2004/12/06 - 2004/12/08
368位(同エリア614件中)
ぼすとんばっぐさん
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ナシ族の古い家がひしめき合い、標高2,400mのところに迷路のような街をつくっている世界遺産『麗江古城』。哀愁漂う古い町並みを想像して向かったけれど、到着した古城街は明るいノリの繁華街だった。町並みも面白いけれど、一番印象に残ったのは、ナシ族の神様が住んでいると言われる神聖な山、『玉龍雪山』。標高5,596の山の頂には木や花は一切咲かず、その研ぎ澄まされた山肌にシビレた...!
《アクセス》
12/6(月)
大理バスターミナル16:00発→麗江バスターミナル19:45頃着。
※デラックスバスで45元
麗江バスターミナル→麗江古城(タクシー移動で3元)
12/8(水)
麗江古城→麗江空港(タクシー移動で100元)
麗江空港19:30発→昆明空港20:10着(CA4434便で400元+TAX50元)
※チケットは昆明のホテル、茶花賓館内の旅行会社で購入。出発時間帯によって料金は異なる。
12/9(木)
昆明空港8:00発→(上海経由)→関空15:00着
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
麗江に着いたのは日もどっぷり暮れた夜7時半過ぎ。
高速バスを降りるなり、沢山のホテルの客引に出迎えられた。皆、自分のホテルの写真を持って必死に売込を頑張っている。でも、泊まりたいホテルがあるのでごめんなさい〜と、タクシーで麗江古城街へ。
街はライトアップされ、古城街入口では「世界遺産 麗江」の石の看板が光っていた。(写真左。1997年世界遺産登録)
中へ入ってみると、もう、お祭り騒ぎ!大阪の道頓堀に来たかのような賑やかさで、人、人、人!中国人からも大人気のSPOTのようで、こんな時間なのに次から次へと人がやってくる。ネオンのような提灯電灯で街は明るく照らされ、あちこちにあるオープンレストランでは、若者たちが大宴会。
あれ〜!?麗江ってこんな街なの??古い家が立ち並ぶ情緒はどこへ〜?1人で歩いていると、何だか場違いなところに来た気になってしまった。ほんと、テーマパークに1人で来たような。 -
泊まりたかったホテルは古城街入口すぐのところにある、「古城客桟」(3つ☆)。
オーストリア皇太子なども利用したことがあるらしく、ホテル入口には写真が飾られていた。決して高級ホテルというわけではないが、入口近くにあるので利用しやすいということもあるのかな。 -
麗江はナシ族の街。このホテルもナシ族の建築様式で建てられ、情緒はたっぷり!ホテル内も結構広く、色々な部屋タイプがあるみたい。
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チェックインした部屋はベッドルームとリビングルームの2部屋に分かれていた。この部屋は全く問題無し!
最初ベッドが3台あるトリプルを案内されたけれど(1人なのに)内装がかなり古かったので、狭くて良いから変えて欲しいと希望を出すと変更してくれた。言ってみるもんです。
ダブルルーム:バス・トイレ付で1泊280元(食事なし)
シャンプーや石鹸、ドライヤー有。
当日の飛び込み予約。空いていて良かった〜! -
ダブルベッドルーム。
この後、古城街を軽く散策しに行ったつもりが、何と約2時間道に迷い続け、ヘロヘロになりようやくホテルに到着。え〜ん、帰ってこれたよ〜!どういうルートで辿り着いたかは全くわからないけれど、散策の続きは明日、とりあえずおやすみ〜。 -
この地域も明るくなるのはこの時期、朝8時頃から。
部屋の窓からは古城街の朝が見える。
よし、散策しに行ってみよう!
あ、その前に昨日忘れた古城街MAPを持って行かなければ。
(このホテルの部屋には無料MAPがあったけれど、部屋に無い場合は古城街にある観光案内所などで絶対に事前にMAPを入手した方がイイです!!特に方向音痴の自覚症状のある方!) -
昨晩ライトアップされていた古城街入口(世界遺産の看板は写真左にある)。入口なだけに記念撮影SPOTになっていた。
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入口から進むと広場があり、この奥が古城街のメインストリートになる。民族衣装を着た人もチラホラ。でも地元の人というより、古城街のスタッフという印象。
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麗江はその昔‘木府氏’が統治していた街で、彼は街に城壁を造らなかった。その為、敵に簡単に攻め入れられないようにしようと、家をわざと複雑に密集させ、城壁の代わりに迷路のような道を造り街を守ったらしい。
この道の複雑さは昨晩の私の行動で身を持って体験済。そんなとてつもなく大きい街でもないのに、地図を持っていなかったとはいえ、2時間も迷わされるなんて!ちょっとその辺を見学をして直ぐに戻るつもりが、どこを歩いているんだかさっぱりわからなくなり...。
ちなみに何で城壁を造らなかったのかと言うと、木府氏の‘木’に城壁の囲いである‘口’を組み合わせると、‘困’(こまる)という漢字になるから避けたのだそう。これは言い伝えらしい。
どこをどっちへ向いて歩いているか分からなくなったら、写真奥にぼんやりと見えるテレビ塔を見つけてみよう! -
古城街は水路が発達していて、到る所に張り巡らされていた。
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『開門口』。この門も地図上の重要な目印となる。向かって左には木府氏の豪邸がある(入場料35元。)。門より先の道は、古城街を一望出来る『万古楼』へと続く。
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路上からレストランやカフェへ移動するのに、木の橋を渡って行ったりもする。
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ナシ族の古い民家は、中心部はほぼ100%、何かの店として営業。ホテル、レストラン、カフェ、土産物屋、カメラ屋、お茶屋...etc。大理のような落ち着きは無く、賑やかに友人たちと楽しむにはもってこい!という雰囲気になっている。何人かで来ると町並みには味があるし、活気もあるし、ワイワイとテーマパーク感覚で楽しめるところだとは思う。
こんな繁華街のような雰囲気ではなく、情緒を求めに来たんや!という人は、この迷路のような街の中で、自分のお気に入り路地を探すことにトライして見ると楽しそう。他の方の旅行記で拝見すると、素敵な景色を切り取っている方は沢山いらっしゃいます。
(私はこの他にも写真を撮ったのだけれど、間違えてカメラを開けてしまいフィルムがパァーになってしまった。トホホ。) -
古城街は階段も結構ある。この階段も万古楼へと続く。
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中心街から外れると、お土産物屋街は無くなり、ナシ族が実際に住んでいる住宅街になるみたい。この辺りはとても静か。路地の奥で、お婆さんと娘さんがお喋りをしていたので勝手に1枚。民族衣装を着ているお婆さんはスタッフではないよね?
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かなり高台にある居住区。落ち着くなぁ。
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階段を上り、高台にある獅子山公園に到着。
家の屋根瓦がビッシリ密集している!!
この景色を見たくて、麗江行きを決めたようなもの。
しかし、これだけ細い道が複雑に入り込んでいれば、2時間位迷ってもしょ〜がないな...と自分の方向音痴を無理矢理否定して納得。
獅子山公園より高台にある万古楼からの景色も良いとガイドブックに書いてあったので、更に上を目指して見ることに。 -
階段をひたすら上がり、万古楼の正面入口に到着。
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入口上には‘トンパ文字’の表札が。左から読んで‘万古楼’と書いているのかな?ナシ族は一族独自の象形文字を作り、文化を発展させていた。
古城街のお土産物屋でも‘トンパ文字’を使ったナシ族お手製商品が各店で売られている。私も記念に1つ購入。愛嬌のある文字だと思いませんか? -
万古楼がどういう云われのある建物かわからないので、中国語が堪能な方は、この碑文を訳してみて下さい。
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万古楼の裏側。
それでは最上階に上り町並みを見学して見よう。 -
万古楼の中は派手に彩色されていて、お土産物も販売されていた。赤い階段を上り4階へ。
※万古楼を上るには入場料が必要。(確か15元だったような) -
最上階に到着。ガラス越しになるけれど、先ほどより広範囲に屋根瓦がビッシリと見える!これは圧巻〜!!
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写真右側が旧市街、左側は新市街。中央を挟んでパカッと分かれている。
※左に見えるテレビ塔は何度も言うけれど、街歩きの重要ポイント!散策中、上を見上げれば必ず見えるので、これで方角を見極めて! -
左側にある現代的な新市街。
これを見ると、古城街は大切な遺産として長い間守られながら保存されてきたのかな〜と思った。 -
翌朝、古城街付近に停車していたミニバス(懲りない私)に乗り、玉龍雪山が間近に見れる『雲杉坪』へ向かう。天気が良ければ古城街からも玉龍雪山が見えるらしいが、昨日はあいにく快晴ではなかったので、これからのご対面。
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快晴で良かった!
眺めの良い山景色が続く。 -
突然、何故かトーテンポールが?ここは何なんだろう。
ひたすら山道かと思っていたら、途中大学もあったりして、まだまだ人の生活圏内は続く。
雲杉坪へ入るのに、観光客のみ玉龍雪山の入山料を支払わなければならず、この金額が80元、往復のバス代金と合わせて合計120元を乗車した際に運転手に支払った。
相場が全くわからず、もしかしたらボラレているかも...?と思っていたら、突然運転手が「君、席から移動してそこへ座れ(と、バスの扉付近を指す)」。私「???」。「いいから、早く移れ」と切羽詰って言うので、何事かと思い言うとおりにバス扉のタラップに腰をかけると今度はゼスチャーで「頭を低くしろ」。「????」素直に従いながら様子を見ると何てことはない。運転手のおじさん、私の分の入山料を支払わず料金所を突破!(このバスで観光客は私だけ)えー!じゃあ私に80元返してよっ、とは言い出せず、結局ボラレたことは確実となった。しかし客に大胆にも共犯させるなんて、何てことなのっ!!(私も素直すぎ!)その神経の図太さには参った...! -
ようやく目的地近辺に到着。ここから雲杉坪を目指す。運転手のおじさんが私の時計を指し、「13時半にここで集合。それまでに戻ってくるように」とゼスチャーで地面を差した。「ラジャー」と2人で堅く約束。
よし、リフト乗り場を探そう。近辺に見当たらなかったので、運転手さんにガイドブックのリフト写真を見せながら「リフト乗り場はどこですか」と聞くと、こっちへ来いというジェスチャーをするので付いて行き、言われるがままにチケットを買い、言われるがままに乗り場へ向かうと、そこで待っていたのは‘馬’だった...。「いや、私が乗りたいのはリフトだから」と主張すると「そんなもんは無い」というゼスチャーをする(休業中??まさか)。「さっき写真を見せて話ししたやん!」という私の言い分は言葉の壁のせいかトボけられているのか全く伝わらず、笑顔で馬に乗せられ、私も周りに見当たらないので馬に乗るしかないのかと諦め、こんなところで生まれて初めての乗馬体験をすることに...。「いってらっしゃ〜い!」と運転手や周囲のスタッフに笑顔で見送られ、雲杉坪に向けて出発。きっと私、ナメられてるな...。ちなみに乗馬代金は70元。 -
周りの景色をうっとり満喫....なんて出来る余裕は全く無い。お願いだから許可なく崖っぷちに草を食べにいったりしないで〜!急斜面の山道、足を滑らせず、ちゃんと登って〜!
もちろん馬だけ勝手に歩いているわけではなく、手綱を引くスタッフが1名付いていてくれる。
それでも自分が落ちやしないかハラハラしながら馬の背中ばかりを見ていたら、玉龍雪山がドアップに見える場所に到着。(残念ながら写真ではない)
玉龍雪山は標高5,596mで未だ誰にも登頂されていない未踏の山らしい。山の頂が龍が這うように見えることからこの名前が付いたのだとか。険しい岩と万年雪が目前に迫り、その硬派な美しさに感動。カッコイイ!!
さて、雲杉坪はこの先?と思っていたら、いきなりユーターンを始め、今来た道を戻り始めた。「?どういうこっちゃ??」雲杉坪はこの時期休業中?謎を残して、出発してから約1時間程で元の場所へ到着。 -
しかし、バスはどこにも止まっておらず、待てどもやってこない。私を忘れたのか?新しい仕事が入ったのか?それとも、もともと私の勘違いか??
今晩19:30発の昆明行きのAIRチケットは既に購入済みで、またこの便に乗らなければ明日の朝一番の関空行きの便にも間に合わない...。
おじさん、どうしたー!と周囲の人にバスの所在を確認をするけれど言葉が全く伝わらず、英語が多少喋れるヤンさんという22歳の女の子が相手をしてくれた。「あぁ、バスは今麗江に戻っているみたいよ」。何で〜!!おじさんとの約束と、自分のスケジュールと、次にそのバスは戻ってくるのかを聞いたのだけれど、私の英語が下手すぎたということもあってか全く意思が伝わらない。
すると、イギリス人観光客と出会い、私がイギリス人に英語で説明し、イギリス人がヤンさんに中国語で通訳をするという、複雑なコミュニケーションを取ってようやくお互い言いたいことがわかった。どうやら、おじさんは麗江に戻って客を乗せ、再び15:30頃に戻ってくるのだとか。そういうことになったから私に伝えといてちょ、というノリなんだろうか。
会話が成り立ったのを確認して、イギリス人女性観光客は「BYE!」とバイクに乗って風のように去っていった。格好イイ...。 -
方や、誰が見ても慌てふためいている私は、バスが戻って来ることを聞いても、何だか信じ切れず、数分ごとに「本当に戻ってくる?」「私の言いたいことちゃんと伝わってる?」としつこく何度も確認。そんな私を「大丈夫」と大らかな気持ちでなだめてくれるヤンさん。何て大人なの!?
慌てふためきは更に続き、まだフィルムが終わっていないのに勘違いをしてここでカメラを開けてしまい、貴重な写真がパァ〜。1人旅の恐ろしさは、自分がボケるとボケっぱなし...。
しかし、ここの景色も綺麗だな〜。新しいフィルムを入れてパシャ。上の玉龍雪山もこの場所から撮影。(バスからの車窓は帰りに撮影)
ここは馬乗り場から更に下ったところにある‘白水河’と呼ばれるところ。 -
清涼感溢れる景色。この川をヤクに乗って渡ることが出来る。
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民族衣装を着たスタッフと‘ヤク’待ちの観光客。
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ヤクに乗る人。
生まれて初めて‘ヤク’というものを見たけれど、神秘的な人のお遣いという感じがする。 -
水が本当にキレイで驚き!!
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エメラルドグリーンに山と空が鏡のように映っている。
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ヤンさんはバスが来るまでず〜っと付き合ってくれた。何てイイ人!!話をしていると、日本に住んでいたこともあるらしく、ヨシコさんという日本名もあるのだとか。
「私とあなたは友達」とペンダントを買ってくれ、このフレンドリーさに心底感動。1人旅の良いところは、こういう出会いがあるところなのかな。(同行者がいると今まで現地の人と触れ合う機会があっても一瞬だったような気がする)。
15時半を少し過ぎた頃に、おじさんが「よぉー!」とバスを運転しながら到着。このおじさんにシャッターを押してもらってヤンさんと一緒に記念撮影。
バスはそれからすぐに出発して、麗江へ。ヤンさん、あなたのことは忘れません〜!! -
麗江旧市街に無事到着。
飛行機の出発時間までもうちょっと時間が有りそうなので、付近にある『黒龍潭』を見学することに。
中は結構広く見所も幾つかあり、きちんと見学をしようと思えば少なくとも1時間は要りそう。
※『黒龍潭』入場料20元 古城までは徒歩約15分。 -
黒龍潭(泉の名前)の向こうに見える玉龍雪山。
写真では霞んでいるけれど、実際はもっとハッキリと見える。ここは人気撮影SPOTのようで、数人のカメラマンが三脚を置いて占拠していた。確かに良い眺めだなぁ。
この黒龍潭と呼ばれる泉は、古城街を流れる水の源泉になるのだとか。 -
玉龍雪山をクローズアップ!
いや〜、何回見ても格好いい!
すっかりファンになってしまったわ〜♪ -
庭をぐるりと見学をしていると、狛犬の集会?に遭遇。表情が全て違ってキュート☆
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黒龍潭を駆け足で見学し、古城街に到着。
ここから、タクシーに乗って空港へ。
その前に最後の玉龍雪山の写真、古城街外の街の間からパシャ。
麗江空港から、昆明へ。翌日朝、昆明空港から関西へ。
初めての1人旅。出発までは1人で大丈夫だろうか、楽しめるのだろうかと不安になったけれど、いざ行くと不安になる暇なんか全く、失敗だらけで、取り合えずその場をどうするのかということに必死!(そして現地の人に助けられる)。
友人と一緒だと喋りに熱中して見過ごすかも知れない景色を、1人だと細かく観察して見るようになりますね。自分が旅の最前線に立ち、己の判断で現地の空気を切って進むというのも1人旅の醍醐味なのかも。あ〜だ、こ〜だと言いながら感動を共有出来る友人と一緒に行くのももちろん楽しいけれど、1人旅の楽しさもなかなか侮れない!と帰国してから思うのでした。
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