2006年9月　カンボジア＆ベトナム　ゼミ合宿

2006/09/12 - 2006/09/19

吉原家の冷蔵庫はオモイデバコとしても使われています。
保存されているのは、
小学生の頃に伊豆で拾ってラップした冷凍クマゼミに始まり、
ゼミナール合宿で海外へ行く度に増えていく現地ビールなどです。
冷蔵庫上段に並ぶのは、２年前からスペースを潰しているタイのビール。
そして、下段には今回訪れたベトナムのビール「３３３」です。


この「３３３」とはベトナム語で「バーバーバー」と読みます。
ラッキーセブン「７７７」と同様に幸運を表すそうです。
うんちくはさておき、幸運を祈って一杯失礼したいと思います。

缶のタブを引くと、ホーチミンのまちの騒音が、匂いが、
さらに湿度までもが、白い泡と共に次から次へと甦ってきます。
怒濤のバイクから逃げるように横断した道路。
パクチーは抜いても、ジュースの氷は抜かないフォーの店。
意気揚々と偽物を売る市場の人びと。
涙と盛り上がりを見せた夜の公園。
１０人全員で乗ってしまったタクシー。

ただ、どうしても甦らないのは同じなはずのビールの味。
星の見えないホーチミンの空の下で、
メンバーと共に飲んだあの時の味だけは、今は感じることはできません。

だから、
３５０ｍｌの缶に詰まったＴＢ（テラバイト）の想い出だけは
本日中にお召し上がることなく
ずっと色褪せないように、このまま冷蔵庫で保存したいと思います。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: ベトナム航空

アンコールワットの前で。
最後のゼミ合宿！

ラピュタのモデルにもなったタプロム。

天空の城すぎてカンドー。

カンボジア・シェムリアップの市場。

魚介類が多かったようなー

タプロムの一部。

最後の夜。
inイチャパラ。

目を閉じればあなたが
まぶたの奥に
いることで