2007/04/18 - 2007/04/20
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shayajiaさん
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河南省開封市を回る一日。
?でも述べたようにこの日は農暦3月3日、中国の伝説上の
王、黄帝の生誕の日として、この中華民族の祖を参拝する日。
それを知らずに、この時はただ人の多さとその熱心な参拝
振りに驚くばかり。中国の精神文化は深かった。
この日の観光ルート
大相国寺→山陝甘会館→龍亭公園→清明上河園
→鉄塔→繁塔→開封博物館→包公祠→延慶観
開封に関する注意事項
現地の人の言葉は方言がきつくて、全く聞き取れません
でした。3年の中国滞在で培った中国語能力が頭から
否定された気分でした(^_^;) 値段だけとにかく聞き
取って、後は悪あがきしないのが一番だと思います…。
紫外線がことのほか強いようです。現地の人の肌の色を
見ていただければすぐわかります。私は中国製の弱めの
日焼け止めを塗っていましたが、4月半ばにも関わらず、
しかも普段やけにくい私でも鼻の頭がうっすら茶色(!)に
なっていました。特に女性の方、日焼け止め(強めのもの)
を忘れずに!
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
山陝甘会館から徒歩で宋都御街へ。
宋都御街はいかにも「宋の雰囲気出しましょう」
と作り上げられた感が見え隠れし、期待したほど
ではなかった。個人的には鼓楼街夜市のほうが
古い街並みの気分を味わえて好きだった。 -
その先にある龍亭公園へ。(35元)
ここは昔、歴代の宮廷王朝のあった場所で
特に宋の時代は「世界で最も繁栄した都市」と
評されるほどに。しかし、金の占領を受けて
宮殿はほとんどが焼失され、さらにその後の
戦争や黄河の氾濫で龍亭のみ残り、しかも現在の
龍亭は清の時代に造られたものだそうだ。
ここの入り口前では、農村から出てきたような
たくさんのお年寄りが広場に座り込み、異様な
風景で、参拝日と知らない私は不安のまま、その人
たちで込み合う入り口を何とか抜けて中に入った。 -
湖の畔を少し歩いて龍亭に到着。
長い階段と上り切った先にある龍亭。しかし
誰も上っていない…!ガイド本の写真では
みんな上っているのに。みんな階段の下で
立っている。 -
龍亭の違う入り口ではお香を持った人たちが
「上に登らせろ」と警備員と言い争っている。
人の多さと異様な空気に、とりあえず場を
離れ、公園内を回ってみることに。 -
すると、その先の碑亭がさらなる参拝ポイント
だったようで、人がすごい!!
さらにみんながお香を焚くので、煙で遠くに
いったい何があるのか見えなかった。 -
とにかくみんな熱心に参拝する。
お香を何本もまとめて持ち、何度もお辞儀を
している。 -
建物の下を通る時は、お香で建物の入り口に
触れるらしい。幻想的で、別世界にいる気分
だった。 -
参拝の終わった人はここで休むのが慣わし
のようだ。すごい人の数。360度この景色!
参拝者を見ると、家を離れてこんなところまで
来るのも容易ではない、杖をついた老人がたくさん
いた。その体を押してまでここに来ようとする…。
中国の人の精神文化の奥深さを目の当たりにした。 -
人込みを抜けて龍亭前まで戻ると、なんと多くの
人が上に登っていた。せっかくだから登ってみよう
と思ったら、また警備員が人数をある程度で締め
切って登らせてくれなかった。
聞くと龍亭の階段は長くて急で、事故が起こると
いけないので一定時間内に登る人の数を決めて
いるそうだ。次に登れる時間を待つといつになる
かわからず、また若干人込みに酔ったので
龍亭見学はあきらめて次に歩みを進めることに。 -
次は龍亭公園の側にある清明上河園へ。
ここは画家張択端が描いた「清明上河図」を再現
したテーマパーク。(80元) -
ここは、「ううーん…」っていうのが感想。
完全にテーマパークで、偽物嫌いの私は
消化不良ぎみ。パフォーマンスは本物の役者
張りの人たちが演じていたので見甲斐はあるが、
役者が演技開始までダラダラしていたり、終了後
すぐに反省会を始めるのはやっぱり中国。
しかもまだオフシーズンだからか、他のパフォー
マンスはやっていなかった。80元!
ひねた見方だが、こういうテーマパークを造って
開封は観光都市としてうまくやってるなあと
思ってしまった。 -
続いて三輪車をチャーターして鉄塔へ。
ここで乗った三輪車の運転手が何度も何かを
説明してくれているのだが、何を言っているか
分からない!どうやら彼に入場券代を渡して
鉄塔窓口で入場券を買わせると、鉄塔窓口は
運転手に1元をあげるらしい。運転手は敷地内
に入り鉄塔の近くまで着けてくれる。
(入場券20元) -
正式名は「開宝寺塔」、レンガ製だが遠目には
鉄製に見えることから「鉄塔」。1049年に建てら
れた八角十三層の塔。明代末の黄河の氾濫で土台が
4mも埋まったらしい!(今は高さ55m)
それでも900年以上、倒れることなく残っている。
雄雄しい姿だった。 -
鉄塔の周りに埋め込まれた菩薩などのレリーフは
新旧があるように見え、「やっぱり中国は容易に
修理しちゃうんだなあ」と思っていた。ところが
後で行った開封博物館でとある写真に驚く。
「1938年日本軍に破壊された鉄塔」
かつて日本は開封を占領し、その際に鉄塔を醜く
破壊していた。悲しい事実…。何だか責任を感じて
しまった。 -
チャーター車乗り場に戻ったが、車の側に運転手が
見当たらず、「言葉も聞き取れないからいいか」と
入り口まで歩く(つまり運転手を敷地内に置き去
りにした)。すいません。
鉄塔からタクシーで一気に街を南下して繁塔へ!
タクシーの運転手は存在は知っているが入り口を
知らないという。確かにこの入り口は分かりづらい。
(入場料10元) -
繁塔は開封の建築物の中で最古のもの(977年)。
やっぱり黄河の氾濫で土台が埋まったそうで、3層
になった。
この繁塔という名前は「fanta」ではなく「pota」と
呼ばれるが、昔この高台に「繁」という名前の人が
住んでいたことがこの塔の名前の由来だそうで、
この「繁」という字は人名の場合、「po」と読む
ようですねー。 -
繁塔は、北宋政府が建設した鉄塔と異なり、民間の
募金で造られたため、塔内部に募金者の名前や期日
を彫ってあるそうだ。 -
はめ込まれた石碑。やっぱり古そうなものの方が
私は趣があった好き。
ちなみに鉄塔と繁塔の中には階段があるが、
どちらも暗い所が苦手な私にはそのレポートは
無理なお話で…。 -
またタクシーに乗り、街の南西部に向かう。
その途中、城壁が見えた。街のところどころに
城壁が残っている様子。 -
開封博物館へ。入り口の外では陶器市場が開かれて
いる。
開封博物館では開封の歴史を説明するのはもちろん
「開封革命歴史展覧」や「民間芸術展」の展示が
あった。鉄塔の破壊については述べたが、その他に
戦後直後、日本軍に殺害された開封市の婦女30人
を祀る石碑についての説明も見て、いろいろと
考えさせられる。
(10元) -
続いて包公祠へ。
1000年程前の北宋時代にその清廉さで知られた
裁判官、包拯を祀った所。タイル画に当時の様子が
描かれていてわかりやすかった。
こういう風にまっすぐに生きていきたいなぁ。
(20元) -
これが包拯像。
-
ここではやっぱり中国の精神文化から目が
離せなくなってしまった。
参拝をする人たち、全身全霊をかけてお参りを
するのだ。参拝後には大汗なのか涙なのか
とにかく顔がびしょびしょになるくらいまで
参拝を繰り替えす。この廟の主は当時も、そして
今に至るまで庶民にとって心の支えなのかなぁと
思わずにいられない。 -
彼女たちのあまりの必死さに、周りの中国の団体
観光客も声を出さずに、彼女たちの参拝を見守る。 -
このほか最近できたらしい、北宋時代の政府機関
を再現した開封府についていろいろな所で看板を
見かけたが、一日歩き回った疲れもあり、今回は
行かなかった。
のんびり散歩したり休みながら湖沿いを進む。
※後日知ったが、私が行かなかった禹王台公園では
この時期、年に一度の催しをしていたようだ…。
ショック。 -
帰り道の途中にあった延慶観にも寄って見ることに。
ガイド本が紹介していないことも逆に気になった
ので。(15元)
ここは道教寺院。この日は道教にとっても特別な
日だったようで、狭い敷地内だが人は多め。
お寺の中に入ると、暗い中に人がいっぱいいて
ちょっとびっくり。お参りではなく、普通に
座っていただけのようだ。 -
ただここから見た空が本当にきれいだった!
ということで開封の街巡りは終了。このあと
チェーン店的なお店で食事を取り、ホテル近くの
屋台で甘いお菓子を買って、ホテルに戻る。
翌日朝は長距離バスで鄭州へ移動。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- shengさん 2007/05/11 16:04:08
- 見学に来ました。
- 見学に来ました。
なかなかいいなあと思っています。
http://blog.sina.com.cn/u/1212374865
- shayajiaさん からの返信 2007/05/12 16:26:07
- RE: 見学に来ました。
- ありがとうございます!自分の旅行の記念として、調べたり
思ったことをメモ感覚でここに残しています。もし気になる
点があったら、ご指摘ください。
この2ヶ月旅行ばかりして過ごしてきましたが、あと2週間
足らずで滞在先の北京から日本に本帰国することになり、
今は部屋の片付けに追われています。
3年3ヶ月過ごした中国での時間は一生の宝です。
今後は日本でプチ旅行をして、その旅行記を報告できればと
思っています。
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