2007/05/19 - 2007/05/19
297位(同エリア338件中)
のださん
最近博物館巡りにはまった、というわけではありませんが、博物館というのは常に新たな発見があるし、天候が悪くても楽しめるということで、観光の一環として博物館をルートに入れるというのは無難な選択だと思われます。
今年は、マイナーなところを含め、いろいろなところを回ってみようと思います。
そもそもメジャーかマイナーかなんて完全に主観的なものでありますが、無料もしくは安価で楽しめる場所などもご紹介していきますので、ほんのちょっとでも参考にしていただければ幸いです。
最近私が行った貨幣博物館も、有名ではないかも知れないが、穴場でお勧めです。
永田町には憲政記念館というところがありまして、簡単に言うと、議会制民主主義について学ぶことができる資料館です。
その憲政記念館で、「日本国憲法施行六十周年記念展示」という記念展示が開催されていると聞き、見学に行くことにします。
そもそも、参議院特別参観よりもこちらの記念展示のことを先に知ったので、当初はこちらだけに来る予定でした。
5月14日に国民投票法が成立し、将来的に憲法改正が国民の手に委ねられることになりました。
私は改憲派とも護憲派とも申し上げませんが、どちらかにははっきりと傾いていますし、現在なされている議論についても言いたいことはあります。
しかし、今回は純粋に、日本国憲法の成立過程について学ぶつもりで行きます。
午後には「ていぱーく」(逓信総合博物館)に行ってみます。
5月18日は国際博物館の日であり、いろいろなところでイベントが開催されているみたいですが、こちらのていぱーくでは20日まで入場無料です。
まあ普段も110円ですし、それをケチって今日にするというわけではありません。
小泉前総理の「郵政民営化」大連呼により自民党が圧勝した衆院選は記憶に新しいところですが、あれから2年。
日本郵政公社は10月に民営化されます。
郵政民営化についても一言物申したいことはありますが、そもそも民営化してどんなメリットがあるのか、ということはさておき、ていぱーくでは郵便事業の歴史やネットワークなどいわゆる通信について学ぶことができるらしいです。
2011年には地アナが地デジに完全に切り替わると言われていますし(実際にはアナログを完全に終了させるのは難しいと思われるが)、ここらでもう一度通信事業を学んでみたいと思います。
-
国会議事堂の永田町駅側出口から出て、国立国会図書館を素通りし、憲政記念館にやってきました。
現在10:15くらいです。
入場は無料です。 -
入り口前で迎えてくれるのは、議会政治の父と称される尾崎行雄です。
写真はすげえ傾いているな。
元々ここは尾崎記念会館と呼ばれていたらしく、現在も尾崎メモリアルホールというコーナーで当人について学ぶことができます。
国会議事堂を見学する前に、こちらに来て勉強しておいたほうが良いかもしれません。
常設展示だけでも内容が濃くて、そのまま近現代史を学べます。
これはどうでもいいかもしれないが、映像選択コーナーのビデオでは、藤田弓子や江守徹など著名人のナレーションを聴くことができます。
私が見学したところ2時間半は軽く超えてしまいました。 -
13時過ぎくらいでしょうか。
腹が減ってしょうがないが、国会図書館にも入ってみます。
特に何かを調べたいというわけではないが、せっかくここまで来たんだし、こんな機会でもないと入らないだろうし、経験という意味で。
一般の利用者に貸し出しはしていないようです。
持ち込み禁止のものもあります。 -
登録していない人は新館から入るようです。
よくわからないが、新館で名前などを入力すると、当日のみ有効のカードが発行されるようです。
登録したければ直接本館に行けということでしょうか?
説明や表示がわかりにくいな。
私は別に登録しても良かったのに。
ぶらぶら回ってみます。
慣れていないと迷ってしまいそうです。
特に何もしないけど、昼食を摂ることに。
6Fの食堂はめちゃ混みです。
3Fのカフェで食べます。 -
ていぱーくは大手町にあります。
大手町まで歩いてというのはちょっときつい、と言うか時間的に厳しいので、半蔵門線で行くことに。
永田町も大手町もホームから出口までが遠くて時間がかかる。
着きました。
開館は16時半まで。
現在14:40、閉館まで2時間を切っています。
ちょっと時間が足りないかなあ。
安い割には内容がかなり充実しているみたいだから。
受付で撮影について訊くと、商用を目的としないスナップ程度であれば良い、とのことです。
接写したり資料を写したりするのは禁止みたいです。 -
私は今はメールばかりですが、昔は文通などもしており、よく手紙を書いたものです。
郵便についてもう一度学んでみます。
近代郵便制度の創始者である前島密のコーナー。
明治14年の政変で政府を去り、立憲改進党を立ち上げるというのは大隈重信と同じ流れです。
イギリスでは郵便局で貯金も扱っていることに驚き、郵貯制度も確立させたわけですね。
彼は「漢字を廃止しよーぜ」と将軍に建議しますが、漢字は覚えるのに時間がかかるからその分かなだけを使って西洋文化を採り入れよう、ということらしいです。
今漢字がなくなると思うとゾッとします。 -
ポストの変遷。
こちらは丸型ポスト。
明治からだそうですが、私は意外と歴史は古いと思いました。 -
テレコミュニケーションコーナー。
私は恥ずかしながら存じ上げなかったが、志田林三郎博士という、日本の電気通信の基礎を作った方を紹介しています。 -
初期の電話機。
まあこれはこんな感じだったのは想像がつきます。 -
公衆電話の変遷。
驚くことに、今の10代には公衆電話の使い方を知らない子も多いそうです。
「テレホンカード」なんて言葉も知らなかったりしてね。
時代の流れと言えばそれまでだが、寂しい気がします。 -
公衆電話ボックスの変遷。
周りから見えないと、クラーク・ケントも着替えやすいでしょうね。
撤去の流れが激しいですが、何とか残してほしい。
昭和生まれの切実な願いです。 -
電話の試しがけをすることができます。
ダイヤル回して手を止めました。
今の子どもはダイヤル式の電話なんて見たことないでしょう。
お子さんがいれば、ここで試させるのも良いかもしれません。
「昔はこうやってかけていたんだよ」
みたいに。 -
デジタル放送の仕組みを見ることができると思ったら、どうやら放送を観るだけのようです。
もちろん説明文はありますが、ちょっと拍子抜けです。 -
過去のラジオ音声を聴くことができます。
私が聴いているのは、「終戦の詔書」玉音放送です。 -
3階に上がって、郵便制度の歴史について学ぶことができます。
資料に関しては撮影禁止です。
現在の郵便局の仕組みを見ることができます。 -
差立区分。
郵便番号の先頭2桁を見て区分します。
これは今も手作業なのでしょうか? -
各国のポストも展示されています。
色に関しては様々ですね。 -
エレキテル実験を体験できます。
ハンドルを回すと静電気が発生します。
平賀源内はエレキテルを発明した、ではなくて復元した、という言い方をする必要があるみたいです。
他にも小説や絵画を残しています。
「土用丑の日にうなぎを食べる」キャンペーンを開始したとも言われています。
江戸時代は、権力者を含め両刀使いは全然珍しくもありませんでしたが、彼の場合は男色専門でしたので、生涯独身を貫きます。
晩年はこともあろうに殺人を犯し、獄中死します。 -
モールス電信を体験することができます。
このモールス電信機は、1854年にペリーが徳川幕府に献上したもので、日本第1号だそうです。
1854年とは日米和親条約締結の年ですね。 -
ベルの電話機を体験することができます。
-
一昔前の自動車電話機および携帯電話機です。
そろそろ出なくてはなりません。
ていぱーくは、親子でも勉強しながら楽しめますし、もらえる資料も充実しています。
入場料も安いですので、一人にも家族にもお勧めできます。 -
もう終わりと言いたいところだが、憲政記念館で見たポスターで「国立公文書館」のことを知り、22日まで日本国憲法の原本が見られるということで、さっと見てくることにします。
最寄は竹橋駅です。
普段なら大手町から余裕で歩くところですが、17時半までということで、時間がないので、東西線に乗り一駅。
地図で見ると、大手町の東西線ホームは遠いから、歩いてもそんなに変わらなかったかもしれない。
地上に上がって、駅名の由来となった竹橋を渡っていきます。 -
東京国立近代美術館というメジャーな美術館を素通りし、着きました。
文字通り、国の重要な文書を保管する場所という解釈で良いでしょうか?
私は知らなかったが、各地方公共団体にも公文書館というのがあるらしいです。
現在16:45くらいです。 -
何とか時間内に終えました。
最後に「公布原本」と「帝国議会における修正」が並べてあり、修正というのは原文に朱書きしています。
俗に言う「芦田修正」が生で見られます。
これは興味深い。
「保持してはならない」が「保持しない」に変わったり、とかね。
この公文書館は無料で利用できますが、普段は土日が休みなのが難点です。
今日は特別に開館しているみたいです。
今後も面白そうな博物館・資料館の類を開拓していこうと思います。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
霞ヶ関・永田町(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
24