2007/05/04 - 2007/05/05
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morino296さん
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270年の伝統を誇る絢爛豪華で優雅な曳山祭を見に行きました。精緻な彫りと塗りが施され、御神像(人形)を乗せた6台の山車(だし)が街中を練り歩きます。 京都祇園の一力茶屋などを模した精巧な「庵屋台(いおりやたい)」がそれぞれの山車を先導し、その中では、笛、三味線の音色にのせて 江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄(いおりうた)」が唄われます。
城端は、絹織物の町として繁栄し、京都との経済交流によって元禄文化の花が開いたそうです。しかし、享保になり経済不況となったため、神を祭り、招福除災、町内繁盛を祈って、神輿が作られ、渡御に曳山がお供するようになったそうです。
また、文政年間(1818〜30)には、城端絹が江戸にも移出されはじめ、文政文化の影響を受けて、庵唄や庵屋台が整備され、今のような優雅な曳山祭となったそうです。(城端曳山祭のリーフレットから引用)
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JR城端駅
JR城端線は高岡から城端までの13駅、約50分のローカル線です。途中、チューリップで有名な砺波(フラワーランドとなみ)を通ります。
この城端の駅舎は、城端線が開通した明治30年に建てられたもので、外壁は板張りのペンキ塗りです。 -
西上町の竹田山の御神像「恵比須」
寛政7年(1795)の作とのこと。
5月4日の宵祭に、御神像を飾って一般に公開する家のことを「山宿」といい、山宿に御神像を飾ることを「飾り山」と言います。 -
西下町の諫鼓山(かんこやま)の御神像「堯王(ぎょうおう)」
享保元年(1716)の作で最も古いものだそうです。
その年の山宿にあたった家は、家の内部の改装や畳の入れ替え、調度品の買込みを行います。 宵祭当日には御神像に御神酒や赤飯を供え、豪華な屏風を立て、綺麗な生花を飾ります。香りの豊かな朴の花、色鮮やかな牡丹や藤など、季節の花を展示します。 -
東下町の東耀山(とうようやま)の御神像「大黒天」
安永3年(1774)の作とのこと。
4日、日が暮れてからライトアップされる山宿を順に見て回るのが町の風習となっています。 この晩、山宿の主人は、新しい寝巻きに着替え、いざというときには御神像を担げるよう御神像に縄が結ばれていることを確認し同じ部屋で床につくそうです。 -
東上町の鶴舞山の御神像「寿老」
安永2年(1773)に作られ、昭和28年(1953)に修復されたそうです。 -
大工町の千枚分銅山の御神像「関羽・周倉」
寛政8年の作とのこと。
花が咲く朴の木を見つけるの大変なようで、あちこちの山を探すそうです。 -
出丸町の唐子山の御神像「布袋」
原作は宝暦12年、弘化3年(1846)に修復。 -
曳山会館前にて獅子舞が披露されます。
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浦安の舞
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城端小学校4年生による歌
お祭りの賛歌を歌います。ご家族の皆さんが大喜び! -
庵唄(いおりうた)の合同披露
6ヶ町の庵唄が順に披露されます。
宵祭には、山車は曳かれません。これで、高岡の宿まで帰りました。 -
5日、本祭。
(高岡7:50発−城端8:42着の電車で移動)
早朝、御神像を曳山の上へ移し、曳山・庵屋台の準備がされます。
8:30頃、各町の傘鉾・剣鉾・獅子舞が御旅所(伝統芸能会館じょうはな座内)に集まり、春日宮・八幡宮・神明宮の三基の神輿と子供神輿を先導するかたちで渡御行列が出発します。(これには間に合いませんでした)
10:00からの曳山・庵屋台巡行に向け、出発です。(出丸町の唐子山の出発) -
出丸町の庵屋台
平屋建て、二棟構えの数奇屋造り。この屋台の中に、庵唄を受け持つ若連中が入ります。 -
出丸町の唐子山の側面
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出丸町の唐子山の車輪
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出丸町の唐子山の背面
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西下町の諫鼓山
出発前の記念撮影です。 -
西下町の諫鼓山の車輪
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西下町の諫鼓山
いよいよ出発です。 -
西下町の庵屋台
明治22年(1889)に新調された、数奇屋造り二階建て、母屋・離れも料亭を模した庵。 -
西下町の諫鼓山の背面
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西上町の竹田山
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西上町の竹田山の車輪
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西上町の竹田山の背面
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西上町の庵屋台
京都一力茶屋を模したものと伝えられます。
大正4年(1915)に新調され、昭和31年(1956)に改修されたもの。 -
獅子舞がお店を回ります。
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大工町の千枚分銅山
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大工町の千枚分銅山
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大工町の千枚分銅山(背面)
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西上町の竹田山
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西上町の竹田山
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西下町の諫鼓山
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城端別院善徳寺前に6台の曳山・庵屋台が揃い、10:00巡行が始まりです。
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東上町の鶴舞山
1時間ほど町内を曳きまわした後、別院善徳寺前で記念撮影です。 -
大工町の千枚分銅山の皆さん
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西上町の竹田山の皆さん
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東下町の東耀山の皆さん
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出丸町の唐子山の皆さん
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西下町の諫鼓山の皆さん
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渡御行列は御神楽料献納の家々を回ります。
お酒や鯛をお供えしてお祓いを受けます。 -
剣鉾と傘鉾を先頭に神輿の渡御行列が進みます。
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曳山・庵屋台は、庵唄を奏でながら氏子町内をまわります。
庵唄所望をする家々に止まり、庵唄を披露して行きます。なんとも、ゆっくり時が流れる風情のある光景です。 -
12:30過ぎ、6台の曳山・庵屋台が勢揃い、昼休みに入ります。
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城端神明宮
このお祭りは、神明宮の例祭として行われるものです。神様は神輿で出掛けていますので留守ですがお参りしました。 -
獅子舞の獅子頭も昼休みです。
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午後1:30頃から、曳きまわしが再開され、2時頃に曳山会館前で順に庵唄の披露が行われます。
東上町の鶴舞山
寿老の脇人形として綾織人形が飾られており、カラクリで手と顔を動かします。
庵唄は、鶴の声
「軒のあめ 立ち寄る影は 浪花津や 芦ふく宿の しめやかに 語り明かせし可愛とは うそかまことか その言の葉に 鶴の一声 幾千代までも 末は互ひの ともしらが」 -
大工町の千枚分銅山
庵唄:草の葉に
草の葉に 宿りし月も小夜風に
憎やこぼれてはらはらと 露かしずくか
しずくが露か 濡れて色増す野辺の花 -
西上町の竹田山
庵唄:我がもの
我がものと思えばかろき 傘の雪 恋の重荷を肩にかけ
いもがり行けば 冬の夜の 川風寒く 千鳥なく
待つ身につらき 置きごたつ じつにやるせがないわいな -
東下町の東耀山
大黒天の両脇には、ラッパを吹く人形と逆立ちかるわざ人形がいます。いずれも、明和2年(1765)の作と言われます。
庵唄:花筏(はないかだ)
憎らしい憎い仕打ちが 虫が好く 意見せらるる程
増す思い 花を愛して 嵐を憎む 気ずいで通す
私でも 苦労する気になるわいな -
出丸町の唐子山
庵唄:橘
たちばなに ふれし匂を 忍ばせて 月の小櫛のあだ姿
今宵逢ふ人 みな美しく 誰にかつげん玉章(たまずさ)を
かくすたもとの つつましや
(江戸端唄を土台にした替唄) -
西下町の諫鼓山
庵唄:書き送る
書き送る 文もしどなき 仮名書きの 抱いて寝よとの 沖越えて
岩にせかれて 散る波の 雪かみぞれか みぞれが雪か
とけて浪路のふたつ文字 夫を恋しいと 慕うてきらすえ -
池川に架かる郭龍橋
この後、夕方からは、曳山・庵屋台に提灯をつけ、
提灯山となった曳山・庵屋台が、庵唄を奏でながら町を練り歩き、22:30頃にそれぞれの町内へ帰って行きます。
残念ながら、帰りの時間となったので、提灯山は見れませんでした。
大変見事な山車を楽しんだ充実の3日間でした。
いつまでも伝え続けていただくように願いながら、帰路に着きました。
帰路は、
JR城端16:34発−高岡17:20着(570円)
バス高岡17:45発−富山空港18:25着(1100円)
ANA富山空港19:10発−羽田20:15着
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この旅行記へのコメント (5)
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- 犬のおまわりさんさん 2008/03/13 22:08:26
- morino296さん、こんばんは・・・
- morino296さんの旅行記たどっていったら、
城端・曳山が・・・
城端は・・・主人の実家
そして、morino296さんの旅行記に度々、登場する
横浜山手が、私の実家・・・
こんな不思議な事があるとは?
しかもこの写真の中に、見慣れた人物も登場しているし・・・
あーびっくりです。(言えませんが、)
城端から高山への2両電車、時間かかりますよね。
(じょうはなと、読める人は、少ない・・私は最初
じょうたん?しろたん?と思ったほどですから・・・)
また、ゆっくりおじゃまさせてくださいね。
では〜
wanwan(^。^)y-.。o○
- morino296さん からの返信 2008/03/13 23:46:58
- RE: morino296さん、こんばんは・・・
- 犬のおまわりさん
こんばんは。
書き込みいただき有難うございます。
ご主人は城端出身ですか。
富山の中でも、城端をご存知の方はそれほど多くないと思いますが。
私も、父親の転勤の関係で、中学時代を富山市内で過ごしたのですが、
城端は、昨年始めて訪れたのですよ。
なかなか素晴らしい曳山祭りで、友人が今年行きたがっていましす。
犬のおまわりさんは、山手にご実家があるとは、羨ましいですね。
一番横浜らしい街ではないでしょうか?
私も横浜市内に住んではいますが、ちょっと外れの方なんです。
写真に写っている方とは、どなたでしょうか?
なんだか、不思議なご縁ですね。
宜しくお願いします。
morino296
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- ralphinさん 2007/05/11 21:52:06
- 城端の曳山祭り!
- こんばんは〜。
いやぁ〜本当に豪華な曳山祭りですね!
各地、個々の特徴を出していて、何と言っても歴史がある。
で、今回のは車輪がまた凝っていますね。豪華!
城端では宵祭も見る事が出来たんですね。
この写真はお祭りの雰囲気が出ていて、とっても良かったです。
これだけ色んなお祭りに行っていると自分も参加してみたくならないですか?
もしかして地元では担いでいらっしゃる?
今日、神田に行ったら、お祭りの準備をしていました。
江戸前なので小さな担ぎ神輿でしたが、だいぶ賑わっていましたよ。
ralphin
- morino296さん からの返信 2007/05/11 23:47:08
- RE: 城端の曳山祭り!
- ralphinさん
今晩は。城端曳山祭ご覧頂き有難うございます。
越中八尾、城端とも素晴らしい曳山でしたよ。
私は、お神輿よりも、山車(曳山)が好きです。
明日から神田祭りが始まりますね。
神田明神の神輿の宮入は、迫力があってなかなか良いですよ。
一昨年に見に行きましたよ。
http://www.geocities.jp/hiroshitsukahara/0505kanda.html
明日は、会社のコンペで、筑波まで出掛けるので、神田祭はパスですが。
日曜日は、天気が良くなさそうですが、近場で横浜山手西洋館の
イギリス館前のローズガーデンにでも出掛けようかと考えています。
morino296
- ralphinさん からの返信 2007/05/12 00:03:26
- RE: RE: 城端の曳山祭り!
- そうですか〜、断然山車なんですね。
私はまだ山車を見ていないので、
お神輿も山車も「お祭り」と言うひとつのくくりなのかも知れません。
お恥ずかしい話、高山へ行っていなければ、山車の存在すら知りませんでした。
ひとつ感じたのが
お神輿=担いで、ワイワイ賑やかにやるもの
山車=舞やお囃子などがあり、芸術性が高い
この解釈で合ってますか?
明日のコンペ頑張って下さいね!
そして、西洋館のバラを楽しみにしています。晴れると良いですね。
私は何も予定がないので、おとなしくしている予定です。
ralphin
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