2003/07 - 2003/07
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Katsyさん
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普通、イギリスという国で、動物の撮影というイメージは浮かばないと思いますが、スコットランドの島々は知る人ぞ知る海獣類や海鳥たちの天国!
ヨーロッパの大自然を満喫し、そこに暮らす動物や鳥たちを追うためにシェットランド諸島とスカイ島を訪れてみました。
ボートクルーズやバードウォッチングでサファリして撮ったヨーロッパの仲間たち…
そのときの写真を、当方のホームページ「アニマル・ワールド」で公開中!
アドレス http://animalworld.starfree.jp/ からトップページを開いて、“世界の動物たち”をクリック、世界地図上の⑨または、右ウィンドウのスコットランドをクリックしてスコットランドのページを開いてお楽しみください。
この旅行記では主に、スカイ島の自然や街の景観など現地の状況をリポートしてます!
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スコットランドの秘境・スカイ島へは、列車で…
始発点はスコットハイランド最大の街・インバネス。
インバネスの駅舎外観。 -
インバネスの駅構内。
チョットした土産物屋や両替所(レートあまりよくない)もある。 -
出発前、停車中の列車の車窓から、インバネス駅のホーム。
この先、一体スカイ島でどんな大自然の光景が小生を待っているのか…期待に少し胸が弾む。 -
インバネスとスカイ島を結ぶ路線は、ブリトレイルのカイルライン。
終点のカイル・オブ・ロハーシュまで約2時間半。
以下、しばらく車窓から見えたスコットランドの田園風景など、お楽しみください。 -
岸辺が湿地の湖…
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無人駅(駅名はわからない)…
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森と山…
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牧草地帯、放牧風景…
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山と湖…
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いよいよスカイ島に到着!
着いた翌日、スカイ島沿岸クルーズへ出発!
複雑に入り組んだフィヨルド式の海岸線を、オジロワシなどを探して航行。 -
スカイ島沿岸、海岸線。
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くまなく周ってみたが、この日の収穫はヨーロッパヒメウとカモメ類だけ…
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クルーズ終了後、島内ドライブに出かける。
途中見つけた、民家風のゲール遺跡。 -
スカイ島には、紀元前からケルト人が暮らしており、その独特の文化を垣間見ることができる。
このクロフトハウスは、100年ぐらい前のものであろうか… -
ネイストポイント。
陸側から見た、スカイ島の海岸線。 -
風と波の侵食でできた、フィヨルド。
海沿いは風が強いせいか、木が見当たらない。
草地と切り立った断崖がいかにもスコットランドらしい情景… -
ネイストポイントで陸側を撮る。
牧草地として開墾しているためか、ホントに木1本ない! -
ネイストポイント付近には湿原になっている地域があるので、散策してみた。
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これは地衣類、コケの仲間…
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ムシトリスミレを発見(写真中央)!
地表に開いた葉っぱは内側にカールしており、よく見ると葉っぱの表面には細かい毛が生えていた。
この葉っぱの表面はハエ獲り紙のようにベトベトしていて、小さな昆虫が一度葉っぱに触れると離れることができない!
葉っぱで捕まえた虫を逃がさないように、葉っぱが内側にカールしているというわけ。 -
ムシトリスミレの花。
昆虫を誘う甘い罠?
ネイストポイントでは、他にもモウセンゴケなどの食虫植物が見られた。 -
湿原の行き止まりは断崖絶壁!
崖のふちに沿って海岸線を歩いてみた。 -
ネイストポイントから眺めた水平線。
どんよりとした雲の切れ間からふと、いく筋かの斜光が…
冷たく重たいイギリス北部辺境の空と海の情景に変化の兆し? -
Scalpay。
岬どうしが繋がって、まるで湖のように見える湾。 -
3日目、海獣類や海鳥たちを狙ってSea.fariに参加。
スカイ島の沖合いを、10人乗りほどの高速艇でクルーズする(詳しくは、http://www.seafari.co.uk/)。
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沖合いの島で休息中のゴマフアザラシの群れ。
このSea.fariの合間の休憩中に大急ぎで草原林地帯も訪れ、アカシカの撮影にも成功!
このとき撮影した動物たちの写真は、小生のホームページ「アニマル・ワールド」にて公開中!!
アドレス http://animalworld.starfree.jp/ からトップページを開いて、“世界の動物たち”をクリック、世界地図上の⑨または、右ウィンドウのスコットランドをクリックしてスコットランドのページを開いてお楽しみください。 -
船着場にあった鋼鉄の支柱には、ウニやら貝やらビッシリとへばり付いていた。
栄養豊富なこのあたりの海の豊かさがわかる。 -
小生専属のスカイ島ガイド、クリス・リベル女史と。
彼女自身は普通の観光ガイドだが、島内での彼女の人脈は広く、多くのナチュラリストの友人がいて、今回の撮影旅行をサポートしてくれた。 -
Sea.fariの後、島内をドライブ。
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木一本生えてない荒涼とした(?)草原と山々…
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スカイ島は、山や森、草原、湖や川、滝、荒々しい海岸線などスコットランドを象徴するあらゆる景観が見られる貴重な場所だそう。
温帯的にある様々な自然環境が存在する動物観察スポットとしても有名。
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イヌワシのテリトリーがある、Cullin Sound付近。
写真の山の中腹辺りにワシの巣があるらしいのだが…
結局1時間近く粘って見張っていたが、はるか遠くの山陰にチラッと飛ぶ姿が見えたにすぎなかった… -
4日目、スカイ島でのハイライト・カワウソウォッチングに出発!
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島内でも最もカワウソとの遭遇率が高いとされる、オッターベイに到着。
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海岸のすぐ手前まで湿原が迫るオッターベイをカワウソを探して散策する…
とにかく、大量発生した蚊の攻撃が凄まじく、無防備だった両手は後で真っ赤に腫れ上がった!
強力な虫除けが必要! -
海岸一面に海藻がビッシリ敷きつめられていた。
たまにカワウソが海藻の陰から顔を出したりすることもあるようで、ひたすら探し回ったがこの日は現れなかった… -
渚に戯れるカワウソを狙って岸辺を見張っていると、水面にカワウソが登場!
初めはアザラシかと思ったが、顔を出したまま泳ぎ水面にV字の泳跡を残すのはカワウソの特徴。
結局、カワウソの写真はこの1枚のみ… -
実はここ、オッターベイはカワウソ以外にも太古の化石がたくさん見つかることでも知られる。
写真の石には、貝の化石がたくさん入っている。
オッターベイを歩いていると、このような化石がゴロゴロしている。 -
オッターベイの海岸線、引き潮…
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潮が引いて遠浅になった海面に横たわるアザラシの影…
反り返ったバナナ状態?! -
オッターベイでの探索・撮影を終え、島内の自然を満喫しながら島の中心・ポートリーへと戻る。
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ポートリーに帰着後、カメラを手に日没後のポートリー港を散策。
漁船上では、漁を終えた猟師たちが魚の仕分け作業にとりかかっていた。
1日を締めくくる最後の作業。 -
一夜明けて最終日、朝のポートリー港。
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港には民宿やレストランパブなどが入っている建物が軒並み並ぶ。
カラフルな壁が朝日に映える! -
切りかえし。
民宿の前から丘にカメラを向けて撮る。 -
小生の泊ったポートリーホテルの部屋の窓から見えた街並み。
眼下には街の中心の広場。 -
ポートリーホテル外観。
立地状況はよく、町の広場に面している。
広場周辺には、病院や警察、郵便局、銀行など主要な機関が集中しているだけでなく、カイル・オブ・ロハシュへのバスなども発着しているのでとても便利。 -
カイル・オブ・ロハシュ駅のホーム。
実は、イギリス本土からスカイ島へは直接列車が乗り入れていない。
この駅はスコットランド本土の西側の端っこで、カイルラインの終点。
こことスカイ島間はバスなどの車両で移動。
スカイ島中心の街・ポートリーからカイル・オブ・ロハシュまでは、車で約30~40分ほど。 -
ブリトレイル・カイルラインの車内雑観。
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スカイ島も見納め。
一路インバネスへ… -
車窓風景。
草原にいるのは、北部スコットランド特産のウシ・スコットハイランド(ハイランダーまたは、ハイランドキャトルともいう)。
目が隠れちゃうほど長い赤毛とハーレー・ダビッドソンのバイクのハンドルのような角が特徴!
スカイ島の滞在中にも何枚か撮影した。
“野生動物”の写真を掲載している小生のH.P.「アニマル・ワールド」( http://animalworld.starfree.jp/ )でも“番外編”として公開中。 -
湿原のような…干潟のような…
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すごい無風!?
まるで鏡のような湖面… -
ようやく、ハイランドの中心都市・インバネスへ帰着。
缶ビール(エール)片手に市中散策。スカイ島の荒々しい大自然の思い出に浸る…
市内を流れるネス川の河畔では、たくさんのカモメたちも観察できた。
スカイ島で撮影した野生動物たちの写真は、当方のホームページ「アニマル・ワールド」( http://animalworld.starfree.jp/ )で公開中!
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この旅行記へのコメント (6)
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- 影千代さん 2008/06/28 19:05:46
- はじめまして
- こんばんは、Katsyさん。
世界ってすごいなって思いました。
なかなか、海外はいけないけど、
宜しくです。
- Katsyさん からの返信 2008/07/01 01:37:04
- こちらこそはじめまして!
- 影千代さん、ようこそ小生の掲示板へ!
確かに世界はすごいと思います。
実は小生もまだ行ってみたいところ、撮ってみたい動物がたくさんあります。
また、体が丈夫なうちに積極的に海外へという指向性の強さのあまり、国内のすばらしいポイントを忘れがちになってしまうこともしばしばです。
本当は、知床や八重山、屋久島などにも行ってはみたいのですが…
実際、海外には絶滅に瀕している貴重な動物や鳥たちが多く、彼らがまだ地球上にいる限り、その肖像を追い求めていたい。
国内はもうチョット年取ってから行ってみいいかナ、とも感じてます。
まあ、どうかヨロシク〜〜!
http://www.h7.dion.ne.jp/~katsumi
-
- たらお♪さん 2008/05/28 22:38:28
- 懐かしいスコットランド!
- はじめまして♪
私も2000年の夏にスコットランドを旅しました。
目的は野生のカワウソで、スカイ島やマル島にも
渡りましたが、鷲や鹿、アザラシはたくさん観たのですが
カワウソには遭遇できませんでした。
スカイ島にカワウソの保護団体があり、ボランティアに
空きが出たのですが、他のスケジュールを組んで、
泣く泣く諦めたことがあります。
Katsyさんの旅行記を見て、懐かしくなっちゃいました。
- Katsyさん からの返信 2008/06/02 23:32:57
- RE: 懐かしいスコットランド!
- たらお♪さん、ようこそ小生の掲示板へ!
そうですか、たらお♪さんも小生と同じく野生のカワウソに会いに行かれたんですね。
思い返せば、カワウソを撮るのは確かに難しかった…
1日2日トレッキングしたぐらいでは無理ですよね。
むしろ、当たりをつけた場所で数日間ひたすらジッと待つしかないんでしょうナ…
たらお♪さんの撮影された、スコットランドの動物たちの写真もぜひ拝見したいものです。
そんなわけで、これからもヨロシクです〜!!
http://www.h7.dion.ne.jp/~katsumi
-
- Spaceglowさん 2007/08/19 05:10:35
- 野生動物の写真 これから拝見させていただきます。
- Katsy さん
始めまして、私のブログにご訪問いただき有難うございます。
動物写真、これからじっくり拝見させていただきます。
イエローストン国立公園の動物、40年ほど前に行きましたが、カナダも含め野生動物が道路に出てくる数は随分減ったようですね。もう一度行ってみたいと思っています。
スカイ島、お写真から、2002年に訪れた時の雰囲気を感じました。
また、よろしく。
- Katsyさん からの返信 2007/08/23 01:01:32
- こちらこそ、ぜひよろしくお願いします!
- Spaceglowさん、こちらこそはじめまして!
そして、ようこそ小生の旅行記へ!!
特にスカイ島の雰囲気を楽しんでいただいたようで嬉しい限りです。
旅の目的は人それぞれだと思いますが、スカイ島に行けばスコットランドで見られるあらゆる自然環境・景観が堪能できるすばらしさ、ゲール文化など同じスコットランドでもイギリス本土にはない魅力、スカイ島独特のスコッチウィスキーの蒸留所で試飲するシングルモルトの味など、楽しみ方はいろいろです。
小生の場合は特に、アザラシやカワウソなどの海獣類や海鳥、猛禽などの写真を撮りにスカイ島を訪れました。
天気は変わりやすく、撮影も大変でしたがそれも「スコットランドの大自然の一面をカメラに収めたんだ」と自分に言い聞かせながらの旅でした…
ところで、Spaceglowさんは40年も前にアメリカのイエローストーンへ行かれたようですが、ご指摘のようにその頃と今とでは国立公園内の状況が大幅に異なっています。
というのも、40年ほど前は観光客が野生動物たちに餌をあげていたそうです。
そのおかげで、動物たちが餌目当てに人間を襲うような事件が頻繁に起き、国立公園を巡る大きな問題となりました!
今では、野生動物と人間との不自然な接触を避けるため、野生動物や野鳥に餌付けをすることは一切禁止されています。
このルールは、イエローストーンのみならずアメリカ国内の国立公園や自然保護区でも共通に徹底されています。
そんな理由で、今は昔ほど動物たちも道路上には出てこなくなったようです。
ちなみに、イエローストーン国立公園内の規則では最低でもエルクとは30メートル、グリズリーに対しては50メートルの距離をおいて観察しなければならないそうですよ。
もちろん、動物たちのほうから近づいてきた場合は例外で、様子を見ながら撮影もできますが…
といったところで、小生の動物ギャラリー「アニマル・ワールド」のほうへもぜひ遊びにいらしてください!
お待ちしております!!
http://www.h7.dion.ne.jp/~katsumi
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