ランカウイ島の想い出

2007/04/13 - 2007/04/17

　ランカウイ島は、マレーシアのリゾートの一つです。ペナンやキャメロンハイランドを訪れた日本人も、あそこに行ってみたい、と思わせる理由の一つは、酒が安いこと。
　マレーシアは酒類には高い関税がかかっていますが、ここだけはそれが安いのです。
　それと、マングローブツアーができること。マングローブは最近、環境を守る植物、ということで関心が高まっていますが、海水中でも生育可能な珍しい植物です。
　他の木は、塩分が多い水の中では、浸透圧の関係で根から水分を吸収することができません。しかし、マングローブは根の部分に塩分と水分を分離できる特殊な細胞があって、それにより陸と海との接岸部の中でも生育できます。

エリア ランカウイ島(マレーシア)

マングローブは食用になりますか？
ダメです。ツアーガイドのお兄さんが教えてくれました。葉っぱの茎から出る白い樹液一滴で人間を失明させられる、ということを。
　樹液を舐めるとものすごい下痢をして、たくさん舐めると死ぬ、と話してくれました。誇張があるかも知れませんが....

ツアーの途中に魚の養殖場があります。ここのおじさんは大したものです。エイの頭を撫でて可愛がります。エイもうれしそうにナデナデしてもらい、おじさんの手から食べ物をもらいます。　
　日本人の観光客には、この魚は日本人の名前がついているんだ、と説明し、山田さん、ごちそうだよ、といいながら手渡しでえさを与えます。　
　

　これはカブトガニ。おじさんはカブトガニの甲羅をきれいに掃除してやります。日本人が、カブトはかぶるものだよ、と教えたのでしょう。
　

おじさんが、カブトガニをカブトの代わりにしているところ。カブトガニは迷惑そうです。
　

ツアーガイドのお兄ちゃんはナイスボーイでした。客は我々夫婦だけ。約2時間のツアーでした。

ランカウイ島にはオリエンタル・ビレッジという名の観光地があります。ここから山に向かってケーブルカーが伸びていますが、これはお勧め！
　上には絶景が待っています。

後ろに見える鉄塔は曲がっているように見えるのではありません。実際曲がっているのです。くの字型の橋を支えています。下は数百メートルの谷。