4度目の上海 3日目～4日目＜完＞

2007/01/12 - 2007/01/15

上海も4回目になり、雑技団も豫園も行かなかった。
南京東路でマダムが財布をスラれる悲劇もあり、後味の悪いものになった。

ただし、今回初めて古北地区に行き、新たな発見もあった。

エリア 上海(中国)

1月14日（日）

○金茂大厦

毎回近くまで来るが、入ったことがない。

そう言えば、東方明珠塔も見るだけで、入ったことがない。

≪正大広場≫

以前は、黄陂南路の太平洋百貨や上海火車の名品超市の食料品売場も主戦場としていたが、ここのロータスを知ってからは、ここ１本。
とにかく、品揃えがすごい。

海産物、菓子、乾麺、老酒などを大型カート一杯買い占める。
買い過ぎて少し恥ずかしい。

≪東台路≫

ここも我が家の定番。

≪東台路≫

言い値の3割からスタート。
店側は最初「とんでもない」の顔をするが、「じゃあ、いらない」と帰る素振りをすると、だいたい背後から「OK！OK！」の返事がある。

10元から20元の攻防に時間を費やす。
よく考えたら、150円から300円の話。だけど、これが面白い。

≪東台路≫

今回、桶、籠などを買ったが、例の「じゃあ、いらない」パターンが通じない店があった。
ある意味、この店は良心的な気がして、つい買ってしまった。
（写真の店ではない。）

1月14日（日）　昼

【滴水洞】

ロータスと東台路での大量買付けの成果物を置くため、一度ホテルに帰る。

昼食はホテル近くの滴水洞。

渝信川菜で山椒の辛さに降参したにもかかわらず、またもや辛系。ただし、今度は唐辛子。

【滴水洞：梓元俳骨】

上品に食べるのは難しいスペアリブ。味はいける。

【滴水洞：酸豆角炒肉沫】

インゲン豆の炒め物。これは不思議に美味しい。特にご飯に乗せて食べたら最高。

【滴水洞：蒸茄子（左）、ご飯（右）】

【滴水洞：バナナの飴煮】

意外に美味しい。

以前、燕雲楼でリンゴの飴煮を食べて美味しかったので似たようなものだと判断してオーダしたが、リンゴよりここのバナナの方が更に美味しかった。

中国人の知恵は凄い。

○東平路

春から秋にかけてなら、この辺りを散歩するのもいいかも。
冬はもうひとつ。

≪FANGHUA≫

古北地区に移動

土産物屋風でなく普通の店構えの真珠屋に立ち寄ったところ、1桁違うのではと思うほど安く、またもや大人買いモードに。
店主が孫正義に似ていた。

○崎真珠に卸しているらしく、○崎では○○円で売っているとのセールストークだが、決して強引ではない。

女子は行く価値あり。

1月14日（日）　夜

【小南国・紅梅路店】

小南国は、瑞金濱館店に2度行ってたいへん満足していた。

上海に来たら小南国は外せない。
今回、古北地区に行く予定をたてた段階で、紅梅路店に決めていた。

【小南国・紅梅路店：清炒蝦仁】

我が家の定番、エビの塩炒め

【小南国・紅梅路店：南国風特色蹄膀】

これも我が家の定番、豚肉のでっかいやつ。
これはボリュームがある。美味い。

【小南国・紅梅路店：辣子鶏】

【小南国・紅梅路店：糯米甲魚】

スッポンご飯、これは美味しかった。

【小南国・紅梅路店：炒飯】

オーダー時に、お姉さんが身振り手振りでスッポンご飯を注文しているので、炒飯は無駄と親切に忠告してくれたが、ここの炒飯は絶品なので強引にオーダーした（結果はほとんど食べれず、テイクアウトしてもらった。）。

【小南国・紅梅路店】

瑞金濱館店に比べ店員の質は各段にいい。担当のお姉さんだけでなく、目についた全員が。

瑞金濱館店も悪い方でないが、紅梅路店は、中国と思えないぐらい教育されていた。
笑顔が自然で好感が持てた。

1月15日（月）　昼

【蘇浙匯：鶏粥】

上海最後の食事。
ホテルの隣だが、近場で間に合わせたのでなくネットで評判だったから。

念のためホテルから予約してもらった。

【蘇浙匯：清炒白菜】

レタスの炒め物：結構いける。

【蘇浙匯：小龍包】

最初中国語のメニューしかなく、困ってオーダーした品。味はマアマア。

途中で違うお姉さんが、日本語メニューを持ってきてくれた。最初から持って来いっちゅうーねん。
最初のおばさんは感じ悪かったが、このお姉さんはよかった。

【蘇浙匯：上海焼そば】

そろそろ腹一杯。いつもの如く注文し過ぎ。

【蘇浙匯：蝦のおこげ】

ケチャップ味だったので、ちょっと残念。
注文の仕方を間違えたのかな。

【蘇浙匯：文思豆腐】

一度食べてみたかったスープ。結構いける。

この旅行記へのコメント （2）

• 井上＠打浦橋＠上海さん 2007/12/02 08:59:57

  はじめまして

  R241さん、はじめまして。
  
  上海、４回目なんですか・・・・
  さすが、東台路での値切り方も、どうにいってます。
  「じゃあ、いらない」と帰るそぶりを見せる手もご存知とは・・・
  あのやり取りは、はまると結構面白いもんですよね。
  
  滴水洞は、私も良く行きます。
  上海の仲間とのオフ会などで、何度か利用しています。
  梓元俳骨、うまいですよね。
  実は、昨晩もオフ会があり、やはり湖南料理でした。
  ただし、もっと安い大衆的な店でした。
  ４.travelの「りっちゃん」さんも参加しました。
  その時にも酸豆角炒肉沫を注文しました。
  
  R241さんが行かれた滴水洞は東平路の店でしょうか。
  私らも、いつも、そこです。
  本店は茂名南路なんですが、そちらの方が本格的で
  更に辣的らしいです。
  
  さて、５回目があるのか・・・・
  

  R241さん からの返信 2007/12/02 13:14:56

  こんにちわ

  井上さんのブログはいつも参考にさせて貰っています。
  
  私が行った滴水洞は茂名南路です。東平路の方がお洒落だそうですね。古意湘味濃とどちらにしようか迷ったあげく、滴水洞本店にしました。酸豆角炒肉沫だけでドンブリ飯が食べれますよね。
  
  上海は美味しいてリーズナブルな店が沢山ありすぎて、いつも選択に困ります。井上さんがよく推薦されている保羅酒楼、瑞福園酒家、聯宜餐室も候補に挙げているのですが・・・。
  
  最近、東南アジアに浮気していますが、上海を忘れた訳ではありません。
  今後も井上さんのブログ情報を参考にさせて頂きます。
  
  なお、平成15年1月の初上海の時、延安高速から見た夜景には腰を抜かさんばかりの感動だったのですが、その後ライトアップのスケールが縮小されたのか、それとも慣れてしまったせいでしょうか？井上さんはどう思われますか。