からうんと高いところを通さなければならない。<br />これは、マタディに出入りする大型の船を通すためで、50メートルもの高さを確保しなければならないからだ。<br /><br />列車がマタディの駅からこの高さまで上がるためには、トンネルになったループ線が必要となる。<br /><br />(写真はキンシャサからブラザビルを眺めたザイール川)<br />

キンシャサ日記【510】世界一大きいザイール川を渡る橋

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1976/04 - 1976/04

16位(同エリア17件中)

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ソフィ

ソフィさん

1976年4月

マタディからバナナ(ムアンダ)までの鉄道新線工事で、なんと言ってもハイライトは、ザイール川を跨ぐ大鉄橋である。
この橋の規模は、現存する鉄道橋では、世界一なのだ。

川を渡るに当たっては、川幅の一番狭いところを選んだのだが、橋の長さは700メートルになった。
技術的には、橋全体の長さより、一番長い橋脚間の距離が問題だが、それでも520メートルに達する。

このあたり水深が深くて100メートル近く、川の流れも最大13ノットと速い。
したがって、川の中に橋脚を建てることは難しく、勢い両岸を一跨ぎということになる。

日本には、本州と四国を橋でつなごうとする計画があり、大きな鉄橋の技術を研究してきた。
その成果が、今アフリカで役立とうとしているのだ。

この橋は、長いだけではなく、川からうんと高いところを通さなければならない。
これは、マタディに出入りする大型の船を通すためで、50メートルもの高さを確保しなければならないからだ。

列車がマタディの駅からこの高さまで上がるためには、トンネルになったループ線が必要となる。

(写真はキンシャサからブラザビルを眺めたザイール川)

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