ＮＡＳＡもびっくり？！ロケット祭

2007/05/05 - 2007/05/07

こちらタイは、３連休。
そして東北地方：通称イサーン地方の各地では
ロケット（花火）を打ち上げるお祭りで盛り上がる。
これは隣国ラオスの文化であり、元々は雨乞いの儀式である。
ガイドブックなどでは、ヤソトン県のページに
この話題が掲載されていたりもするが、ブリーラム県然り、
スリン県然り、ラオスの系譜を色濃く残すイサーン地方の各地で行われる。
ここでお届けするのは、スリン県ラッタナブリー郡ノンブアバーン町の様子。
鉄道であれば東北線のスィーコーラプム駅で下車して、
ラッタナブリー行きの乗り合いワゴン（ロットゥー）で４０分程の街道沿いの村。
長距離バスであれば、バンコクのモーチットからラッタナブリー行きのバスに乗り、
スィーコーラプム行きのロットゥーで３０分程。

エリア タイ

土曜日初日はロケットはなく、山車が出てモラムと呼ばれる民族舞踊が地区対抗で繰り広げられる。
ちゃんと採点があり優勝した地区には町役場からトロフィーが贈られる。

地区ごとの入場行進の様子。

下が砂利で、足が痛そう(x_x)

モラムってますねぇ。

こちらは祭りの開会式の様子。

前日からの雨で、若干天気が悪かったのが残念。
この日のために、何日も前から各地区の路地で夜、練習をしたのです。

お寺の前で踊りが終わると、あとは町を練り歩く。
この時はフリーダンス。町民も一緒に踊らにゃそんそんと言わんばかりに、体裁気にせず踊ります。
そしてタイといえば・・おかま。当然きれいに化粧して出場。

優勝地区の子供たち。
後ろに映っているお姉さんは参加者ではなく
村役場の職員さん。

馬の山車

そしてスリン県と言えば！そお象さんです。

あやしげな山車まで出てきました。

中日の日曜日は、まず午前中にお寺の敷地内でムエタイ。
本当は初日の夜に開催なのだが、雨のため途中で中止。
なんせリングには屋根が無いので、選手も滑って仕方ない。
後ろの方では、この日出家した人をお祝いしてのカーニバル。

明け方まで降ってた雨もやっと小康状態。
男たちは金を賭けて膝蹴りが入るたんびにオイ！オイ！と歓声を上げる。

ムエタイは夕方まで続くが、そろそろロケットの１号が打ち上がるということで、発射台の設置してある畑の方へ向かうことに。

今日はロケット初日で、小さい方の発射台を使って
小さめのロケットを打ち上げるそうな。

トラックの荷台では火薬をつめる作業。

ロケットが上がると、指をさしてあそこだ！あそこだ！と言いながら、みんな空を見上げる。

雲が広がるも、なんとかこの周辺では青空がのぞいている。

この日の優勝地区は役場のある中心地区ノンブアバーン・・・ではなく（僅差で２位）、飛行時間３７５秒で何とかという地区でした。